【中日】阪神に4カードぶり負け越し...3位と2.5差に 0-7から2点差に猛追も及ばず、細川15号3ランは空砲 涌井は佐藤輝に被弾、橋本4失点

■プロ野球 中日 5-7 阪神 (4日 バンテリン) 中日は阪神に敗れ、4カードぶりの負け越し。7点ビハインドから猛追も及ばず、55勝65敗2分で再び2ケタの借金10となった。 試合は約2カ月ぶりの先発・涌井が初回に佐藤輝に先制2ランを浴びるなど、5回3失点で降板。打線は3回に1死満塁の好機も、田中、上林の上位打線が凡退し反撃できず、走者を出しながらもホームが遠い。すると7回に3番手・橋本がいきなり3連打で失点すると阪神打線の勢いを止められず4失点で0-7と突き放される。それでも直後の7回裏に細川の15号3ランなどで4点を奪い、8回には1死満塁から岡林の犠飛で1点を返し2点差に詰め寄ったが、追いつくことができず試合終了。 先発・涌井は今季10度目、4勝3敗、防御率3.12。前回の7月5日・ヤクルト戦(バンテリンドーム)は4回4安打1失点(自責1)で勝ち負けつかず、翌6日に登録抹消。阪神戦は今季3度目、1勝0敗、防御率0.69。今季ファームでは7試合に登板、防御率2.11。 初回、近本、中野を抑え2死から森下に死球を与えると、佐藤輝に低めの変化球をすくわれ右翼ポール際への36号2ランを浴び0-2。 相手先発・ネルソンに対し、スタメン野手は1番センター・岡林、2番セカンド・田中、3番ライト・上林、4番レフト・細川、5番ファースト・ボスラー、6番ショート・山本、7番サード・チェイビス、8番キャッチャー・石伊のオーダーを組んだ。 2点を追う初回、2回は三者凡退に終わる。3回は先頭のチェイビスが死球、石伊が右前に運び一、二塁。1死から岡林は四球で満塁と好機を広げたが、田中が二飛、上林が中飛と打ち上げてしまい追いつくことができず。 涌井は2回、3回は無失点に抑えたが、4回に先頭の森下、続く佐藤輝に連打を浴び、大山の中飛で二塁走者がタッチアップし進塁で1死一、三塁の好機。ここで熊谷が二ゴロを打つと、セカンド・田中はホームへ送球もフィルダースチョイスとなり0-3。後続は断ったが大きな1点を献上する。 直後の4回の攻撃、2番手・湯浅に対し先頭の細川が四球で出塁したが後続が凡退。5回は3番手・岩貞に対し先頭の石伊が中前安打を放ったが、代打・辻本が右飛、岡林が遊直、田中が遊ゴロに倒れる。 涌井は5回を投げ、79球、4安打、1死球、3奪三振、3失点で降板。6回からは2番手・近藤がマウンドへ上がると、3番からの中軸と対し、2人の走者を出すも無失点に抑える。 6回裏は上林、細川が倒れ2死からボスラー、山本が連打で一、三塁。阪神は4番手・ハートウィグに交代し、チェイビスが打席に立つも左飛に倒れる。 すると7回3番手で橋本が登板も、梅野、小野寺、近本の3連打を浴び0-4。なおも1死二、三塁から森下にセンターへの2点適時二塁打、佐藤輝をボスラーの悪送球で出し一、三塁から、代わった梅野が大山にライトへの犠飛を許し0-7と突き放される。橋本は4失点(自責3) それでも直後の7回裏、続投のハートウィグに対し先頭の連続四死球などで1死一、三塁から代打・板山の右前適時打で1点を返す。さらに2死二、三塁から代わった阪神5番手・島本に対し4番・細川が左中間への15号3ランを放ち4-7と再び3点差に詰め寄る。 さらに8回には、阪神6番手・及川に対し、先頭の山本がショートへのボテボテの内野安打、代打・大島が投ゴロで1死から連続四球で満塁。ここで1番・岡林がライトへの犠飛を放ち5-7。なおも一、二塁だったが板山は二ゴロに倒れる。 9回裏は阪神守護神・岩崎に対し、1死から細川が四球、ボスラーが中前安打で一、二塁とするも追いつくことができず試合終了。

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