7連戦の7試合目はACLEラウンド16の1stレグ。 「サウジアラビア行きの切符をかけた重要な戦い」(宮市) [ACLE 上海海港戦プレビュー]
連戦の終着地点
シーズン最初の公式戦から始まった連戦が、ようやくひと段落する。
明日の上海海港戦は7連戦の7試合目。2月12日から中2~3日で試合をこなしてきたマリノスにとって、ひとつの終着地点となる。
その試合は、シーズン最初の分岐点にもなりうる重要なゲームだ。AFCチャンピオンズエリート24/25のラウンド16における1stレグである。
周知のとおり、上海海港とは約2週間前にも対戦した。リーグステージ第8戦で顔を合わせ、その試合は植中朝日と天野純の得点で2-0の勝利を飾っている。ケヴィン・マスカット元監督率いるチームを、アウェイの地でしっかりと叩いて予選首位通過を決めた。
明日の試合は前述したとおり1stレグにあたる。ホーム&アウェイで争うこのラウンド16は、つまり明日の一戦だけでは何も決まらない。前半90分という考え方でいい。
前回対戦時、チームの緊急事態を救うべく右サイドバックとして先発出場して無失点勝利に貢献したのは宮市亮だ。先日の湘南ベルマーレ戦では出番が訪れなかったが、試合会場と試合相手には良いイメージがあるのではないか。
経験豊富な背番号23はこれまでとは別の種類のゲームになると強調した。
「今度はホーム&アウェイでサウジアラビア行きの切符をかけた重要な戦い。相手も違うメンタルで臨んでくると思うし、違った雰囲気の試合になるかもしれない」
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