米労働生産性、第1四半期速報値は0.8%低下 約3年ぶりの低下

米労働省が8日発表した第1・四半期の非農業部門の労働生産性(速報値)統計では、生産性が年率換算で前期比0.8%低下した。写真は3月、フロリダ州マイアミで撮影(2025年 ロイター/Giorgio Viera)

[ワシントン 8日 ロイター] - 米労働省が8日発表した第1・四半期の非農業部門の労働生産性(速報値)統計では、生産性が年率換算で前期比0.8%低下した。2022年第2・四半期以来、約3年ぶりの低下となった。関税措置によるコスト上昇に加え、労働コストの急上昇が企業の利益率を圧迫する恐れがある。

ロイターがまとめたエコノミスト予想は0.7%低下だった。

前年同期比では1.4%上昇した。

生産単位当たりの報酬を示す単位労働コストは前期比5.7%上昇と、市場予想の5.1%上昇を上回った。前年同期比は1.3%上昇だった。

時間当たりの労働報酬は前期比4.8%増、前年同期比2.7%増だった。

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