米金利先物市場、FRBの年内利下げ1回のみの見方 経済指標受け

7日の米短期金利先物市場では、経済指標から労働市場が引き続き堅調であることなどが示されたことを受け、連邦準備理事会(FRB)による年内利下げは1回にとどまるとの見方が強まった。写真は2024年12月、ニューヨーク証券取引所(NYSE)で撮影(2025年 ロイター/Brendan McDermid)

[7日 ロイター] - 7日の米短期金利先物市場では、経済指標から労働市場が引き続き堅調であることなどが示されたことを受け、連邦準備理事会(FRB)による年内利下げは1回にとどまるとの見方が強まった。発表前は6月から2回の利下げが実施されるとみられていた。

米労働省が発表した1月の雇用統計から、失業率が4.0%と昨年5月以来の低水準で推移していることが示されたほか、米ミシガン大学が発表した2月の消費者の1年先の期待インフレ率(速報値)は4.3%と、前月の3.3%から上昇し、2023年11月以来の高水準となった。 もっと見る

これら指標の発表前は、6月の利下げの確率が約63%とみられていた。

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