【指揮官一問一答】オリックス・岸田護監督、12安打3得点だった打線に「信じた通り、(野手の調子が)上がってきてくれている」

六回、リクエストを要求するオリックス・岸田護監督 =京セラドーム大阪(撮影・甘利慈)

(オープン戦、阪神3―3オリックス、22日、京セラ)オリックスは関西対決で2試合連続のドロー。これで2勝11敗3分けとなり、オープン戦の単独最下位が確定した。試合後、岸田護監督(43)は引き分けの結果を受け止めつつ、12安打3得点と調子が上向きの打線を評価した。

岸田監督の一問一答は以下の通り

――今日は本塁打も出て開幕前にいい形になった

「そうですね。やっぱ徐々に徐々にこう来てるのは感じてたんで、そういうのが今、ほんと出てきてると思いますけど」

――頓宮も一発が

「出ましたね。ちょっとほっとしたんじゃないですか」

――紅林は好調そのままに

「調子いいですね」

――中川も1番で塁に出てくれると攻撃も

「そうですね。今日、中川は良かったんでね。結果は」

――外国人の2人も雰囲気が出てきた

「だいぶ慣れてきて、色々対応できるようになってきてるんじゃないですかね」

――先発の九里は

「テンポよく抑えられたと思うんで問題ないと思いますけど」

――開幕向けて順調

「大丈夫だと思いますよ」

――あの時点でのスイッチというのはどういう意図で

「球数と昨日の宮城同様、ちょっと余裕を持って交代というところと、博志は途中で行かしたらっていうところと」

――平野は1回をピシャリ

「平野はよかったですね。やっぱり上がってきましたね。球速も出てきましたし、安心して見てられましたけど」

――開幕に向けても順調

「順調だと思います」

――東松は失点したが経験に

「経験はそうですし、真っすぐでね、どんどん押していたところは、クリーンナップに対してもね、いってましたけど、あれも変化球もうちょっと交えてやったら、また全然変わってくると思うんでね。いい球を投げたと思いますよ」

――博志は前回も回の途中から。そういう起用を

「そうです、そのために今日いってもらいましたけど」

――山崎は今の調子は

「もうやっぱりキャンプからね、言ってましたけど、ゲームごとにちょっとずつ上がってるっていうのがね、やっぱ今日出てましたね。よかったです」

――九回の攻撃も粘りを見せた

「(点が)欲しかったですね。おしかったですけどね」

――明日の残り1試合でその辺を

「今日はちょっと早めにね、紅林とか太田とか、西川とかね、この3人はフルはね、ちょっとしんどいと思ったんで、途中で変わりましたけど、明日はまた長く行く人は行きますし」

――明日は本拠地最後の試合になる

「最後ですね。またしっかりやっていきます」

――勝ち負けはあまり意識していない

「いや、それは当然、みんな勝つためにね、やってますけど、ちょっと交代とか、色々ね、その辺があるので。それでも、みんなしっかり繋がったと思いますしね。あと1点っていうところはね、なかなか取れなかったですけど。いい形だったとは思いますけどね。みんな、だいぶ、安打も出てますし。意識も高くなってね、みんなキャンプから高く持ってることが徐々に出てきてますから。よかったなと思いますけど」

――オープン戦の順位は

「オープン戦の順位? オープン戦の順位はね、そんな気にしなかったんですけど。気にもしますよね(笑)ね、やっぱり結果っていうのは気にはなるんですけど、それはそれでっていうことなんでね。やっていきますよ。一戦、一戦っていうところです」

――野手主将の頓宮が打ったのは

「出ました。よかったです。みんな頓宮に出たのもよかったですしね。ラオウもいい形出てますしね。西川もいい当たりが増えてますから。やっぱり信じた通り上がってきてくれてると僕は思ってますけど」

――クリーンナップの3人は開幕を意識しての布陣か

「今日ですか? いいえ。いろんな兼ね合いで組んでました」

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