【広島】大拙攻の惜敗 貯金1...2回無死満塁で無得点が響く 堂林がブレーキ 計10安打12残塁 小園1号ソロ&適時打のみ 玉村3敗目
■プロ野球 DeNA4ー2広島 (11日 横浜スタジアム) 広島はDeNAに競り負け、17勝16敗1分けの貯金1となり首位・阪神と2.5ゲーム差となった。先発・玉村が初回にオースティンと佐野に連続適時打を浴び2点を先制される。直後の2回、無死満塁の絶好機に堂林が三振、山足が併殺打に倒れる。3回も満塁で無得点に終わると玉村は3回にオースティンに適時打、山本には犠飛を打たれ3回4失点で3敗目。打線は4回に小園の1号ソロ、5回も適時打も6回まで10残塁の拙攻、10安打で12残塁で終わった。 スタメンは矢野がベンチ、山足が8番ショート、ファーストには堂林が7番で入りクリーンナップは変更なくファビアン、末包、坂倉で組んだ。 DeNAの先発・東に1回、中村奨は左飛、菊池も左飛、ファビアンは遊ゴロと3人で終わる。 先発・玉村は今季5度目の登板、1勝2敗、防御率3.38。前回の4日・中日戦(マツダ)は5回8安打4失点も勝ち投手。今季のDeNA戦は4月27日(横浜)で7回2安打2失点で負け投手。 玉村は1回、桑原に中安打、牧を見逃し三振、度会を捕邪飛も二盗を決められオースティンにレフトへタイムリー、続く佐野にもセンターへタイムリーを運ばれ2点を先制される。 2回の攻撃で先頭・末包が四球、坂倉が左安打、小園は中安打で無死満塁とするも堂林が見逃し三振、山足は遊ゴロ併殺打に倒れ無得点に終わった。玉村は2回1死二塁とするが東、桑原を打ち取り追加点は与えず。 3回の攻撃で2死から菊池が左安打、ファビアンが死球、末包が四球で満塁とするが坂倉は空振り三振に倒れる。玉村は3回、牧に右安打、度会を左飛もオースティンに右中間にタイムリーツーベースを弾き返される。さらに佐野に左安打で1死一・三塁とすると山本にセンターへ犠飛を打ち上げられ、0ー4となった。玉村は3回を64球、7安打、無四死球、3奪三振の4失点(自責4)で降板。 打線は4回、先頭・小園が右中間に1号ソロを放り込み1ー4とする。さらに山足の四球と中村奨の三内安打で2死一・二塁とするが菊池は一飛に倒れた。4回、2番手・鈴木が3四死球で1死満塁のピンチを招くも度会を遊直、オースティンを右飛に抑えた。 5回の攻撃でファビアンがライト線にツーベース、1死後に坂倉が中安打で一・三塁とすると小園がセライトへタイムリーを飛ばし2ー4とする。なお1死一・二塁で堂林は投ゴロ併殺打で反撃が止まる。5回は鈴木が佐野、山本、三森を3人で抑えた。 6回の攻撃で1死から代打・田村、中村奨の連打で二・三塁とするが菊池は投ゴロ、ファビアンは二飛に倒れ、6回まで10残塁の大拙攻。6回は3番手・ハーンが林、代打・九鬼、桑原を3人で退ける。 7回の攻撃は先頭・末包が四球も坂倉、小園、堂林は走者も進めれず凡退。7回。4番手・中﨑が牧、度会、オースティンの上位打線を三者凡退。 8回の攻撃でも先頭の代打・羽月が四球、代打・野間の一ゴロで1死二塁も中村奨、菊池は走者を還せない。 9回はDeNA守護神・入江にファビアン、末包、坂倉が凡退し試合終了。