MLBリーグ優勝決定シリーズ進出４チームが決定！ 対戦カードはドジャースvsブルワーズ、マリナーズvsブルージェイズ

　ワールドシリーズ進出をかけた対戦カードが決定した。 　現地10月11日、ナ・リーグのチャンピオンシップシリーズ進出をかけた地区シリーズ第５戦が行なわれ、ミルウォーキー・ブルワーズがシカゴ・カブスを３対１で下し、７年ぶりにリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。これでチャンピオンシップシリーズに出場する４球団がすべて揃い、大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希が所属するロサンゼルス・ドジャースは敵地でブルワーズと激突する。 【画像】大谷真美子さんら世界の美女がずらり！ 常勝軍団ドジャースの名手たちを支える“ゴージャスでセレブな妻＆パートナー”を一挙紹介！ 　ドジャースはシンシナティ・レッズとのワイルドカードシリーズを２連勝で勝ち上がると、地区シリーズは東地区優勝のフィラデルフィア・フィリーズと対戦。敵地で先発した大谷、スネルが好投して連勝。王手をかけた。 　シリーズ突破をかけた第３戦は山本が先発したが、フィリーズ打線につかまり初黒星を喫した。勝負の第４戦は両軍総力戦の投手戦に。ドジャースは８回から登板した佐々木が３イニングを完全投球する圧巻リリーフで流れをつくると、延長11回に相手投手の本塁悪送球という衝撃的な幕切れで競り勝ち、２年連続リーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。 　その対戦相手はブルワーズに決まった。今季リーグ中地区を97勝65敗で優勝し、カブスとの地区シリーズでは２勝２敗にもつれるも、本拠地に戻った第５戦は守護神トレバー・メギルを先発させるなど自慢の投手陣を惜しげもなく投入。２番手で登板したジェイコブ・ミジオロウスキーは鈴木誠也に同点ソロを浴びたものの、最速165キロ超えの豪速球を武器にその後は得点を与えなかった。 　ブルワーズは７年ぶりにポストシーズン初戦を突破。奇しくも、その2018年のリーグ優勝決定シリーズで敗れた相手がドジャースだった。当時は第７戦までもつれた接戦の末に敗れており、因縁の相手に雪辱なるか。 　 　一方のア・リーグはシアトル・マリナーズとトロント・ブルージェイズが残った。２勝２敗で迎えたマリナーズはデトロイト・タイガースとの地区シリーズ第５戦を延長15回でサヨナラ勝ち。５時間に迫る死闘を制し、イチロー、佐々木主浩を擁した2001年以来24年ぶりにリーグ優勝決定シリーズに進出した。メジャー30球団で唯一ワールドシリーズに勝ち上がったことがなく、球団史上初の大舞台を目指す。 　ア・リーグ東地区王者のブルージェイズは敵地でニューヨーク・ヤンキースを撃破した。主砲ブラディミール・ゲレーロJr.を中心とした打線は脅威で、地区シリーズは２戦連続二桁得点を挙げる破壊力でヤンキースをねじ伏せた。1992、93年の世界一になって以来３度目のワールドシリーズ進出を狙う。 　ポストシーズンもいよいよ大詰め。話題満載のカードとなっている。 ▼ア・リーグ優勝決定シリーズ（７試合制で４勝先取、左がホーム、日付は日本時間） 第１戦　トロント・ブルージェイズvsシアトル・マリナーズ（10月13日） 第２戦　トロント・ブルージェイズvsシアトル・マリナーズ（10月14日） 第３戦　シアトル・マリナーズvsトロント・ブルージェイズ（10月16日） 第４戦　シアトル・マリナーズvsトロント・ブルージェイズ（10月17日） 第５戦　シアトル・マリナーズvsトロント・ブルージェイズ（10月18日） 第６戦　トロント・ブルージェイズvsシアトル・マリナーズ（10月20日） 第７戦　トロント・ブルージェイズvsシアトル・マリナーズ（10月21日） ▼ナ・リーグ優勝決定シリーズ（７試合制で４勝先取、左がホーム、日付は日本時間） ​第１戦　ミルウォーキー・ブルワーズvsロサンゼルス・ドジャース（10月14日） 第２戦　ミルウォーキー・ブルワーズvsロサンゼルス・ドジャース（10月15日） 第３戦　ロサンゼルス・ドジャースvsミルウォーキー・ブルワーズ（10月17日） 第４戦　ロサンゼルス・ドジャースvsミルウォーキー・ブルワーズ（10月18日） 第５戦　ロサンゼルス・ドジャースvsミルウォーキー・ブルワーズ（10月19日） ​第６戦　ミルウォーキー・ブルワーズvsロサンゼルス・ドジャース（10月21日） 第７戦　ミルウォーキー・ブルワーズvsロサンゼルス・ドジャース（10月22日） ​ 構成●THE DIGEST編集部