700円の超ショートUSB-Cケーブルでカードリーダーやめました
2024年5月13日の記事を編集して再掲載しています。
USB-Cってなんでも解決できるんだなぁ。
取材で撮影するとき、オフの日に子供や風景を撮ったとき。写真をPCに取り込むために、毎回カメラからSDカードを取り出して、カードリーダーをPCに刺して…。とやっていたんですが、ある日気づいてしまったのです。
これ、ケーブルで直接カメラと繋いだ方が楽なのでは?
…と。なので、こんなケーブルをポチってみました。
USB3.1 Gen2に対応した超ショートでフラットなUSB-Cケーブルです。
この短さがちょうどいい
Photo: 小暮ひさのりカメラ(α7C)と接続するとこんな感じ。
無事、カメラに接続したSDカードにアクセスでき、撮影データを取り出せました(カメラによって接続設定が異なりますので、お使いのカメラを確認ください)。
高速データ転送に対応したUSB-Cケーブルって、どれも太くて取り回ししにくくかさばりますけど、こちらはフラットケーブル。しかもめちゃくちゃ短いのが特徴。ほんとPCとナニカを直結するためだけに存在するケーブルですね。
もっと高速なフラットケーブルもあるんですが、そもそもα7CがUSB 3.2(5Gbps)までのサポートだったので、今回はこのスペックで十分でした。安かったし!
データ転送にかかる時間を比較 → USB-Cケーブルの方が速い
それでも「データ転送が速いならSDカードリーダーを使う理由になるはずだ」と、写真が詰まったSDカードの吸い出し時間を、SDカードリーダーとUSB-Cケーブルでカメラ直接接続とで比較してみました。
結果が…
・SDカードリーダー…33秒
・カメラ直接…16秒
と、カメラ直接の方が高速。しかも2倍の差。SDカードリーダー…おまえ…。
SDカードリーダーを使う理由が見つからない…
Photo: 小暮ひさのりというわけで、使い勝手も、速度もUSB-Cケーブルの方が勝っていたので、僕のガジェットポーチにSDカードリーダーの席は無くなりました。
もちろん、SDカードリーダーの性能や使っている機材。PCの種類によっては、SDカードリーダーでの吸い出しの方が便利なシーンもあると思うので、これがベスト!とは言えないんですが、「カメラのデータはSDカードリーダーで取り出すもの」という固定概念がある人は、一度カメラ直結での吸い出し試してみても良いのでは?
その際には、超ショートなUSB-Cケーブル(USB3.1 Gen2対応)を。オススメです。
Source: Amazon