松本潤、総合診療医の役作りで学んだ“対話”の重要性 悩み相談には「解決したいという脳が働いてしまう」<19番目のカルテ>
“人を診る”総合診療医を描く医療ドラマ
本作は、富士屋カツヒトの連載漫画「19番目のカルテ 徳重晃の問診」(ゼノンコミックス/コアミックス)を原作とする医療ドラマ。脚本は「コウノドリ」シリーズ(TBS系)の坪田文が手掛ける。 物語の主軸となるのは、臓器や患者の性別、年齢にかかわらず、患者の訴えを一つひとつ丁寧にすくい取り、その人の暮らしや家庭環境、心の状態までも含めてその名の通り“総合的に”診察を行う19番目の新領域「総合診療科」。
病気を診るだけでなく、心や生活背景をもとに患者にとっての最善を見つけ出し、生き方そのものに手を差し伸べる総合診療医・徳重晃(松本潤)と医師たちの活躍を描く、新しいヒューマン医療エンターテインメントだ。
主演を務める松本の他、正義感の強い整形外科の新米医師・滝野みずき役に小芝風花、魚虎総合病院の外科部長の息子で自身も外科医の東郷康二郎役に新田真剣佑、小児科の科長であるベテラン医師・有松しおり役に木村佳乃、徳重の恩師・赤池登役に田中泯など、豪華キャストが集結。彼らが徳重とどのように関わっていくのかも見どころだ。
総合診療のポイントは「問診」にあり
――医師役は今回が初めてとのことですが、例えば医療ドラマを見たり、実際の医療現場について調べたりなど、役作りをする上で事前に準備されたことはありましたか? 今回は総合診療医を演じているのですが、恥ずかしながら本作のお話をいただくまで「総合診療」というものを知らなくて。なので、原作漫画に出てくる総合診療って実際どういう世界なんだろうということで、今回医療監修にも入っていただいている生坂政臣先生に取材する時間をいただきました。 「総合診療とは」に始まり、僕が気になることや、具体的に普段どういう風に診察しているのか、こういうところはこういう風にするとドラマに役立ちますねとか、そういった話を直接質問して、ディスカッションさせていただいたことが、役を演じる上で一番役立ちました。
――生坂先生に言われたことで特に心に残っている言葉などはありますか?
病院に行ったら検査や診察をしてもらうことが多いと思うんですが、総合診療は「問診」がポイントで。患者を問診することで病気の診断を決めていくという話をされていたのがすごく印象的でした。 一般的な保健医療ではなかなか時間も取れない中、自由診療の形を取って患者からじっくり話を聞いて、その上で可能性を一つ一つ潰していきながら診断を出すという話は非常に驚きました。――医療用語なども出てきますが、撮影で苦戦したことなどはありますか?
(レンズの反射などを含めた)めがねの映りなども含め、細かいところまで監督と話しています。せりふでの苦労はあまりないですね。――松本さんが撮影中に「もっと優しい感じで」と監督からリクエストされていたというお話を伺ったのですが、具体的にどのようなシーンで言われたのでしょうか?
僕はどうしたって目が強いので、真剣に問診をしていたり、患者さんと向き合ったりする時に、自分が思っているよりも目の周りにグッと力が入ってしまう瞬間があるんです。普段話していてそう見えたという話ではなくて、あくまでも画面で見た時に「もうちょっと柔らかい表情の方がいいですか?」といった見え方の話は、監督としています。 徳重(松本潤)が見せる穏やかな眼差しも印象的(C)TBSスパークル/TBS19番目のカルテ
2025/07/27(日) 13:30~16:30 /TBS
出演者:松本潤 小芝風花 新田真剣佑 清水尋也 岡崎体育 池谷のぶえ 本多力 松井遥南 ファーストサマーウイカ 津田寛治 池田成志 生瀬勝久 木村佳乃 ほか
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松本潤
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坪田文
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小芝風花
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新田真剣佑
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木村佳乃
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田中泯
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仲里依紗
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池谷のぶえ
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生瀬勝久
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