iPhone 17 Proは「この板」で熱暴走を防ぐらしい。ところでナニコレ?
さて、なんだろうこれ?
…と、この板の画像だけ見せられても、何かのプリント基板ですか? みたいな感想になると思います。でもこちら、リーカーの主張によると、iPhone 17 Proに搭載される、冷却システムの一部。
iPhone 17シリーズには、新しいベイパーチャンバー式の冷却機構が搭載されるという噂があり、これはその冷却用のサーマルプレート(熱伝導プレート)なんだとか。
ベイパーチャンバーってなんだ?
ベイパーなんちゃらって? となっている方も多いと思うので、ざっくり紹介しますね。「ベイパーチャンバー」は、熱伝導性を上げるためのしくみ。
Image: 大日本印刷ベイパーチャンバーのしくみ構造をすごくシンプルに言うと、金属板の中に封入された液体が「温められて気化→冷えて液化」を繰り返すことで放熱性を上げています。
公開されたプレートは、上のイラストで言うと「熱源」に設置している部分のパーツですね。
これまでのiPhoneは熱伝導シートなどを使って熱を放熱していますが、ベイパーチャンバー自体はスマホの冷却としては珍しいものではなく、Androidスマホのハイエンドモデルの中には採用しているモデルもちらほらあります。
炎天下でもiPhoneが音を上げなくなる?
ところで、最近暑くなってきましたが、皆さんのiPhoneの調子どうでしょう?
現行のiPhone 16シリーズは、従来モデルよりも放熱性の高いグラフェン熱伝導シートが採用されていて、熱対策が進んでいるので、頻繁に熱停止などは起こりにくい…はず。
それでも日本の夏、熱すぎですからね…。炎天下の中撮影してると、動作不安定になっても不思議ではないわけで…。
ベイパーチャンバー式が採用されれば、それら過酷な状況でもさらに安定化が狙えるので、個人的にはこの噂はかなり気体…いや、期待したいなぁ。
ただ、薄い薄いと言われているiPhone 17 Airに、この冷却システムを搭載するスキマがあるのか? が気がかりなんだよなぁ。
Source: MacRumors, MajinBu Official