フィギュア世界選手権唯一の日本ペア 「ゆなすみ」が語った決意

リンクサイド

毎日新聞 2026/3/24 18:00(最終更新 3/24 21:50) 有料記事 3023文字
撮影した動画を見た後、2人で改善点などを話し合う「ゆなすみ」の長岡柚奈選手と森口澄士選手=京都府宇治市で2026年3月11日午前10時53分、倉沢仁志撮影

 フィギュアスケートのペアで「ゆなすみ」こと長岡柚奈選手、森口澄士選手組(木下アカデミー)が世界選手権へ向けての抱負を語った。2人が目標とするミラノ・コルティナ冬季オリンピック金メダルの「りくりゅう」こと三浦璃来選手、木原龍一選手組(木下グループ)は大会出場を辞退し、日本からは1組となる今大会。次回の出場枠も懸かるなかで、2人は昨季果たせなかったフリー進出、さらには上位を狙う決意を口にした。

 1組のみの出場の場合、2位以内で3枠、10位以内で2枠の出場枠獲得となる。「ゆなすみ」は今季の合計得点で世界9位(202・11点)をマークしており、実力が発揮できれば上位入賞も夢ではない。やり取りは次の通り。【倉沢仁志】

「りくりゅう先輩」からかけられた言葉

 <現在のコンディションは>

 長岡 コンディションとしては1回体調を崩して、少し落ちてはいるんですけど。練習はすごく早くから準備ができてるのかなと思っていて。オリンピックの前は少しペースを上げて、ピークを合わせるのが結構大変だったんですけど、今回はオリンピック終わってからも練習をしていたのもあって、すごくいい準備ができていると思います。

 森口 スロージャンプに関しては、すごく今いい感覚です。2人で注意をしないといけない点を細かく確認できていて、コーチが言ってくださったこともしっかり頭に入れて。毎回毎回2人でしっかり確認するのを当たり前にして練習しているので、良いリズムでもできていますし、2人のスロージャンプっていうものが今すごく完成しかけているのではないかなと思います。

 <改めてショートプログラム(SP)19位だった五輪を振り返って>

 長岡 そうですね。やっぱり目指していたものとは違った結果になってしまって、すごく悔しいところが大きいんですけど、こうしてオリンピックに至るまでの過程だったり、オリンピックの舞台を経験できたことだったり、そういうことをしっかりと大事に受け止めて、次の成長に生かしていけたらと思ってます。

 森口 やっぱりオリンピックっていう舞台を味わうことができて、選手村だったり、たくさんの人のサポートの手厚さだったりとか、観客の皆さんのオリンピックを見る姿勢とか、世界中の人からの応援だったりとか。リンクでの不思議な感覚もあったので、難しかったんですけど。自分たちの結果にも落ち込んでしまって、でも周りの皆さんのサポートでこうやって立ち直って、強い気持ちで練習することができているので。ここで立ち直れた経験っていうのは一生残るし、この次の4年に向けてすごく良いものになるんじゃないかなと感じています。

 <金メダルを獲得した「りくりゅう」ペアの演技から感じたものや、やり取りなどはありましたか>

 森口 圧倒的な演技をオリンピックという舞台で披露されたお二人で。その演技で金メダルを獲得されたので、本当に日本人としても後輩としても、すごくもう誇らしいことですし。ただ、僕たちもそん…

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