2026年大河ドラマ「豊臣兄弟!」新キャスト発表 茶々に井上和さん、三成に松本怜生さん、まつに菅井友香さんら 番組ロゴも発表

2026年の大河ドラマ「豊臣兄弟!」で新たなキャストの発表です。 ■文武両道に秀でた、秀長の腹心 藤堂高虎(とうどう・たかとら)/佳久創(かく・そう)さん

【役柄紹介】 秀長の重臣の一人。巨漢で知られ、初めは近江の大名・浅井長政に仕えるも、主君を変えて転々とする。秀長と出会い、武勇だけでなく学問も重要だと教えられ、算術・鉄砲・築城など多くを学ぶ。やがて頭角を現し、豊臣秀吉の中国攻めや賤ヶ岳の戦いなどにも参戦。前線で戦うだけでなく、兵站を任されるなど、知勇兼備の武将となる。築城名人としても知られる。 【本人コメント】 ■オーディションを経て、藤堂高虎役のオファーを受けたときの率直なお気持ちをお願いします。 『今回のオーディションでは普段以上に緊張しており、正直覚えていることは少なく、手ごたえなども感じる暇も無くてあっという間に終わってしまった印象でした。ですので数日後にマネージャーから直々に「大河ドラマ無事決まりました」と言われた時は、思わず「よっしゃー!」とガッツポーズをしました。その後にじわじわと「ホントによかったー」と安堵の気持ちがこぼれて来ました。続けてマネージャーから「役は藤堂高虎です」と言われた時、「え、あの知る人ぞ知る、あの高虎!?」と、さらに嬉うれしかったです。 まさか藤堂高虎を演じられるとは思いもしてなかったので、その日は一日中興奮が収まらなかったです。』 <プロフィール> 1990年生まれ、愛知県出身。ラグビー選手として活躍し日本選抜メンバーに選出されるも、度重なる怪我により引退。のちに俳優に転向。’19年にドラマ「ノーサイド・ゲーム」で初のレギュラー出演。近作に、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」、「サンクチュアリ-聖域-」、スーパー戦隊シリーズ「王様戦隊キングオージャー」、「闇金ドッグスX」、映画『八犬伝』、『キングダム』シリーズなど。 <大河出演歴>2回目

鎌倉殿の13人(2022年)-武蔵坊弁慶役

■豊臣政権を支えた秀吉の忠実なる家臣 石田三成/松本怜生さん

【役柄紹介】 秀吉に重用された、近江国生まれの大名。秀吉と柴田勝家が争った賤ヶ岳の戦いで活躍したほか、数字に強く太閤検地などでもその力を発揮した。秀吉の晩年には、25歳の若さで五奉行の一人となり、豊臣政権の中核を担う。 【本人コメント】 ■オーディションを経て、石田三成役のオファーを受けたときの率直なお気持ちをお願いします。 『夢かと思いました。昨年から毎日紙に書いていることがあり、それが「大河ドラマの出演が決まった!」でした。 出演する妄想は密ひそかにしていたのですが、、、いざ決まると実感が湧かなかったのが本音です。石田三成という名だたる諸先輩方が演じてこられた大役を、自分が楽しみにしていた「豊臣兄弟!」で演じられること、俳優人生においてこれほどに名誉で、挑戦させていただける機会はありません。 不安や緊張は全部捨て、自分に求められていること、自分に表現できることにただ真っ直ぐに向き合い石田三成を全うしたいと思います。』 <プロフィール> 2000年生まれ、愛媛県出身。’22年にドラマ「パパとムスメの7日間」で初の連続ドラマレギュラー出演。’24年度後期連続テレビ小説「おむすび」に出演し、話題を呼ぶ。近作に、「あきない世傳 金と銀」「正直不動産2」「柚木さんちの四兄弟。」「降り積もれ孤独な死よ」「トーキョーカモフラージュアワー」ほか。「あきない世傳 金と銀2」が放送中。 <大河出演歴>初出演 ◇

■信長に徹底抗戦した、美濃・斎藤道三の孫

斎藤龍興/濱田龍臣さん 【役柄紹介】 美濃国の大名。父・義龍が急逝し、14歳の若さで美濃斎藤氏の家督を継ぐ。父の代からの重臣、竹中半兵衛や美濃三人衆(稲葉良通・安藤守就・氏家直元)など優秀な家臣に恵まれていたが、若年ゆえに家臣の掌握に苦慮。かねてより美濃を狙っていた織田信長は、この機に攻勢を強めるも、龍興は徹底抗戦して信長を苦しめる。 【本人コメント】 ■オーディションを経て、斎藤龍興役のオファーを受けたときの率直なお気持ちをお願いします。 「龍馬伝」以来、大河ドラマにまた出演出来る機会を頂けたのがとても嬉しい限りです。 <プロフィール> 2000年生まれ、千葉県出身。大河ドラマ「龍馬伝」で坂本龍馬の幼少期を演じ、注目を集める。その後、ドラマ、映画、舞台など幅広く活躍。近作に、連続テレビ小説「らんまん」、「Believe-君にかける橋-」「サバエとヤッたら終わる」「アイシー〜瞬間記憶捜査・柊班〜」、舞台『有頂天家族』、映画『ベイビーわるきゅーれを2ベイビー』『パーフェクト・シェアハウス』ほか。 <大河出演歴>2回目 龍馬伝(2010年)-坂本龍馬(幼少期)役 ◇

■数奇な運命に翻弄された浅井三姉妹の長女

茶々/井上和さん(乃木坂46) 【役柄説明】 浅井長政と織田信長の妹・お市の間に生まれた、茶々、初、江の“浅井三姉妹”の長女。やがて父が信長と対立し、敗死。お市が柴田勝家と再婚したことにともない越前に移る。賤ヶ岳の戦いで勝家が豊臣秀吉に敗れ、お市・勝家が北庄城で自害すると、その庇護下に入り、仇かたきである秀吉の側室となる。 【本人コメント】 ■オーディションを経て、茶々役のオファーを受けたときの率直なお気持ちをお願いします。 『とても驚きましたし、まだ信じられない気持ちです。 私の所属する乃木坂46の先輩、久保史緒里さんの出演されていた「どうする家康」を視聴者として見ていて、画面の中で生きる先輩の姿に、いつか私も同じように活躍したいなと思っていました。 今回、オーディションを受けさせていただけることがまずは嬉しくて、とにかくオーディションに真摯をに向き合おうという気持ちで挑みました。 そんな中でこうして選んでいただけたことが本当に光栄ですし、刺激的な日々を過ごせるのではないかと今からとてもわくわくしています。 新たな挑戦への不安もありますが、それ以上に選んでいただけたことへの感謝や、それに応えられるようにがんばりたいという気持ちが大きいです。』 <プロフィール> 2005年生まれ、神奈川出身。’22年、アイドルグループ「乃木坂46」の5期生オーディションに合格してデビュー。「おひとりさま天国」「チートデイ」などでセンターを務める。’25年、ドラマ「スプリング!」で地上波ドラマ初主演。NHKのドラマへの出演は今回が初。 <大河出演歴>初出演 ◇

■夫・前田利家とともに歩み、支え続けた賢妻

まつ/菅井友香さん 【役柄紹介】 加賀国(石川県南部)の大名・前田利家の正室。学問や武芸に長け、夫・利家を支え、家を守るために尽力した。豊臣兄弟やその家族と深くかかわり、やがて豊臣政権下で利家が秀吉を支えるようになると、まつと寧々も親密な関係を築いていく。 【本人コメント】 ■オーディションを経て、まつ役のオファーを受けたときの率直なお気持ちをお願いします。 『夢であった大河ドラマへの出演のチャンスに、胸の高鳴りを感じつつ、当日は夢中でオーディションに臨みました。 お話をいただいた際は、素晴らしいチームの皆さまとご一緒できること、そして戦国時代を力強く聡明に生き抜いたまつ役を託していただけることに心から感謝し、万感胸に迫る思いでした。 台本をいただくまではまるで夢のように感じていましたが、現実であることを実感した今、安堵の気持ちと共に、新たな挑戦への高揚と緊張が入り交じった思いです。』 <プロフィール> 1995年生まれ、東京出身。「欅坂46」の第1期生オーディションに合格、2016年にシングル「サイレントマジョリティー」でデビュー。グループの初代キャプテン。’22年にグループを卒業後、俳優として舞台、映像作品へ活動の場を広げる。主な出演作に、舞台『飛龍伝2020』、ドラマ「チェイサーゲームW」シリーズ、「ビジネス婚─好きになったら離婚します─」、映画『怪獣ヤロウ!』『女神降臨』など。 <大河出演歴>初出演 ◇ 「豊臣兄弟!」の番組ロゴも発表されました。 デザイン/田中伽奈芽さん(NHK映像デザイン部) 【田中伽奈芽さん コメント】 『このロゴデザインは兄弟が共に築き上げた偉業、そして「陰の立役者」としての弟の重要性を強調する新たな視点を表しています。 「!」は弟の存在に対する注目を示すシンボルとして使用しています。弟が隠れた力を持ち、世間の期待を超えて活躍する重要な役割を担っていることを強調するため「弟」に注意を向けロゴ全体に活気とインパクトを与えることを意識しました。 築城に長けていた兄弟のイメージから石垣が積み重なっていく様子を文字の組み方に取り入れ、時間と努力を重ねた功績の象徴として用いています。またロゴの中に用いている石目模様は秀長の代表的な城、大和郡山城天守から取ったものです。下から上へと順に積み上げられた石垣が、農民から天下に這をい上がっていく豊臣家と重なるのではないかと考えました。

このロゴが皆さんに親しみを持って記憶に残っていくことを願っております。』

(美術展ナビ編集班) <あわせて読みたい>

◇【徹底ガイド】2026年大河ドラマ「豊臣兄弟!」 関連記事など紹介

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