【中日】終盤大逆転勝ちで連勝！ 11回ロドリゲスV打 8回3点差逆転も清水リード守れず 細川12号一時逆転弾 柳6回3失点 上林&田中3安打

■プロ野球　広島 4－6 中日　延長11回　（22日　マツダスタジアム） 中日は広島に逆転勝ち。連勝で4位・広島とのゲーム差は0.5に縮まった。試合は2回、先発の柳が2死一、二塁から佐々木に適時打、さらに森にも適時内野安打を許し2点を失う。5回にはモンテロに適時打を許し3点をリードされる。打線は8回、上林が適時三塁打を放ち1点を返し、さらに田中が中前適時打を放ち1点差に追い上げる。すると細川がバックスクリーンへ12号2ランを放ち逆転。しかし8回、清水が小園に適時打を許し同点に追いつかれる。11回、1死二、三塁のチャンスを作り、ロドリゲスが今季初安打となる適時打を放ち勝ち越し。さらに石伊がセーフティースクイズを決め1点追加。最後は松山が締め、6ー4で勝利した。 スタメンは1番ライト・上林、2番セカンド・田中、3番センター・岡林、4番レフト・細川、5番ファースト・ボスラー、6番ショート・山本、7番サード・チェイビス、8番キャッチャー・石伊、9番ピッチャー・柳のオーダーを組んだ。 1回、広島先発・森に対し上林は二ゴロ、田中が左安も、岡林は遊ゴロ、細川は空三振に終わる。 先発は柳裕也（31）。今季9度目の登板、2勝2敗、防御率1.65。前回の13日・巨人戦（東京ドーム）は6回6安打3失点（自責3）で勝ち投手。広島戦は今季3度目、1勝0敗、計14回を投げ無失点に抑えている。 1回、中村奨を右飛、ファビアンを二ゴロ、小園を見三振で三者凡退に抑える立ち上がり。 2回、森に対しボスラーは空三振、山本も空三振、チェイビスは右飛で三者凡退に終わる。柳はモンテロを二飛、坂倉に四球、羽月に中安、秋山を遊飛、2死一、二塁から佐々木に右安で先制を許す。2死一、三塁から森に内野安打で0ー2、中村奨は左飛。 3回、森に対し石伊は三ゴロ、柳は空三振、上林が左安、田中が中安も、岡林は空三振に倒れ無得点に終わる。柳はファビアンに中安、小園に右安、モンテロを見三振、坂倉を右飛、羽月に右安も、秋山を左飛に抑える。 4回、森に対し細川は見三振、ボスラーは右飛、山本は右飛で三者凡退。柳は佐々木を中飛、森を空三振、中村奨を遊ゴロで三者凡退に抑える。 5回、森に対しチェイビスは空三振、石伊は敵失、柳は犠打、2死二塁も上林は左飛に倒れ無得点。柳はファビアンに右二塁打、小園を一ゴロ、1死三塁からモンテロに中安で0ー3。坂倉を中飛、羽月に左安、秋山に四球、佐々木を投ゴロ。 6回、森に対し田中は左飛、岡林が中安、細川は三ゴロ併殺に倒れる。柳は森を空三振、中村奨は遊撃手・山本の失策、ファビアンを空三振、一走・中村奨の二盗を石伊が阻止。柳は6回111球、9被安打、5奪三振、2四球、3失点で降板。 7回、森に対しボスラーが右二塁打、山本は二飛、チェイビスは右飛、石伊は二ゴロでこの回も無得点に終わる。代わった近藤は小園を遊飛、モンテロを空三振、坂倉に四球、羽月に遊安、暴投で二、三塁となるも、秋山を二ゴロに抑える。 8回、森に対し代打・大島が左安、上林がフェンス直撃の右三塁打で1ー3。代わった島内に対し田中が中安で2ー3。岡林は三邪飛、細川がバックスクリーンへ12号2ランを放ち4ー3と逆転。山本は二直。代わった清水は佐々木に右安、代打・矢野に四球、中村奨は投犠打、ファビアンを遊ゴロ、2死二、三塁から小園に中安で4ー4の同点に追いつかれる。モンテロを空三振。 9回、代わった森浦に対しロドリゲスは空三振、石伊は見三振、代打・津田も空三振。この回はメヒアが登板。石原に四球、菊池に投犠打、大盛を申告敬遠も、佐々木を空三振、代打・野間も空三振に抑えサヨナラのピンチを切り抜ける。 10回、代わった栗林に対し上林は捕邪飛、代打・板山は遊ゴロ、岡林は三直で三者凡退。この回は梅野が登板。中村奨を右飛、ファビアンを見三振、小園に中安も、モンテロを三ゴロに打ち取る。 11回、代わった中崎に対し細川は四球、ボスラーが右安、山本はセーフティースクイズを試みるも投ゴロ、1死二、三塁からロドリゲスが中安で5ー4と勝ち越し。1死一、三塁から石伊がセーフティースクイズを決め6ー4。代わった岡本に対し代打・ブライトは空三振、上林が右安、板山は投ゴロ。 この回は松山が登板。無失点に抑え、試合終了。松山は33セーブ目を挙げた。