バイエルンがCLブンデス勢対決で大きな先勝!! ノイアー負傷交代もレバークーゼンから3ゴール奪取
バイエルンが先勝
UEFAチャンピオンズリーグは5日、各地で決勝トーナメント1回戦第1戦を開催した。バイエルンはホームで同じドイツ勢のレバークーゼンと対戦し、3-0のリードで第2戦に臨むことになった。DF伊藤洋輝はベンチ入りするも出番はなかった。
試合が動いたのは前半9分。MFマイケル・オリーズが右サイドから上げたクロスをFWハリー・ケインが頭でゴール左隅に流し込み、バイエルンが先制した。一方のレバークーゼンは同14分、MFジェレミー・フリンポンが相手DFダヨ・ウパメカノのバックパスが弱くなったところに反応するも、シュートはGKマヌエル・ノイアーにストップされた。
バイエルンは前半22分、右からのCKにMFジャマル・ムシアラがニアへ飛び込んでヘディングシュート。これはクロスバーに阻まれた。それでもムシアラは後半9分、相手GKマチェイ・コバージュがMFヨシュア・キミッヒのクロスをキャッチしきれずにこぼしたところを見逃さず、ゴールに押し込んで待望の追加点を奪った。
ところがバイエルンは得点直後、ノイアーが右脚を痛めたような様子でドクターから治療を受けるとそのまま負傷交代。1月に加入した21歳のGKヨナス・ウルビッヒが緊急出場の形でバイエルンデビューとなった。一方のレバークーゼンにもアクシデントが発生した。後半17分、DFノルディ・ムキエレがMFキングスレイ・コマンのアキレス腱付近を踏んで2枚目の警告を受け、退場になった。さらに同28分、バイエルンの右CKでFWエドモン・タプソバがケインを抱えて倒してしまい、PKを献上。ケインがこのPKをゴール右に蹴り込んで3点差がついた。
レバークーゼンは後半36分にFWパトリック・シックなど3人を一気に投入。それでもバイエルンが主導権を握り続け、同43分にはFWレロイ・サネが中央突破からわずかに枠の右へ外れるシュートを放つなど攻撃の手を緩めなかった。その後はスコアこそ動かなかったが、バイエルンは快勝を収めて8強入りに弾みをつけた。
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