トランプ氏、「パリ協定」離脱を表明 就任直後に文書発表
20日就任したトランプ米大統領は、気候変動対策の国際枠組み「パリ協定」から離脱する計画。写真はロッキー山脈を覆う大気汚染層。2020年1月、米コロラド州デンバーで撮影(2025年 ロイター/Jim Urquhart)
[ワシントン 20日 ロイター] - 米ホワイトハウスは20日、気候変動対策の国際枠組み「パリ協定」から離脱すると発表した。トランプ氏が大統領に就任した直後に文書で表明した。
トランプ氏は1期目在任中にもパリ協定からの離脱を表明。当時は離脱手続きに数年かかったため、2021年に発足したバイデン政権が直ちに復帰を決定した。今回は1年程度で離脱できる可能性がある。
米国は中国に次いで世界第2位の温暖化ガス排出国。離脱すれば米国はイラン、リビア、イエメンと共に同協定の枠組みの外に置かれることになる。
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