【阪神】延長戦の激勝 2連敗で止め巨人と10差! 佐藤輝が決勝確信弾 11回にキング独走自己最多25号2ラン 坂本が追撃弾 投手陣6人で無失点
■プロ野球 巨人0ー4阪神 延長11回 (19日 東京ドーム) 阪神は巨人を延長戦の末に下し、2連敗で止め52勝34敗2分の貯金18とし2位・巨人と今季最大10ゲーム差とした。今季巨人戦は12勝4敗であと1勝で勝ち越しを決める。 0ー0で迎えた延長11回、巨人5番手・船迫に1死から森下が四球代走・熊谷、佐藤輝が右中間スタンド上段に自己最多となる25号2ランを叩き込み決勝点を挙げた。本塁打リーグ2位は森下の16本塁打。佐藤輝は64打点でリーグトップ。さらに大山が四球、2死後に坂本がレフトスタンドへ2号2ランを放り込み、4ー0とした。11回は6番手・岩崎が吉川に二塁打も無失点で締めた。 野手オーダーは上位陣は不動、小幡が6番ショート、坂本が7番、高寺が8番レフトに入った。巨人の先発・山﨑は、8勝2敗、リーグ1位・防御率1.15だった。1回、近本は見逃し三振、中野は右飛、森下は三ゴロに終わった。 先発・村上は今季17度目の登板、試合前まで8勝3敗、防御率2.22。前回の11日・ヤクルト戦(甲子園)はプロ最短2回8安打で自己ワースト6失点の負け投手。今季の巨人戦は3度目、2勝0敗、防御率1.20だった。 村上は1回、丸を空振り三振、佐々木を遊ゴロ、吉川を空振り三振に取る立ち上がり。 2回の攻撃で佐藤輝が四球も大山が遊ゴロ併殺打と好機を広げられず。村上は2回1死から泉口に死球も中山を一ゴロ併殺打に仕留めた。 3回の攻撃で1死から高寺が右安打、村上の犠打、近本は四球で2死一・二塁とするも中野は中飛で先制できない。村上は3回、荒巻を二ゴロ、甲斐と山﨑を連続空振り三振に取る。 打線は4回、森下がライト線にツーベースも佐藤輝は遊ゴロ、大山の投ゴロに森下が飛び出し二・三塁間で走塁死、小幡は右飛に倒れた。村上は4回、丸に中安打、佐々木の犠打で1死二塁も吉川を二ゴロ、増田陸を左飛に打ち取り先制点を与えない。 村上は5回、泉口に中安打も中山を中飛、荒巻を見逃し三振も泉口に二盗を決められる。甲斐を申告敬遠、2死一・二塁で山﨑を投ゴロに打ち取る。 6回の攻撃は近本が右中間にツーベース、中野のバントが高く上がり投ゴロとなり近本が二・三塁間で走塁死。1死一塁から森下は三ゴロ併殺打と好機が潰れた。村上は6回、Ⅿるに四球、佐々木の犠打で1死二塁、吉川を一ゴロ、増田陸を中飛に仕留める。 7回の攻撃で佐藤輝が四球、大山が右安打、小幡の犠打に坂本は申告敬遠で1死満塁とするが高寺は空振り三振、村上の代打・糸原は見逃し三振で 村上は6回を69球、2安打、3四死球、5奪三振の無失点。7回、2番手・及川が泉口を遊飛、中山と荒巻を連続見逃し三振に斬った。 8回の攻撃は巨人2番手・中川に近本は一ゴロ、中野は投ゴロ、森下は空振り三振と出塁できず。8回、3番手・石井が1死から長野に四球も丸を左飛、佐々木を空振り三振に取った。 9回の攻撃はマルティネスに佐藤輝が右安打も大山が2つ目の遊ゴロ併殺打、小幡は空振り三振に倒れた。9回、4番手・湯浅が吉川に四球、増田陸の犠打で1死二塁も泉口を投直、中山を中飛に取りサヨナラ負けの危機を逃れた。 10回の攻撃は大勢に2死から代打・前川が四球で代走・植田が二盗を決めるが近本は空振り三振に倒れた。10回、5番手・ネルソンが荒巻に左安打で代走・門脇、甲斐の犠打で1死二塁から代打・坂本を空振り三振、佐々木を二ゴロに打ち取り再びサヨナラ負けを逃れた。