大阪桐蔭・中村、西武の父へ「高校野球すごかったよ」 センバツ

【大阪桐蔭-三重】八回裏、一塁手として出場する大阪桐蔭の中村勇斗=阪神甲子園球場で2026年3月26日、玉城達郎撮影

 選抜高校野球大会は第8日の26日、阪神甲子園球場で2回戦があり、大阪桐蔭は三重に延長十回タイブレークの末に6―5で勝ち、前回出場した2024年大会に続き8強入りした。

 プロ野球・西武の中村剛也選手(42)の長男で背番号「17」の中村勇斗選手(2年)が七回裏の守りから出場し、「甲子園デビュー」を果たした。

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 試合後の中村選手の談話は以下の通り。

大阪桐蔭・中村勇斗選手

「父の応援歌に恥じないプレーを」

 大会前から、簡単に勝てる試合はほとんどないと思っていた。準備はできていた。苦しい展開になったが、なんとかチーム一丸となって勝てたので、そこはすごく良かったです。

 <七回から途中出場し一塁の守りに就いた>

 厳しい試合展開の中でファーストに入らせてもらった。(気持ちを)引いてのミスは絶対しないように、とにかく攻めようと思った。「代わりはなは絶対に(打球が)飛んでくる」と思って準備をしていた。2本飛んできて、しっかり(アウトを)取り切れたので、よかったです。

 <打撃では九回に甲子園初打席に立ったが、空振り三振だった>

 同点の九回表2死という場面で、一本が出たらすごく大きい場面だった。打てなかったのは自分の力不足。もっともっと練習したいです。

 <今後に向けて>

 とにかく次の試合もチームの勝利に貢献したい。

 試合に出た時はプレーで貢献したい。守備では確実に一つのアウトを取り、バッティングではチームに流れをもたらし、チャンスの場面で一本出せるようにしたい。もし試合に出なくても、ベンチから盛り上げたい。

 <甲子園の雰囲気は>

 たくさんのお客さんが入ったり、ブラスバンドがあったりして、雰囲気がすごかった。一つのプレーでアルプスが沸いていました。

 ファーストで、三重高校さんのアルプスが近くて、すごく雰囲気を感じた。すごいなと思いました。

 <事前に父から何か言葉はあったか>

 大会前に「頑張れ」ということを言われた。その通りに、頑張りました。

 <父に甲子園の雰囲気を伝えるとしたら>

大阪桐蔭時代の中村剛也選手(左)と大阪桐蔭2年の中村勇斗選手

 父はプロではやっていますけど、高校では甲子園ではしていない。「高校野球、すごかったよ」って伝えたいです。

 <大阪桐蔭を選んだ理由は>

 昔から「高校野球といえば大阪桐蔭」という印象がすごくあった。中学で進路について考えた時に、自分が一番成長できるのは大阪桐蔭だと思った。

 <父の母校でもあり、比べられることもある>

 結果が出なかったら、いろいろ言われました。でも、今はもう、自分は自分なので。父親は関係なく、自分の結果なので。今はそう考えています。

 <打席では父の応援歌が流れた>

 応援歌に恥じないプレーができたらなと思います。

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