無料で広告なしのAndroid画像ビューア「Aves」レビュー、マルチページTIFF・SVG・AVI・モーションフォト・パノラマ画像・360度動画にも対応
Androidに標準でインストールされている画像ビューアは、スマホのカメラアプリで撮影した画像を閲覧するだけなら十分な性能があるものの、ダウンロードした画像を見ようとすると対応外フォーマットで表示できないという場面があります。画像ギャラリービューアの「Aves」は無料で使用でき多くのフォーマットやメディアタイプに対応しているとのことで、使用感を実際に確認してみました。
GitHub - deckerst/aves: Aves is a gallery and metadata explorer app, built for Android with Flutter. · GitHub
https://github.com/deckerst/aves>◆特徴
公式GitHubによるとAvesの特徴は以下の通りです。・多様なフォーマットに対応:一般的な画像・動画形式に加え、マルチページTIFF・SVG・AVIなど幅広いフォーマットをサポート
・特殊メディアタイプ識別:モーションフォト・フォトスフィア(パノラマ)・360度動画・GeoTIFFといった特殊なメディアタイプを識別可能 ・ナビゲーションと検索:アルバムと写真・タグ・地図との間を容易に移動でき強力な検索機能を提供 ・Android統合:Android(Android TVを含む)とシームレスに連携してウィジェット・アプリショートカット・スクリーンセーバー・グローバル検索などの機能を提供、メディアビューアやピッカーとしても機能 なお、Avesの機能をフル活用するには以下の権限を許可する必要があります。 ・共有ストレージの内容を読み取る ・メディアコレクションから位置情報を読み込む ・ネットワークアクセス ・ネットワーク接続状態の確認◆インストール
公式GitHubにはGoogle Play・IzzyOnDroid・F-Droid・GitHubのリンクが用意されていますが、今回ははGoogle PlayからインストールしますのでGoogle Playのバナーをタップします。Google PlayのAvesのストアに移動するので「インストール」をタップします。
インストールが完了すると「開く」ボタンが有効になるのでタップします。
「Avesへようこそ」画面が表示されます。利用規約(英語)が表示されているので一読し、問題なければ「利用規約に同意する」をオンにすると「続ける」ボタンが有効化されるのでタップします。
「このデバイス内の写真と動画へのアクセスを Aves に許可しますか?」というポップアップが表示されるので「すべて許可」をタップします。
続いて「通知の送信を Aves に許可しますか?」というポップアップが表示されるので「許可」をタップします。
これでインストールおよび権限設定は完了となり、Avesのコレクション画面が表示されます。
◆使ってみる まずはコレクション画面から画像をタップして表示してみます。全画面で画像が表示され、上部にはジオロケーション情報を含めて画像のプロパティが表示されているのがわかります。
画面下には写真の状態に合わせて使える機能を示すアイコンが表示されます。今回の写真の場合、「画面を回転」アイコンが表示され、90度回転して表示されます。同じアイコンを再度タップすると元の表示に戻ります。
左から2番目のアイコンをタップすると画像が「お気に入り」となります。
「お気に入り」の画像はコレクション画面で下部にあるハート形のアイコンをタップするとフィルタリングされて表示されます。
「共有」アイコンをタップしてみます。
「共有」ポップアップが表示され、画像を共有する対象を選択することができます。
「削除」アイコンをタップすると画像を「ごみ箱」に移動するか確認する表示が出るので、そのまま「削除」をタップすると画像がコレクション画面から消去され、ゴミ箱へ移動します。
一番右のアイコンをタップするとサブメニューが表示されます。初期状態で表示されているアイテムは以下の通りです。 ・上部左アイコン:反時計回りに90度回転 ・上部中央アイコン:時計回りに90度回転 ・上部右アイコン:左右反転 ・情報:画像の情報をテキスト表示 ・編集:画像編集アプリの起動 ・名前を変更 ・アルバムにコピー ・アルバムに移動 ・エクスポート なお、「エクスポート」の右側に「v」アイコンが表示されており、アイコンをタップするとサブメニューが拡大しアイテムが追加されます。
サブメニューを拡大したところ。追加されたアイテムは以下の通り。 ・変換 ・ショートカットを追加 ・クリップボードにコピー ・印刷 ・アプリで開く ・登録 ・キャスト
◆フォーマット 他の画像ビューアではあまりサポートされていないフォーマットを実際に開いてみることにします。
・マルチページTIFF
マルチページTIFFは1つのTIFFファイルに複数の画像をページとして保持したフォーマットです。サンプルファイルをダウンロードしAvesで表示したところ、画面下部に複数のページが表示されておりタップすることで表示対象のページを自由に切り替えることができました。「情報」画面を確認してみると複数の画像を内包することが示されているのがわかります。
・SVG SVGファイルは画像ファイルとして扱われないことが多く、特にスマホアプリではその傾向が強いです。今回はGIGAZINEのロゴをスマホに転送して表示させてみます。
「情報」画面で改めて確認するときちんと正しくSVG画像として認識されています。
◆特殊メディアタイプ 特殊メディアタイプがAvesでどう扱われるのかを見てみます。
・モーションフォト
モーションフォトは撮影した瞬間以外も一定時間を記録しておき後からベストなショットを取得できるというものです。スマホでモーションフォトを指定して撮影した画像をAvesで閲覧してみると、短時間の動画として扱われているように見受けられます。「情報」画面でもやはり短時間のmp4動画となっていました。
・フォトスフィア フォトスフィアによる360度撮影した画像をAvesで開いてみたところ。右下に「パノラマを開く」ボタンがあるのでタップしてみます。
画面のスワイプもしくはスマホのジャイロ連動で360度の風景を閲覧することができました。
「情報」画面でも「パノラマ」であることが確認できました。
◆まとめ Avesは様々な画像に対応しておりAndroidアプリの画像ビューアとして期待する以上の機能を有していることがわかりました。簡単に導入できるので標準のビューアで物足りなさを感じている方は是非試してみてください。
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