6月15日は「ASEAN デング熱デー」 ユニ・チャームの商品や活動を通じたデング熱感染対策の取り組み
ユニ・チャーム株式会社(代表取締役 社長執行役員:高原 豪久)は、6月15日の「ASEAN デング熱デー(ASEAN Dengue Day)」に合わせて、アジアおよび中南米地域における蚊による感染症「デング熱」の予防に貢献する当社の商品や取り組みの一部をご紹介します。
「ASEAN デング熱デー」とは
2010年7月にシンガポールで開催されたASEAN保健大臣会議において制定された、デング熱の啓発日です。「デング熱の予防と意識向上」を目的に、毎年6月15日にはASEAN各国でデング熱の危険性に関する啓発活動や対策の重要性を周知するキャンペーンが行われています。
感染予防への取り組みの背景
地球温暖化や降水量の増加及び都市化の加速に伴い、蚊が媒介する感染症の発生リスクが熱帯・亜熱帯地域を中心に世界的に高まっています。なかでもデング熱は、東南アジアや中南米において毎年流行を繰り返し、流行地域も拡大しており、高熱などの症状を引き起こすなど、幼い子どもや高齢者にとって深刻な健康被害をもたらしています。特に、生活インフラや医療体制が十分に整っていない地域では、日常生活に取り入れやすい予防手段が求められています。当社は、デング熱ウイルスを媒介する蚊を寄せ付けない機能を付与した商品の販売に加え、地域住民と協働した清掃や衛生啓発活動などの取り組みを実施することで、感染症に対する予防意識の向上と行動変容を促し、持続可能な感染対策に貢献しています。
各国・地域での感染予防の取り組みのご紹介
展開国・地域
Uni.Charm (Thailand) Co.,Ltd.(タイ)、Uni-Charm Corporation Sdn. Bhd.(マレーシア)、UNI-CHARM SINGAPORE PTE. LTD.(シンガポール)、UNICHARM (PHILIPPINES)CORP.(フィリピン)、Diana Unicharm Joint Stock Company(ベトナム)
商品名
『MamyPoko ExtraDry Antimos Tape』(マレーシア、シンガポール、フィリピン)
『MamyPoko Pants Antimos』(タイ、マレーシア、シンガポール、フィリピン)
『Bobby Antimos』(ベトナム)
商品概要
蚊を寄せつけない成分を含んだアンチモスカプセルを搭載した紙おむつ。
ベトナムでは今年、外出時に持ち運びやすい密封チャック式の紙おむつを発売。
地域活動
マレーシアでは、デング熱を媒介する蚊の繁殖を防ぐために地域清掃活動を実施。
さらに、低所得者層1,500名にアンチモス紙おむつを寄贈。
使用者の声
「紙おむつで虫よけ対策ができるのは驚きました。屋外でも安心して過ごせます。」
「蚊が多い季節でも、おむつを替えるたびに安心感があり、子どもとの外出が楽になりました。」
「小さな子どもは虫刺されの痕が悪化しやすいため、予防できることが何より心強いです。」
展開国・地域
Diana Unicharm Joint Stock Company(ベトナム)、UNICHARM DO BRASIL
INDÚSTRIA E COMÉRCIO DE PRODUTOS DE HIGIENE LTDA.(ブラジル)
商品名
『Bobby Antimos』(ベトナム)、『Unicharm MamyPoko Antimos』(ブラジル)
商品概要
蚊が肌表面にとまりにくくなるアンチモス成分を配合したウェットシート。
使用者の声
「子どもが蚊に刺されやすくなる夕方にも、さっと使えるので助かっています。」
「ベタつかず香りも穏やかなので、外出時でも気軽に使えるのが嬉しいです。」
「小さくて軽いので、鞄に入れても邪魔にならず、お出かけにぴったりです。」
展開国・地域
United Charm Company Ltd.(台湾-大中華圏)
商品名
『Silcot 防蚊柔濕巾』(大人用)、『MamyPoko 兒童防蚊』(子ども用)
商品概要
蚊を寄せ付けない香料を配合し、ムラなく拭くことができる設計で虫刺されを予防し、使用後のべたつきも少ない仕様。
使用者の声
「防虫製品特有の刺激臭がなく、ほんのり香る程度なので子どもにも安心して使えます。」
「さらっとした使い心地で、拭いたあとのべたつきがなく快適に過ごせます。」
「暑い季節でもすっきりとした使い心地で、肌に残る香りも清潔感があり気に入っています。」
今後の展望
世界的にデング熱の流行が拡大しており、気候変動などの影響で蚊の生息範囲が広がっている地域では、感染リスクが高まっています。当社は、このような社会問題を解決するべく、デング熱から身を守る商品やサービスの提供、地域社会への啓発活動を行っています。今後も本活動を通じて「共生社会」の実現に貢献してまいります。
<関連情報>
ユニ・チャーム中長期ESG目標 「Kyo-sei Life Vision 2030」
https://www.unicharm.co.jp/ja/csr-eco/kyoseilifevision.html
ユニ・チャーム サステナビリティサイト
https://www.unicharm.co.jp/ja/csr-eco.html
今できるサステナブルを!『えらぶ つかう めぐらせる』サイト
https://www.unicharm.co.jp/ja/csr-eco/ghg.html
『MamyPoko Extra Dry Protect』Webサイト(マレーシア)
https://mamypokoagainstdengue.com/
各国・地域に根差した感染予防の取り組みを通じて貢献する「SDGs17の目標」
この活動は、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs: Sustainable Development Goals)で定めた17の目標のうち、下記に貢献すると当社では考えています。
3.すべての人に健康と福祉を 12.つくる責任 つかう責任
これからも、商品やサービスの提供といった事業活動を通じて、環境問題や社会課題を解決し、SDGsの達成に貢献することを目指します。