独首相がトランプ氏と電話会談、ウクライナ向けパトリオット購入案協議
ドイツのメルツ首相(写真)は4日、トランプ米大統領と電話会談を行い、ウクライナに供給する防空用の迎撃ミサイル「パトリオット」 をドイツが購入する案について協議した。1日撮影(2025年 ロイター/Nadja Wohlleben)
[ベルリン 4日 ロイター] - ドイツのメルツ首相は4日、トランプ米大統領と電話会談を行い、ウクライナに供給する防空用の迎撃ミサイル「パトリオット」 をドイツが購入する案について協議した。ドイツ政府報道官が明らかにした。
電話会談はメルツ氏が要請。報道官によると、米国防総省がウクライナに対する一部の武器供給を停止したことを受け、メルツ氏はトランプ氏に対し、パトリオットなどの武器の供給を続けるよう働きかけた。
報道官によると、ドイツはウクライナ向けのパトリオットを購入するために「集中的な協議」を実施。米国でパトリオットを購入し、その後ウクライナに送る案が検討されているという。
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