氣志團万博、ASKAやトニセンら初参戦 細川たかしが開幕宣言

「氣志團万博2025」に出演したASKA(左)と氣志團(撮影:青木カズロー)

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ロックバンド、氣志團主催の音楽フェスティバル「氣志團万博2025~関東爆音パビリオン~」が15日、千葉・幕張メッセの国際展示場で初日を迎えた。

12回目の今年は16日と2日間で29組が出演。この日は初出演の演歌歌手、細川たかし(75)がオープニングセレモニーアクトを務め、名曲「北酒場」では観客が合唱し、会場と一体に。「氣志團万博2025、関東爆音パビリオン、開会を宣言します。出演者代表、細川たかし」と声高らかに開幕を宣言した。

続く氣志團は代表曲「One Night Carnival」などを軽快に熱唱。團長の綾小路翔は「細川先生が開幕宣言してくれたけれど、改めて開幕するぞ!」と2度目の開幕宣言で会場を沸かせた。

歌手のASKA(67)は昨年2月に自身のラジオ番組に出演した綾小路に逆オファーして初降臨。「氣志團万博の趣旨ってあまり理解していません。聞こえてくるのは楽しい、面白かった。見る限り、そんな空気満々だもんね」と笑わせると「直前になって曲を変えたのよ。そういえば綾小路翔君がこの曲大好きだって言っていたから」と語ると、氣志團を呼び寄せ、自身が作詞作曲した光GENJIのヒット曲「パラダイス銀河」を共演。綾小路は「自分の人生の中で(ASKAと歌うことは)想像していなかった」と感激しきりだ。名曲「YAH YAH YAH」では観客が両手を突き上げ大合唱し、会場は最高の盛り上がりを見せた。

この日はロックバンド、10-FEETやクリープハイプ、OKAMOTO’Sらも登場。

皆勤賞の女性4人組、ももいろクローバーZは新曲「Event Horizon」のほか、氣志團の代表曲「One Night Carnival」をカバー。百田夏菜子(31)は「ほかのアーティストのファンの皆さんも一緒に盛り上げてくださって本当に温かいフェスだなって思います」と感謝を伝えた。

初参戦の20th Centuryは、井ノ原快彦(49)が「トニセンは氣志團万博、初めてということで。氣志團の皆さんもお招き頂きありがとうございます」と感謝し「忘れないでね。イノッチ、ヒロシ、リーダーですから」と自己紹介。V6のデビュー曲「MUSIC FOR THE PEOPLE」やヒット曲「WAになっておどろう」などを歌い踊った。

大トリは聖飢魔Ⅱ。ヒット曲「FIRE AFTER FIRE」「アダムの林檎」などで魅了。代表曲「蝋人形の館」の歌唱前には悪魔メイクを施した氣志團が登場し、最後の曲「JACK THE RIPPER」をコラボパフォーマンス。大団円を迎えた。

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