神尾葉子が原作の新作アニメ「プリズム輪舞曲」来年Netflixで配信、主演は種﨑敦美（コメントあり / 動画あり）

2025年11月27日 8:00 25 コミックナタリー編集部

「花より男子」の神尾葉子が原作・キャラクター原案・脚本を手がける完全新作アニメーション「プリズム輪舞曲」が、2026年1月15日にNetflixで世界独占配信。スタッフ・キャスト情報、予告編とキーアートが公開された。

「プリズム輪舞曲」は、1900年代初頭のイギリス・ロンドンを舞台とした青春ラブストーリー。画家を志してロンドンの美術学院に編入した一条院りりは、両親と「半年以内に学院1位を取れないと即帰国」という約束をしていた。りりは、大貴族の息子でありマイペースでトラブルメーカーな天才画学生のキット・チャーチと出会い、彼にライバル心を燃やしていく。そして絵にしか興味がなかったキットもまた、りりのまっすぐで純粋な思いに共鳴して……。神尾は、制作にかけた思いを「夢や希望を口にするのが難しくなってしまったり、当たり前の日常が当たり前でなくなっている世界の中で、この作品が観てくださった方の光になりますように」と語っている。

前向きで好奇心旺盛、おっちょこちょいなところもあるりり役は種﨑敦美が演じる。完璧な画力と圧倒的な独創性を持つが、生活力は皆無なキット役は内山昂輝。もう1人の日本人留学生・小早川新之助役は梶裕貴、彼の妹・さくら役は鬼頭明里が演じる。りりの下宿仲間のドロシー・ブラウン役は潘めぐみ、キットの友人であり優等生のピーター・アンソニー役は坂田将吾、陽気なジョフリー・オブライエン役は阿座上洋平。キットと婚約関係にあるキャサリン・アスター役は上坂すみれ、りりの母・一条院たけ役は甲斐田裕子、キットの兄のリチャード・チャーチ役は諏訪部順一、美術学院の教授であるチャールズ・ブラント役は大塚芳忠に決定した。

監督は映画「キル・ビル」のアニメパートを手がけ、「B: The Beginning」で原作・監督を務めた中澤一登。アニメーション制作は「進撃の巨人」「SPY×FAMILY」などを手がけたWIT STUDIOが務める。また主題歌はChilli Beans.の「star flower」に決定した。「プリズム輪舞曲」は全20話で展開される。

予告編には夢と希望に満ち溢れた物語の映像が収められた。また恋の予感も漂うシーンも切り取られている。キーアートには壮麗なロンドンの街に立つキャラクターたちが描かれた。

Netflixシリーズ「プリズム輪舞曲」予告編

神尾葉子コメント

愛と勇気とロマンを持って、主人公のりりが時代を駆け抜けていく物語です。夢や希望を口にするのが難しくなってしまったり、当たり前の日常が当たり前でなくなっている世界の中で、この作品が観てくださった方の光になりますように。願いをこめてみんなで作り上げました。全20話、1話1話が宝石のようにきらめく 「プリズム輪舞曲」には、そんなたくさんの思いが込められています。

どうぞNetflixでお楽しみください！

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