終了迫る「3Gガラケー」そのままにしておくと自動解約→電話番号消失に あなたや家族は大丈夫? 携帯料金の支払いグループ、ファミリー割引…家族のスマホ回線に影響する可能性も【サービス終了まで1か月】

 2026年3月31日をもって、ドコモの3G通信サービス「FOMA(フォーマ)」が終了。また、3Gとともに誕生したドコモのコンテンツサービス「iモード」も幕を閉じます。 【写真で見る】利用できなくなるケータイは?対象機種を一覧掲載  かつて一世を風靡した「ガラケー(フィーチャーフォン)」などが対象となりますが、サービス終了に伴い、対象ユーザーには契約変更が求められています。  もしガラケーの契約をそのままにしていた場合、4月以降はどうなるのか?実は、家族の回線契約に影響が出る可能性も…。3Gサービス終了にともなう“意外な影響”を解説します。

 3月でサービスが終了となるドコモの3G通信サービス「FOMA」。3Gサービスについては、KDDI(au)が2022年3月に、ソフトバンクが2024年にすでに終了しているため、今回のサービス終了で“世代交代”が完了すると言えそうです。  しかし、すでに4Gや5Gのスマホが主流となっているものの、親の携帯電話がガラケーのままという人や、昔の契約をそのままにしているといったケースもあるのではないでしょうか。  3G回線を持っている場合、4Gや5Gに対応した料金プラン・機種への変更手続きが必要です。

 もし3G(FOMA)回線を手続きせず、そのまま3月末を迎えた場合、その回線は自動的に解約となります。注意点は、一度解約した電話番号はもう使えなくなるということです。  また、3G回線が自動解約になると、家族の回線契約に次のような影響を及ぼす可能性も。  ドコモでは家族間通話が無料になる「ファミリー割引」や、家族で複数回線の通信料金支払いをまとめる「一括請求サービス」などがありますが、これらの「主回線」(支払い代表回線)が3G契約だった場合、グループ自体が廃止されてしまうのです。 【主回線が3G契約のままサービス終了を迎えると…】 ▼ファミリー割引…グループが廃止となり家族間通話が有料に ▼一括請求グループ…グループが廃止となり、支払いのとりまとめができなくなる ▼シェアパック(家族でパケットを共有するサービス ※新規申し込み受付は終了)…グループが廃止となり家族間のパケット共有ができなくなる など  もし3G回線がこうしたグループの「主回線」の場合、その回線を4Gや5Gに契約変更するか、主回線を変更する必要があります。  自分よりも昔から回線を持っている親が「ファミリー割引」の代表だった、などといったケースもあるので、不安な人や心当たりのある人は一度キャリアショップなどで契約状況を調べてみてもいいかもしれません。


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 街の人はガラケーをどのように使っていたのか?大阪市内で聞き込みをしたところ、「あまりにも過去のことで忘れた」という声が多く聞かれましたが、中には「家でテレビを見なくてもケータイ1台でニュースや天気予報を見られるのはすごいと当時思いました(50代女性)」と懐かしむ人も。  10代や20代の人からは、「そもそもiモードを知らない」との声が聞かれ、一緒にいた親御さんから「知らないの!?」と驚かれるような一幕もありました。  また、キャリアショップで働いているという人によると、駆け込みで手続きに来られる3G契約者が増えていて、「最近は毎週末に1人くらいは来る」のだということです。

 ガラケーと言えば折り畳み式の端末を思い浮べる人が多いでしょう。しかし、折り畳み式でも4Gや5Gに対応しているものもあり、「ガラホ」などと呼ばれています。逆に、スマホの形をした3G回線の端末も存在します。  自分が使っている端末が今回のサービス終了の対象かどうかを確認する最も簡単な方法は、「誰かに電話をかけてみること」です。対象となる3G回線利用者には、呼び出し音が鳴る前に、以下のような音声ガイダンスが流れます。 「こちらはNTTドコモです。2026年3月31日のFOMAサービス終了により、ご利用中の携帯電話がお使いいただけなくなります。機種変更のお手続きをお願いします」  また、一部の4G対応端末であっても、通信混雑時に110番などの緊急通報がつながりにくくなる機種があり、その場合も同様にガイダンスによる案内が行われています。

 使わなくなったガラケーやスマホを処分するときは、近くのキャリアショップなどへ持ち込めば回収してもらうことができます。  家のゴミ箱に捨てて「可燃ゴミの日」などに出すのは絶対にやめましょう。携帯電話に多く使われているリチウムイオン電池は衝撃や熱により出火するおそれがあるからです。  実際に、自治体が可燃ゴミとして回収した袋の中にリチウムイオン電池が捨てられていたことにより、ゴミ収集車の中で圧縮され火災となったケースも発生しています。

 3Gサービス終了による影響もありますが、サービス終了によるメリットもあります。  ドコモはこれまで3Gに割いていたコストを、4Gや5Gの設備増強に振り向けることができます。これにより、都市部の地下や地方、山間部など「つながりにくい」とされていた場所の通信品質が改善される可能性があるということです。  3月は新生活キャンペーンなどで、家族割などの特典も充実する時期のため、契約の見直しにはいいタイミングです。一方で、窓口は非常に混雑し、手続きに時間がかかることも予想されます。残り1か月ほどです。3Gを利用中の方は、早めに手続きすることをおすすめします。

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