二宮和也、約650人の「ニノ!」コールに満面の笑み 「楽しいです」
嵐の二宮和也が22日、livedoor URBAN SPORTS PARK で行われた主演映画『8番出口』(8月29日公開)の国内初となるイベントに小松菜奈、河内大和、川村元気監督と共に出席。詰めかけた約650人に笑顔でファンサービスを行った。
本作は、インディーゲームクリエイターの KOTAKE CREATE が制作したヒットゲームを、プロデューサー、小説家、映画監督として活動する川村元気が映画化。どこにでもありそうな地下通路に迷い込んだ二宮演じる名もなき男が、無限にループする世界から脱出すべく、出口を探すために奔走する姿を描く。
ADVERTISEMENT「88m無限ループカーペットアライバル」と題した本イベント。作品タイトルにちなんで全長88メートルのイエローカーペットに登場した二宮は、写真撮影OKとなったファンの声援に笑顔で手を振るなどファンサービスを敢行。二宮は「いっぱい写真を撮ってもらい『ニノ、ニノ』と声をかけていただきすごく楽しいです」と満面の笑みで感想を述べていた。
カーペットイベント後に行われたトークコーナーでは、川村監督が「ゲームを題材にした作品は失敗するよ、と言われていたんです」と苦戦すると聞いていたそうで「ゲームって物語がプレイヤー自体にある。思い入れがすごくあるので、ゲームに対するリテラシーの理解がないとダメ。二宮君は自分のことを『主役兼テストプレイヤー』という言い方をしていますが、現場でみんなで話して、夜になると脚本を書き直し、次の日にまたリテイクするという、まるでゲームを作るようなやり方を理解してくれるのは、二宮君しかいないんじゃないかなと思っていました」とゲーム好きである二宮に絶大なる信頼を置いていたことを明かす。
二宮は「そう言っていただけるとすごく嬉しいです」と笑顔を見せると「現場ではいろいろなアイデアを出し合いながら進めていけて、とても有意義でした」と撮影を振り返り、「本当に楽しかったです」と充実した日々だったことを強調していた。
また二宮は本作で「脚本協力」とクレジットされているが「今回、僕はほとんど一人での撮影だったので、整合性を保つために、現場でいろいろ言わなければいけないところがあるだろうなという不安があったんです。その話を元気さんにしたら『本から入ってみたら?』と言っていただけたので、すっきりと臨むことができました」と明かしていた。(磯部正和)
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2023年に放送されたTBS日曜劇場「VIVANT」で注目を浴びた河内大和が22日、livedoor URBAN SPORTS PARKで行われた映画『8番出口』(8月29日公開)の国内初のイベントに、主演の二宮和也をはじめ小松菜奈、川村元気監督と出席。河内は嵐の大ファンであることを明かすと、「VIVANT」で二宮と共演したときは「抱きつきたかった」と思っていたことを明かしていた。
本作は、ゲームクリエイターの KOTAKE CREATE が制作した異変探しゲームを原作に、プロデューサー、小説家、映画監督の川村元気が映画化。どこにでもありそうな地下通路をさまよう名もなき男(二宮)が、無限にループする世界で出口を探すために奔走する。河内は、主人公が地下通路で何度もすれ違う男を演じた。
ADVERTISEMENT川村監督は、河内の起用理由について「キャスティング担当のプロデューサーから紹介していただいて『こんなに似ている人がいるんだ』と思ったんです」とゲームに登場するキャラクターにそっくりであることを挙げるが「でもそれだけじゃダメ。重要なのは、歩くお芝居が9割の役なので、その部分」と歩き方の芝居が重要であることを強調する。
そんななか川村監督は、舞台で活躍する河内がずっと「歩くこと」をトレーニングしてきたことを知り「何度歩いても機械のように歩く特技を持っていることが、この作品にとって本当に助けられました」と“似ている”だけではなく、培われた技術に裏打ちされたキャスティングだったことを明かす。
河内は「元気監督から『こういう歩き方ができますか?』と言われたとき、本当に舞台で歩くことをかなり研究してきたので、僕だったらお役に立てるかもと思ったんです」とオファーを受けたときのことを明かすと「最初の撮影のときには、これで合っているのかという不安がありました。でも実際の映像を観て、CGみたいに映っていたので、これまでちゃんと舞台をやってきてよかったなと思いました」と笑顔を見せていた。
そんな河内だが、社会現象になった大ヒットドラマ「VIVANT」ではバルカ共和国・外務大臣・ワニズを演じ、ノゴーン・ベキ(役所広司)の右腕として動くノコルを演じる二宮と共演している。河内は「若いころ新潟で新聞配達のアルバイトをしていたのですが、雨が降ったり雪が降ったりすると、滑って新聞が地面に落ちてぐちゃぐちゃになることもあったんです。そういう時に嵐の曲を聴いて頑張っていたんです」と明かし、「嵐の『Happiness』という曲がなかったら、たぶん僕はあそこで終わっていたと思います」としみじみ語る。
憧れだった嵐のメンバーである二宮と「VIVANT」で再会した時、河内は「本当は抱きつきに行きたかったのですが、敵対する役だったので気持ちを収めていたんです」と恥ずかしそうに語っていた。(磯部正和)
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