スーダン国軍が首都奪還、準軍事組織の主要拠点も制圧

 内戦が続くアフリカのスーダンで、国軍が首都ハルツームを準軍事組織の即応支援部隊(RSF)から奪還した。写真はこぶしを上げるブルハン統治評議会議長。ハルツームで撮影(2025年 ロイター)

[ドバイ 26日 ロイター] - 内戦が続くアフリカのスーダンで、国軍が首都ハルツームを準軍事組織の即応支援部隊(RSF)から奪還した。地元住民が26日明らかにした。RSFは撤退し、国軍は中心部に入ったという。

国軍トップのブルハン統治評議会議長は、空路ハルツーム入りし、大統領宮殿を視察した。

国軍は、ハルツーム州のRSFの最後の主要拠点も制圧したと発表。SFの戦闘員が退却する様子を撮影したとするドローン映像も公開した。RSFは26日の情勢についてコメントしていない。

内戦は多くの難民を生み、病気のまん延や飢饉など国連が世界最悪の人道危機と呼ぶ事態となっている。

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