ウクライナ、ロシアによるザポリージャ原発占領の合法化に同意せず
ウクライナ外務省は2日、同国南部のザポリージャ原子力発電所のロシア占領を合法化することにウクライナは決して同意しないとの考えを改めて示した。写真は2023年6月、ウクライナのドニプロペトロウスク州カホフカ貯水池の岸辺から撮影した同発電所(2025年 ロイター/Alina Smutko)
[2日 ロイター] - ウクライナ外務省は2日、同国南部のザポリージャ原子力発電所のロシア占領を合法化することにウクライナは決して同意しないとの考えを改めて示した。同時に、ロシア軍の即時撤退が同発電所の安全を保証する唯一の方法だと述べた。
同省は声明で、「ザポリージャ原子力発電所は、ウクライナの主権領土の不可欠な一部であり、今後もそうあり続ける。ロシアがこの事実に疑問を呈するいかなる試みも、法的に無効であり、政治的に無意味である」と指摘。
「原子力の安全を回復する唯一の方法は、ロシア軍関係者およびその他の関係者が同発電所から即時かつ完全に撤退することだ」と述べた。
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