ポーランド東部でロシア無人機墜落、イラン製の可能性も=当局
ポーランド当局は20日、ロシアのドローン(無人機)がポーランド東部の野原に墜落したとの初期調査結果を発表した。墜落現場付近で同日撮影(2025年 ロイター/Kacper Pempel)
[オシニ(ポーランド) 20日 ロイター] - ポーランド当局は20日、ロシアのドローン(無人機)がポーランド東部の野原に墜落したとの初期調査結果を発表した。墜落したドローンは、同国東部ルブリン州オシニのトウモロコシ畑で炎上したもよう。
ポーランドのコシニャクカミシュ副首相兼国防相は記者団に対し、今回の事件はロシアの無人機がリトアニアとルーマニアに侵入した事件と類似していると指摘。ウクライナの和平協議が行われている重要な局面で「われわれは再び、ロシア連邦およびロシアの無人機による挑発行為に直面している」と非難した。
ポーランド外務省の報道官はロイターに対し、これまでの調査結果や一部専門家の見解から、今回の事件にはイラン製ドローン「シャヘド」の関与が示唆されると述べた。
ポーランドのロシア大使館は電子メールでのコメント要請にすぐには応じなかった。
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