ポーランド軍、ロシア「影の船団」がパイプライン旋回との報道を否定

ポーランド軍は14日、ロシアが制裁を回避して石油取引を行うために利用している「影の船団」がノルウェーとポーランドを結ぶガスパイプライン「バルチック・パイプ」周辺を旋回していたとするメディア報道を否定した。写真は2014年3月、ポーランド・グディニャで撮影(2025年 ロイター/Roberta Cucchiaro)

[ワルシャワ 14日 ロイター] - ポーランド軍は14日、ロシアが制裁を回避して石油取引を行うために利用している「影の船団」がノルウェーとポーランドを結ぶガスパイプライン「バルチック・パイプ」周辺を旋回していたとするメディア報道を否定した。

ポーランド国営放送「TVP World」は外務省筋の話として、ロシアの「影の船団」が「バルチック・パイプ」周辺を旋回している様子が目撃されたと報じた。

この報道に対し、ポーランド軍の作戦司令部はXへの投稿で、この情報について確認しておらず、「書かれているようなことは発生していない」と言明した。

また、ポーランド外務省報道官はロイターに対し、この報道に関する情報はないとした。

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