トランプ氏、バイデン氏の肖像画に「史上最悪の大統領」と明記。一方、自身の説明文には…→「やってることが小学生」と批判(BuzzFeed Japan)

ドナルド・トランプ米大統領は今年9月、ホワイトハウス西棟の廊下に、歴代大統領の写真を設置。その際、ジョー・バイデン前大統領だけ「認知能力が欠如しており、正常な意思決定ができていなかった」として、オートペン(自動署名機)の写真にしていた。

今回、肖像画の下に、各大統領の"功績"を説明する銘板を設置した。CNNは「銘板の内容の多くは大統領自身が直接執筆したものだ」とホワイトハウス報道官キャロライン・レビット氏が述べたと報じている。

バラク・オバマ元大統領(民主党)について、トランプ氏は「アメリカ史上最も分断を招いた政治家の一人」と批判した。

「バラク・フセイン・オバマは、初の黒人大統領、地域活動家、イリノイ州の上院議員を1期務めた人物であり、アメリカ史上最も分断を招いた政治家の一人だった」

ビル・クリントン元大統領(同)の説明は、妻ヒラリー氏への皮肉で終わっている。

「2016年、クリントン大統領の妻ヒラリーは大統領選で、ドナルド・J・トランプに敗北した!」

批判の矛先は、民主党出身者だけにとどまらない。ジョージ・W・ブッシュ元大統領(共和党) にも辛口のコメントだ。

「ブッシュ大統領は、国土安全保障省を創設したが、アフガニスタンとイラクで戦争を始めた。どちらも起こるべきではなかった」 さらに減税の実施や、メディケア(高齢者向け医療保険)を拡充などに触れ、「政権終了の間際に、世界金融危機と深刻な不況が発生した」と記した。

そして、オートペンの絵にされたバイデン氏を、最も強い言葉で非難している。

「"ねぼすけ"の異名を持つジョー・バイデンは、極左の取り巻きに支配されていた」 「彼らとフェイクニュースメディアの仲間たちは、バイデンの深刻な知的能力の衰えと、前例のないオートペンの使用を隠蔽しようとした」 「アメリカ史上ずば抜けて最悪の大統領だった」とし、不正選挙の末、「国家を壊滅寸前に追いやった」と酷評している。

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