「これ何?」を教えてくれる、iPhoneの新機能。すぐ立ち上げられるのが最高
実はあなたのiPhone 16でも使えます。
レンズで読み取るだけで、対象を調べたり、対象の情報を取り込んだりと、さまざまなことができるiPhoneの最新機能、Visual Intelligence(ビジュアル・インテリジェンス)。
まだ日本語対応はしていませんが、iPhoneの言語を英語に変えれば使えます。iPhone 16シリーズで使える機能なので、もしお持ちであれば試してみると、“未来”感じられますよ。設定方法について詳しくはこちらの記事から。
ここでは、実際に使っていろいろ試してみたので、日本語対応化の一足先に、どんなものかレポートします。
「これ何?」が気軽に聞ける
Visual Intelligenceは、iPhone 16シリーズのカメラコントロールボタンを長押しして立ち上がります。ワンクリックなのでアクセスがめっちゃいい。iPhone 16ってApple Intelligenceに特化して作られたデバイスだったんだと改めて実感します。
読み取りたいものにカメラを向けるだけでOKなのがすごい。画面に映り込んでいるものに対して、「Ask」か「Search」、どちらかのアクションを実行できます。
Askを選ぶとChatGPTが対象について教えてくれます。さらに質問を送り、チャット形式でやり取りを行なうこともできます。
Searchをタップすると、Google検索の結果を返してくれます。
調べたいけど、何かわからず、文字にするのが難しいものってありますよね。そんなときに使える便利な機能。
翻訳もしてくれる
翻訳もお手のもの。テキストを読み取ると、「Translate」という選択肢が出てきて、翻訳してくれます。
翻訳したデータをコピーしたり、読み上げてもらったりすることも可能です。「ファミコン」を「Nintendo Entertainment System」って訳しているの、なかなか優秀。
海外旅行で、めちゃくちゃ使えそう。
他にも、読み取った文章を要約したり、読み上げたりもしてくれます。また、ウェブサイトに飛んだり、カレンダーに予定を追加したりなんてこともできます。
名刺を読み取ったら、メールアドレスが取り込まれ、すぐにメールを送れるようになっていたのは、便利だなぁと感心しました。
動物や植物の名前もわかる
レンズを向けるだけで、動物や植物の名前も識別してくれます。
試しにやってみましたが、残念ながら間違えていましたね。まぁこれからどんどん精度は上がるでしょう。
動物園や植物園での時間が、もっと盛り上がるかも?
アメリカでは、お店の予約までできちゃいます
まだアメリカ国内のみ利用できる機能のようですが、カメラを向けた店舗の、レビューや評価の表示、予約、デリバリー注文なんかもできるとのこと。
Google レンズと同様の機能ですが、アプリを触らずにiPhoneからすぐに立ち上げられるシームネスさがいいですね。
早く日本語でも使えるようになってほしいなぁ〜。
Source: Apple