ウクライナ、ロシアに夜間の大規模攻撃 南東部リャザン製油所で火災

ウクライナは24日、ロシアの石油精製所と半導体工場に大規模なドローン(無人機)攻撃を実施し、複数の製油施設などで火災が発生したと発表した。同日撮影(2025年 ロイター/Press service of the State Emergency Service of Ukraine in Kyiv region/Handout via REUTERS)

[キーウ(キエフ) 24日 ロイター] - ウクライナは24日、ロシアの石油精製所と半導体工場に大規模なドローン(無人機)攻撃を実施し、複数の製油施設などで火災が発生したと発表した。

複数の関係者がロイターに対し、モスクワ南東部リャザン州にある製油所の一つが夜間に攻撃を受けたことを確認。一方ロシアは、同国軍が夜間のドローン攻撃を撃退したと発表している。

ロシア国防省は、ウクライナはモスクワを含む13の地域を計121機のドローンによる攻撃の標的としたと主張。うち20機のドローンがリャザン州を攻撃したと述べた。

ロシアのプーチン大統領は24日、ウクライナ戦争やエネルギー価格などについて、米国のトランプ大統領と協議する用意があると表明。また、ウクライナのゼレンスキー大統領が自身との交渉を阻止する大統領令に署名したことで、ウクライナとの交渉を巡る問題が複雑化しているとの考えを示した。 もっと見る

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As Russia Chief Political Correspondent, and former Moscow bureau chief, Andrew helps lead coverage of the world's largest country, whose political, economic and social transformation under President Vladimir Putin he has reported on for much of the last two decades, along with its growing confrontation with the West and wars in Georgia and Ukraine. Andrew was part of a Wall Street Journal reporting team short-listed for a Pulitzer Prize for international reporting. He has also reported from Moscow for two British newspapers, The Telegraph and The Independent.

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