W杯開幕後の監督交代は史上5回目…98年フランス大会では3か国が解任、次戦で揃ってドロー
チュニジアが監督交代
チュニジア代表は16日、サブリ・ラムシ監督を解任してエルベ・ルナール氏が新監督に就任することを発表した。『ESPN』などによるとワールドカップ開幕後の監督交代は史上5回目というレアケースだが、チュニジアとしては2回目だという。 チュニジアは14日の初戦でスウェーデン代表に1-5で大敗。すると翌日、国内メディアの情報をもとに監督交代に踏み切る可能性が各国メディアから報じられ、すでに解任されたとする報道も出るなど情報が錯綜した。『BBC』によればラムシ前監督は15日のトレーニングも担当していた模様。だが、報道通り解任が決定した。 2018年にはスペインがフレン・ロペテギ監督を初戦の2日前に解任していたが、W杯中に監督が変わるのは1954年スイス大会のスコットランド、98年フランス大会のサウジアラビア、韓国、チュニジアに続く4回しか例がなかったという。 54年のスコットランドはアンディ・ビーティー監督が同年の就任後、選手の招集枠が13しかないことをめぐってスコットランド協会に不満を示していたという。大会初戦を0-1で落とすと辞任を申し入れてチームから離れた。もっとも当時は試合中の選手交代が認められていなかった。 98年のサウジアラビアは2連敗でグループリーグ敗退が決まったことを受け、カルロス・アルベルト・パレイラ監督を解任。同年の韓国も同じく2連敗を喫して最終節を前にGL敗退が決まったためチャ・ボムグン監督を解任した。さらにチュニジアも2連敗でのGL敗退が決まったため、最終節前にヘンリク・カスペルチャク監督を解任した。 こうした例に続くW杯史上5回目の監督交代となったチュニジアだが、1試合を終えた段階で解任に踏みきるのは史上初となった。なお、1954年のスコットランドは次戦も敗れているが、98年の3か国は2連敗で迎えた最終節ですべてドロー。ただ4か国ともグループ最下位で大会を去っている。●2026ワールドカップ(W杯)北中米大会特集●2026ワールドカップ(W杯)大会日程・テレビ放送▶日本代表の最新情報や取材裏話は『ゲキスタ』で配信中