「選手たちが見えない」イングランド指揮官トゥヘル、国歌斉唱時のカメラマン配置に苦言「FIFAにお願いしたいことがある」(theWORLD(ザ・ワールドWeb))
イングランド代表を率いるトーマス・トゥヘル監督が、国際サッカー連盟(FIFA)に対し、ある要望を伝えた。 【動画】クロアチア4発勝利 優勝候補イングランドが白星スタート イングランド代表は現地時間17日にクロアチア代表とのグループリーグ初戦を迎えた。試合は12分にハリー・ケインのPKで先制し、36分に追いつかれるが、42分に再びケインのゴールでリード。前半アディショナルタイムにペタル・ムサのゴールで再びクロアチアが追いつくが、47分にジュード・ベリンガム、そして85分にマーカス・ラッシュフォードのゴールでリードし、結果4−2でイングランドが初戦白星スタートを飾った。 イギリスメディア『The Independent』によればトゥヘル監督は試合後、FIFAに対し国歌斉唱時のカメラマン配置の改善を強く求めたという。 問題となっているのは試合前の国歌斉唱のシーン。同監督によれば国歌斉唱の際、多数のカメラマンが壁のように立ちはだかり、選手たちが国歌「God Save The King」を歌う姿を見ることができなかったとのこと。その瞬間は、彼にとって非常に個人的で感動的なものだったという。 トゥヘルはFIFAに対し、次のように訴えた。 「FIFAにお願いしたいことがある。国歌斉唱時のカメラマンの配置を変えてほしい。私は選手たちを見ることができなかった。私はこの瞬間をずっと楽しみにしていた。今日は本当に特別な日だったのに、目の前50センチほどの場所に50人ものカメラマンが壁のように並び、選手を一人も見ることができなかった。私の体験が少し台無しになってしまった」 その上でトゥヘルは舞台の持つ特別な意味についてこう続けた。 「若い頃、そして監督としてのキャリアを始めた頃には、このような場に立つことなど夢にも思わなかった」 なおこの訴えはFIFAにも届いた模様。イギリス通信社PA通信によると、FIFAは今後、国歌斉唱時に監督がカメラマンの左右どちらかに立つことを認め、選手たちを遮られることなく見られるようにすると報じている。
構成/ザ・ワールド編集部