次にAIパニックが襲う分野は?…3人の投資のプロが予想(海外)(BUSINESS INSIDER JAPAN)
AIへの懸念がウォール街を覆い、テクノロジー株の下落を加速させている。AI関連投資で注目すべき分野について、3人の投資専門家に取材した。彼らは、プライベートクレジットのリスクやフィジカルAIが景気循環型銘柄に与える影響が要注意だと指摘している。 AIをめぐる過熱した期待は冷え込みつつある。投資家は、この技術が企業活動や経済全体に大きな混乱をもたらす可能性を懸念しており、その結果、市場は次にどこで不安や動揺が広がるのか分からない状態に置かれている。 【全画像をみる】次にAIパニックが襲う分野は?…3人の投資のプロが予想 テクノロジー分野は、特に大きな打撃を受けている。アンソロピック(Anthropic)による最近の発表をきっかけとしたソフトウエア株の売りや、シトリーニ(Citrini)が示した労働市場が深刻な事態に陥るシナリオへの懸念が、不安をさらにあおる形となっている。さらに、エヌビディア(Nvidia)の決算発表でさえ、投資家をAIに対する恐怖感から引き戻すことはできなかった。 Business Insiderは、投資家の間で強まっている最大の関心、すなわち「AI関連取引の次の展開はどうなるのか」という問いを見極めるため、3人の投資の専門家に取材した。 「これほどまでに急激で激しい売りが広がったことには、正直驚いている」と、ニューヨークを拠点とする資産運用会社、ガベリ・アセット・マネジメント(Gabelli Asset Management)の成長株を担当するポートフォリオマネジャー、ジョン・ベルトン(John Belton)はBusiness Insiderに語った。 また、テクノロジー分野を専門とするアメリカの調査・分析会社フューチャラム・グループ(Futurum Group)のCEO兼主任アナリスト、ダニエル・ニューマン(Daniel Newman)は「誰もが綱渡りのような不安定な状況の中で、次に悪材料が表面化するのを待っている状態だ」と言う。 アメリカの証券・投資関連サービスを手がける金融会社フリーダム・キャピタル・マーケッツ(Freedom Capital Markets)でテクノロジー分野の調査責任者を務め、30年以上の投資経験を持つポール・ミークス(Paul Meeks)は、2026年にはテクノロジー株が市場全体を上回るとの見通しを改め、現在は同分野がS&P500全体を下回ると予想するようになったと話している。 トップクラスの投資の専門家3人から得られた、4つの重要なポイントを以下に紹介する。