NASA、ゴダード宇宙飛行センター所長が辞任–6月のJPL所長に続いて2カ月で2人目(UchuBiz)

米航空宇宙局(NASA)は米国時間7月21日、ゴダード宇宙飛行センター(Goddard Space Flight Center:GSFC)所長のMakenzie Lystrup(マッケンジー・リストラップ)氏が8月1日に辞任すると発表した。  Lystrup氏は、2023年4月からGSFCを率いてきた。現在GSFCの副所長を務めるCynthia Simmons(シンシア・シモンズ)氏が、Lystrup氏から所長代行として職務を引き継ぐ。Lystrup氏が次に何をする予定かは発表されていない。  これはNASAにとって、わずか2カ月の間に2人目の退職となる。NASAのジェット推進研究所(JPL)所長のLaurie Leshin(ローリー・レシン)氏も6月に辞任した。  GSFCはロケットのパイオニアである、Robert Goddard(ロバート・ゴダード)氏にちなんで名付けられた。NASAの科学者や技術者が集中している拠点で、8000人以上の職員や契約職員が働いている。  ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope:HST)の運用拠点であり、その後継となるジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(James Webb Space Telescope:JWST)の実証もおこなわれた。地球観測だけでなく、太陽系内外の天体や現象も研究している。

塚本直樹

UchuBiz
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