FWレオ・セアラ&FW鈴木優磨がともに2ゴール!! 鹿島、東京Vに4発完封勝利で鬼木新体制初白星!!
J1リーグは22日、第2節1日目を各地で開催し、県立カシマサッカースタジアムでは鹿島アントラーズと東京ヴェルディが対戦。4-0の完封勝利を収めた鹿島が、鬼木達監督体制初白星を獲得した。
15日の第1節で湘南に0-1で敗れた鹿島は同試合から先発3人を変更し、MF松村優太、MF樋口雄太、DF濃野公人らを先発起用。一方、開幕戦で清水に0-1の完封負けを喫した東京Vは同試合から先発4人を入れ替え、FW山田剛綺、FW熊取谷一星、FW新井悠太、MF翁長聖らがスターティングメンバーに名を連ねた。
開始早々の1分、ホームの鹿島がゴールに迫るが、MF柴崎岳のパスからPA内に侵入したFWレオ・セアラが放った左足のシュートは相手選手にブロックされる。19分には相手のパスミスを奪った柴崎の縦パスをPA内で受けたFW鈴木優磨が右足で狙うも、距離を詰めたGKマテウスの右足に阻まれてしまった。
しかし、22分に鹿島が試合を動かす。左サイドからDF安西幸輝が送ったクロスをFWレオ・セアラがヘディングで突き刺し、スコアを1-0とした。今季、C大阪から加入したL・セアラにとっての移籍後初ゴールは、チームにとっての今季初得点となった。さらに25分、高い位置でのボール奪取を成功させたMF小池龍太のパスを受けたL・セアラが最後は左足で蹴り込み、一気にリードを2点差に広げた。
2点のビハインドを背負った東京Vを36分にアクシデントが襲い、負傷したDF谷口栄斗がプレー続行不可能と判断され、古巣との対決となるFW染野唯月がピッチへと送り込まれる。
41分にはPA内でボールを受けたL・セアラがMF森田晃樹のファウルを誘って鹿島がPKを獲得。ハットトリックが懸かるL・セアラだが、鈴木にボールを預けると、キッカーを務めた鈴木がきっちりとネットを揺らしてリードは3点差となった。
3-0のまま後半を迎えると、東京Vは熊取谷に代えてMF食野壮磨を投入。さらに15分には山田に代えてFW木村勇大、23分にはMF稲見哲行とMF平川怜を同時にピッチへと送り込み、状況を打開しようと試みる。
しかし、再びスコアを動かしたのは鹿島。30分、小池のスルーパスからPA内右にフリーで走り込んだ鈴木が迷うことなく右足を振り抜き、豪快なシュートを叩き込んでリードは4点差に。その後、鹿島に追加点こそ生まれなかったものの、東京Vの反撃を許さずに逃げ切って4-0の完封勝利で今季初白星を獲得した。★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!●2025シーズンJリーグ特集