【ソフトバンク】山本祐大が「見た」小久保ホークスの強さ「数え切れないぐらいのルールがある」シーズン途中にDeNAから電撃加入し初のリーグ優勝経験(スポーツ報知)

◆パ・リーグ オリックス1―7ソフトバンク(17日・京セラドーム大阪)  ソフトバンク・山本祐大捕手(28)はシーズン中の5月、電撃トレードでDeNAから加入した。左手有鉤骨の疲労骨折を乗り越え、海野隆司捕手(29)らとともに強力投手陣をリード。プロ9年目で初めてリーグ優勝を経験した女房役が、小久保ホークスの強さを「見た」。 【動画】大阪で3連覇達成!歓喜の胴上げ!  今年が始まる頃、ベイスターズではないユニホームを着ることは想像していませんでした。2年前の日本シリーズは右尺骨を骨折し、ベンチからホークスの強さを感じていました。一つ一つのプレーが細かく、隙がなく、選手一人ひとりの能力も高い。やっぱりイメージ通りの強さでした。  柳田(悠岐)さん、今宮(健太)さん、中村晃さん。見本になる人ばかりです。トレーニングはしっかりするし、打撃練習も必ずフルスイング。一つ一つの行動や振る舞いを見習い、自覚が芽生えます。ベイスターズにも宮崎敏郎さんがいますけど、ベテランの方が活躍できるのは、練習量があるからだと思います。  結果を残し続ける選手が試合に出て、その座をみんなが奪いにいきます。そういう瞬間が見える時にも、強さを感じます。勝負の世界ですけど「負けることだってある」という雰囲気はありません。単純に「切り替えてあした」というより「負けを受け入れて、反省して、この負けを次に生かす」と。8月13日から3連敗(※1)した時が一番、その空気を感じました。  全力疾走や凡事徹底は当たり前のことで、ホークスには数え切れないぐらいのルールがあります。僕もいろんな人に教わり、今も覚えている途中です。即席で考えられたものではなく、曖昧なものでもありません。時に想定できないことや理不尽なことが起こるのが野球。そこのルールがブレずにあるから、臨機応変に対応できるし、それがホークス歴史や伝統、強さにつながっていると思います。  近藤(健介)さんにはよく食事に誘っていただき、いろんな話を聞きます。聞いたことをオフシーズンに落とし込み、レベルアップしたいです。ミーティングが多いので、捕手の間でも海野さんや谷川原(健太)さんと仲良くさせてもらっています。ものすごい球を投げる投手陣の球を受け、勝ちに導ける喜びもあります。個人的な目標は、捕手一本で規定打席に立つ(※2)こと。毎日を一生懸命に頑張り、信頼される捕手になりたいです。(山本 祐大)  ※1 8月13日のロッテ戦から15日の楽天戦で3連敗。翌16日の楽天戦(すべてみずほペイペイ)に勝利すると17勝6敗2分けと勢いに乗り、一度の連敗もなく優勝につなげた。  ※2 山本祐はDeNA時代の24年、自己最多の108試合に出場。403打席が最多で、規定打席をクリアしたことがない。  ◆山本 祐大(やまもと・ゆうだい)1998年9月11日、大阪府生まれ。28歳。京都翔英では3年夏に甲子園出場。BC滋賀を経て17年ドラフト9位でDeNA入団。24年に108試合に出場し、独立リーグ出身者としては初のゴールデン・グラブ賞を獲得。ベストナインにも輝いた。今年5月に交換トレードでソフトバンク移籍。180センチ、87キロ。右投右打。年俸7300万円(推定)。

報知新聞社

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