プーチン側近のマッド・サイエンティストが「西側の人類削減計画」を暴露──だからロシアは戦い続ける(ニューズウィーク日本版)

コワルチュクの発言は、ロシア支配層の間に根強い反西側感情と陰謀論への共感を反映したものだ。 コワルチュクは講演の中で、西側のエリートたちは「膨大な数の人々が不要になりつつあると結論づけ」、「人口削減の準備を始めている」と述べたという。 LGBTの権利擁護や子どもを持たない家庭の増加もその一環であり、さらに「1〜2世代のうちに」人類の大多数が「生物兵器で排除される」と予測する。 タイムズによると、コワルチュクは「プーチンの親しい友人のひとり」とされ、弟のユーリはパンデミック時のロックダウン期間をプーチンと共に過ごしたとも伝えられている。 2023年11月、ロシア連邦最高裁は「国際LGBT公共運動」と呼ばれる団体を「過激派組織」と認定し、活動を禁止した。 その前年の2022年12月には、ロシア国内で同性愛を奨励したり、異性愛以外の関係を「正常」とみなすことを違法とする法律に署名している。 背景には出生率の低下があり、2024年11月には、「チャイルドフリー(子どもを持たないライフスタイル)の宣伝」を禁止した。 学級担任フォーラムでのコワルチュクの発言は次の通りだ。

ニューズウィーク日本版
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