西田社長「大胆な挑戦」--ZIPAIRオーランド直行便がとうとう就航 初便出発前にセレモニーを開催
2026年2月23日、ZIPAIRが史上初のフロリダ州オーランドへのチャーター便を出発させます。成田空港第一ターミナル出発ゲートでは初便ZG714の出発に合わせ、ZIPAIR社長の西田真吾氏がセレモニーに登場。オーランドへ向かう多くのディズニーファンたちの前でコメントを行いました。
アジアからオーランドへの直行便はこれが初の試み。搭乗前に行われた挨拶で、ZIPAIR Tokyoの西田社長は「皆さんの行きたいというお気持ちをまっすぐ繋ぎ、新しい旅の扉を開くお手伝いをしたい」と述べ、今回のフライトへの意気込みと運航実現までの技術的な裏話を語りました。
オーランドはご存知、フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートのある都市。しかし日本からの直行便運航には高いハードルがあったと述べます。西田社長によると、今回のフライトで使用するボーイング787は欧米の主要都市(ロンドン、パリ、ニューヨークなど)にも届く優秀な機材であるものの、オーランドへの直行は「非常に大きな挑戦」だったとコメント。
通常、同社の定期便では貨物を搭載しますが、今回のチャーター便ではそれを完全に諦め、乗客とその手荷物のみを載せることで運航を実現させたとのことです。さらに、オーランドからの帰国便は偏西風に向かって飛ぶ影響を受けるため、全290席の機材でありながら約230名程度しか乗客を乗せることができないという厳しい条件での運航であることを明かします。西田社長はこうした制限を伴う運航を「大胆な、なかなかない航空会社の挑戦」と表現し、この初便のフライトに同乗する乗客へ深い感謝の意を示しています。
今後の路線展開について西田社長は、「今すぐ定期便にと言いたいところだが、なかなかまだ難しいところがある」と現状の課題に触れつつも、まずはチャーターフライトのシリーズ化を目指す考えを明かした。将来シリーズ化された際には、「あの初便に付き合ってやったと思い出してほしい」と乗客に語りかけました。
また、搭乗時には乗客へディズニーグッズのカチューシャが配布されるという演出も用意されています。西田社長は、現地オーランドでもメディアや関係者が歓迎の準備をしていることに触れ、集まったインフルエンサーや報道陣に対し「成田とオーランドを結ぶ路線ができたことを世界中に発信してほしい」と協力を呼びかけました。
最後に、「これからも日本、そして世界中の皆様に新しい選択肢を提供できるエアラインでありたい」と締めくくり、今後のさらなるサービス展開への決意を語りました。
LINK: 日本発オーランド直行チャーター便運航決定!ウォルトディズニー特典付き | ZIPAIR公式サイト
また、ディズニーからも初便に合わせ、ウォルト・ディズニー・ワールドのバックドロップが出発ゲートに飾られていました。初便に搭乗するゲストたちには、ウォルト・ディズニー・ワールドからの記念ギフトが配られています。
この後、14時から一般搭乗者が順次搭乗を開始。ボーイング787-8 Dreamlinerを使用したZG714便オーランド行きは14時30分ごろに成田空港を出発し、現地時間2月23日13時40分(出発から約13時間後)ごろに、フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートのお膝元であるフロリダ・オーランド国際空港に到着予定です。
さまざまなステークホルダーにとって悲願の航路。とうとうその日がやってきました。ZIPAIRによるチャーター便は4往復8便の予定で、同タイミングでオーランドから成田へ向かう飛行機も飛びます(そしてそれも満席という)。
今回のチャーター便は、各種旅行代理店によるツアーパッケージの参加者とともに、一般販売されたチケットもありました。基本的にツアーの方はフロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートに滞在するので、びっくりするくらいのディズニーファン濃度ですよね(笑)。
そしてZIPAIRの西田社長は2026年4月1日をもって退任されるとのこと。ぜひ、新社長にもこの航路の継続を期待しつつ。
LINK: 代表取締役社長 交代のお知らせ | ZIPAIR公式サイト
この記事は「ZIPAIR」「ディズニー・ディスティネーション・インターナショナル」の取材協力にて公開しています。物品、サービス、取材渡航費等の提供:あり/金銭の提供:なし/編集権:dpost.jp
ということで、行ってきます!