Xiaomiが「POCO F7」発売 コスパ追求、Snapdragon 8s Gen 4や6500mAhバッテリー搭載で5万4980円から
ディスプレイは、POCO Fシリーズで最も大きい6.83型の有機ELを搭載。1.5K(1280×2772ピクセル)解像度での表示に対応し、リフレッシュレートは最大120Hzの可変式となっている。ピーク輝度は3200ニトと屋外でも明るく表示できる。 アウトカメラは、メインカメラと超広角カメラのデュアル構成で、上位モデルに搭載されている遠くの被写体を撮影可能な望遠カメラは搭載しない。5000万画素の広角メインカメラにはソニー製のIMX882センサーを搭載し、光学式手ブレ補正に対応する。超広角カメラは800万画素。インカメラは約2000万画素だ。
OSには、Android 15をベースとしたXiaomi HyperOS2を採用。GoogleのAIアシスタントの「Gemini」もサポートする。Xiaomi Japanの副社長の鄭彦(てい・げん)氏によると、POCO F7では「4回のOSアップデートと6年のセキュリティアップデートを予定」しており、長期的な使用を想定しているそうだ。 Androidスマートフォンを日本で使う場合、圧倒的シェアを誇るiPhoneを含むiOSユーザーとの連携が気になる点だが、片山氏は「POCOにおいても他のOSとの連携を少しずつ強化している」という。 その1つが「Xiaomi Interconnectivity(シャオミ インターコネクティビティ)」というアプリを使った連携だ。iPhone、iPad、MacBookそれぞれにこのアプリをインストールし、同じWi-Fi環境下で同じMi アカウントでログインすることで、POCO F7と連携し、データの共有を「AirDrop」のようにスムーズに行える。 さらに、MacBookの画面上でPOCO F7のスマートフォン画面を共有することもできるため、PC上でスマートフォンの操作も可能だ。スマートフォンはAndroidだが、PCはMacBookを使っている……という人でも、POCO F7との連携機能により「生産性の向上」が期待できる。POCO F7は、Windows PCの「Windowsにリンク」というサービスにも対応しており、Windows PCへの画面表示やデータ連携をスムーズに行える。