米DOGEによる教育省などへのアクセス一時差し止め、連邦地裁
米東部メリーランド州の連邦地方裁判所は24日、米実業家イーロン・マスク氏が率いる「政府効率化省(DOGE)」による米教育省と連邦人事管理局(OPM)が保持する機密データへのアクセスについて一時差し止め命令を出した。写真は13日、米ワシントンDCで撮影(2025年 ロイター/Nathan Howard)
[24日 ロイター] - 米東部メリーランド州の連邦地方裁判所は24日、米実業家イーロン・マスク氏が率いる「政府効率化省(DOGE)」による米教育省と連邦人事管理局(OPM)が保持する機密データへのアクセスについて一時差し止め命令を出した。
労働組合連合は、これら機関がDOGEに対し、数百万人の個人情報を含む記録へのアクセスを不当に許可したと主張していた。
同裁判所の判事は、両機関がDOGEに機密個人情報への「広範なアクセス」を許可したことで連邦法に違反した可能性が高いことを原告側が立証したと述べた。
個人情報には、現職および元連邦職員、学生支援受給者の社会保障番号や生年月日、自宅住所などが含まれる。
ホワイトハウスはコメント要請にすぐには応じていない。
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Nate Raymond reports on the federal judiciary and litigation. He can be reached at [email protected].