子供の睡眠障害、大人とどう違う?

朝寝坊が多い。体がだるくて学校に行きたくないと言う。授業中に居眠りをする――。子供のこうした状況に悩んでいる親は少なくない。子供の睡眠障害は原因が分かりにくく、年齢によっても多様な問題がある。今回は大人とは事情が異なる「子供の睡眠障害」について考える。東京都立多摩北部医療センターで「小児睡眠障害外来」を担当する小児科部長の小保内俊雅氏に解説してもらおう。

日本の子供の睡眠時間は、大人と同じくらい短い

(写真:PIXTA)

 子供は大人よりも多くの睡眠時間を必要とする。厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、睡眠に関する推薦事項が「高齢者版」「成人版」「こども版」と3つに分けられており、それによると成人の睡眠推奨時間は個人差はあるものの「6時間以上」が目安となっているが、子供は「小学生は9~12時間、中学・高校生は8~10時間」となっている。だが、実際はどうだろう。世の中の子供はこの推奨時間分、しっかり寝ているだろうか。

 世界的に見ると日本人の睡眠時間が短いことはよく知られているが、実は子供も例外ではない。17カ国・地域の乳幼児の睡眠時間を比較した研究によると、最も短いのは、やはり日本だった(*1)。小学生の平均就寝時刻は今世紀初頭から午後10時を過ぎており、中学生になると午後11時半となり、ほとんど大人と変わらないことも確認されている(*2)。

 心身が成長する時期にある子供の睡眠不足は、大人よりも深刻だ。例えば、「3歳のときの睡眠時間」と「中学1年生時点での肥満率」の関係を調べた研究がある。3歳のとき11時間以上眠っていた子供における中学1年生時点での肥満率は12.2%だが、睡眠が9時間台になると肥満率は15.1%、9時間未満になると20.0%に上昇する(*3)。つまり、3歳時点の睡眠時間が短いほど、中学1年生時点の肥満率が上昇することが分かる。

 「子供のときに睡眠不足だった子は太りやすくなり、結果として大人になってから糖尿病や高血圧などの生活習慣病を発症するリスクが高くなるわけです」と、東京都立多摩北部医療センターで小児睡眠障害外来を開いている小児科部長の小保内俊雅氏は説明する。

 また、子供の睡眠不足はメンタルにも影響する。米国で1万5659人の中高生を対象にした大規模な調査によると、午後10時までに就寝している子供に比べ、12時以降に就寝する子供のうつ病発症リスクは24%上昇するという(*4)。

*1 Sleep Med. 2010 Mar;11(3):274-280. *2 Pharma Media. 2002 ;20:97-98. *3 医学のあゆみ 2007 ;20:833-836.

*4 Sleep. 2010 Jan;33(1):97-106.

バックナンバーをもっと見る

カテゴリ記事をもっと見る

  • 糖尿病になるまでの「3ステップ」 その対策はどうすればいい?

    日本に約550万人の患者がいると言われている糖尿病。自分は大丈夫だろうかと気になる人もいるのではないか。その糖尿病に関するトピックとして、「体の血糖コントロールの仕組み」「糖尿病のタイプ」や「血糖値が上がりにくい食べ方」「予防・対策のための運動」について見ていく。

  • 誰もがなる「白内障」、失明原因1位「緑内障」 早期発見のカギ

    年を重ねたら誰もが必ずなる病気で、眼鏡をかけても矯正できない白内障。日本人の中途失明原因の1位であり、40歳以上の20人に1人がかかるという緑内障。視機能低下を進ませるこれら2つは、一体どうしたら早期発見でき、どんな治療をするのでしょうか。過去の人気記事を基に、多くの人が直面する白内障・緑内障との付き合い方を見ていきましょう。

  • 危険な「脳卒中」から身を守る方法

    脳卒中は突然起こる病気でありながら、実は8割が予防できる病気でもあると言われている。予防のために私たちができることは何なのか。脳の血管を守る極意を見ていこう。

テーマ別特集をもっと見る

記事一覧をもっと見る

記事一覧をもっと見る

記事一覧をもっと見る

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

Page 2

朝スッキリと目が覚めない。目が覚めても疲労感が残っている。夜眠ろうとしてもなかなか寝付けない。夜中にトイレに目が覚めてしまう――。睡眠に関する悩みを持つ人は多いが、睡眠の科学研究が進めば、こうした悩みも解決する日が来るかもしれない。睡眠の基礎研究の最先端や、快眠を導く新技術「スリープテック」、睡眠の質を高める生活習慣や食品などについて、専門家に解説してもらおう。

有料会員になると、鍵つき記事が全て読める&医療専門家に電話相談や名医紹介も!

  • 糖尿病になるまでの「3ステップ」 その対策はどうすればいい?

    日本に約550万人の患者がいると言われている糖尿病。自分は大丈夫だろうかと気になる人もいるのではないか。その糖尿病に関するトピックとして、「体の血糖コントロールの仕組み」「糖尿病のタイプ」や「血糖値が上がりにくい食べ方」「予防・対策のための運動」について見ていく。

  • 誰もがなる「白内障」、失明原因1位「緑内障」 早期発見のカギ

    年を重ねたら誰もが必ずなる病気で、眼鏡をかけても矯正できない白内障。日本人の中途失明原因の1位であり、40歳以上の20人に1人がかかるという緑内障。視機能低下を進ませるこれら2つは、一体どうしたら早期発見でき、どんな治療をするのでしょうか。過去の人気記事を基に、多くの人が直面する白内障・緑内障との付き合い方を見ていきましょう。

  • 危険な「脳卒中」から身を守る方法

    脳卒中は突然起こる病気でありながら、実は8割が予防できる病気でもあると言われている。予防のために私たちができることは何なのか。脳の血管を守る極意を見ていこう。

テーマ別特集をもっと見る

記事一覧をもっと見る

記事一覧をもっと見る

記事一覧をもっと見る

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

Page 3

朝スッキリと目が覚めない。目が覚めても疲労感が残っている。夜眠ろうとしてもなかなか寝付けない。夜中にトイレに目が覚めてしまう――。睡眠に関する悩みを持つ人は多いが、睡眠の科学研究が進めば、こうした悩みも解決する日が来るかもしれない。睡眠の基礎研究の最先端や、快眠を導く新技術「スリープテック」、睡眠の質を高める生活習慣や食品などについて、専門家に解説してもらおう。

有料会員になると、鍵つき記事が全て読める&医療専門家に電話相談や名医紹介も!

  • 糖尿病になるまでの「3ステップ」 その対策はどうすればいい?

    日本に約550万人の患者がいると言われている糖尿病。自分は大丈夫だろうかと気になる人もいるのではないか。その糖尿病に関するトピックとして、「体の血糖コントロールの仕組み」「糖尿病のタイプ」や「血糖値が上がりにくい食べ方」「予防・対策のための運動」について見ていく。

  • 誰もがなる「白内障」、失明原因1位「緑内障」 早期発見のカギ

    年を重ねたら誰もが必ずなる病気で、眼鏡をかけても矯正できない白内障。日本人の中途失明原因の1位であり、40歳以上の20人に1人がかかるという緑内障。視機能低下を進ませるこれら2つは、一体どうしたら早期発見でき、どんな治療をするのでしょうか。過去の人気記事を基に、多くの人が直面する白内障・緑内障との付き合い方を見ていきましょう。

  • 危険な「脳卒中」から身を守る方法

    脳卒中は突然起こる病気でありながら、実は8割が予防できる病気でもあると言われている。予防のために私たちができることは何なのか。脳の血管を守る極意を見ていこう。

テーマ別特集をもっと見る

記事一覧をもっと見る

記事一覧をもっと見る

記事一覧をもっと見る

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

Page 4

人生100年時代に突入した現代、「老化は病気」という概念が打ち出され、アンチエイジング研究は日進月歩で進んでいる。本連載では、さまざまな角度から「アンチエイジング」に役立つ最新研究の知見を紹介し、健康長寿の秘訣を探っていく。

有料会員になると、鍵つき記事が全て読める&医療専門家に電話相談や名医紹介も!

  • 糖尿病になるまでの「3ステップ」 その対策はどうすればいい?

    日本に約550万人の患者がいると言われている糖尿病。自分は大丈夫だろうかと気になる人もいるのではないか。その糖尿病に関するトピックとして、「体の血糖コントロールの仕組み」「糖尿病のタイプ」や「血糖値が上がりにくい食べ方」「予防・対策のための運動」について見ていく。

  • 誰もがなる「白内障」、失明原因1位「緑内障」 早期発見のカギ

    年を重ねたら誰もが必ずなる病気で、眼鏡をかけても矯正できない白内障。日本人の中途失明原因の1位であり、40歳以上の20人に1人がかかるという緑内障。視機能低下を進ませるこれら2つは、一体どうしたら早期発見でき、どんな治療をするのでしょうか。過去の人気記事を基に、多くの人が直面する白内障・緑内障との付き合い方を見ていきましょう。

  • 危険な「脳卒中」から身を守る方法

    脳卒中は突然起こる病気でありながら、実は8割が予防できる病気でもあると言われている。予防のために私たちができることは何なのか。脳の血管を守る極意を見ていこう。

テーマ別特集をもっと見る

記事一覧をもっと見る

記事一覧をもっと見る

記事一覧をもっと見る

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

Page 5

日本人の3人に1人が「高血圧」。身近な国民病だが、実は静かに進行する恐ろしい病気でもある。自覚症状がないため放置しがちだが、それは危険だ。本連載では日本高血圧学会の協力の下、高血圧対策・治療の最前線を紹介する。

有料会員になると、鍵つき記事が全て読める&医療専門家に電話相談や名医紹介も!

  • 糖尿病になるまでの「3ステップ」 その対策はどうすればいい?

    日本に約550万人の患者がいると言われている糖尿病。自分は大丈夫だろうかと気になる人もいるのではないか。その糖尿病に関するトピックとして、「体の血糖コントロールの仕組み」「糖尿病のタイプ」や「血糖値が上がりにくい食べ方」「予防・対策のための運動」について見ていく。

  • 誰もがなる「白内障」、失明原因1位「緑内障」 早期発見のカギ

    年を重ねたら誰もが必ずなる病気で、眼鏡をかけても矯正できない白内障。日本人の中途失明原因の1位であり、40歳以上の20人に1人がかかるという緑内障。視機能低下を進ませるこれら2つは、一体どうしたら早期発見でき、どんな治療をするのでしょうか。過去の人気記事を基に、多くの人が直面する白内障・緑内障との付き合い方を見ていきましょう。

  • 危険な「脳卒中」から身を守る方法

    脳卒中は突然起こる病気でありながら、実は8割が予防できる病気でもあると言われている。予防のために私たちができることは何なのか。脳の血管を守る極意を見ていこう。

テーマ別特集をもっと見る

記事一覧をもっと見る

記事一覧をもっと見る

記事一覧をもっと見る

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

Page 6

血圧を測る時間帯は朝がいいようだ。日本高血圧学会は2025年より「早朝高血圧徹底制圧宣言」を発表し、「朝の血圧が高いと危険」という意識を広める「『血圧朝活』キャンペーン」を始めた。なぜ朝に注目すべきなのか。大阪ろうさい病院総長の樂木宏実氏に解説してもらった。

朝の高血圧は気づきにくい!

 「昼の血圧は正常でも、朝の血圧は高いことに気づいていない人が少なくありません」と大阪ろうさい病院総長の樂木宏実氏は警告する。第3回で紹介したように、健康診断や医療機関では異常が見つからないのに家庭で測ると高血圧という、“本当の顔”が分かりにくい「仮面高血圧」がある。この仮面高血圧の中に、朝の血圧が高い人が一定数、存在するという。

 「仮面高血圧の割合は、未治療の人の中では10~15%、すでに高血圧で降圧薬を服用している人(高血圧全体の約半数)で血圧が140/90mmHg未満にコントロールされている人の中でも9~23%に見られます(*1)。自分が高血圧だと気づいていない人だけでなく、すでに血圧が高くて治療中の人の中にも、朝が高い人は意外と多いのです」(樂木氏)

 降圧治療中の高血圧患者の約70%が、朝の家庭血圧130/80mmHg以上という報告もある(*2)。

朝の血圧が高い人が要注意なのはなぜ?

 仮面高血圧のパターンは、「早朝高血圧」「夜間高血圧」「職場などストレスが高い場面で起こる昼間高血圧」の3つに分類される。ただ現実には、夜間も早朝も高いなど、複数のパターンが重なっている人も少なくない。

  1. 早朝高血圧早朝に血圧が高くなる
  2. 夜間高血圧睡眠中も血圧が下がらない
  3. 昼間高血圧(ストレス下高血圧)ストレスにさらされると血圧が上がる

 「朝の血圧が高い人の中には、夜間の睡眠中から高い状態が続いていて、それが朝まで持続している場合が少なくありません。動脈硬化が進んだ人でこのような現象が見られやすいと考えられます」(樂木氏)

 健康な人でも、朝の時間帯に向かうにつれ、目が覚めるように体の中の多くの因子が働き、その一つとして血圧も上がり始める。生体リズムに刻まれているサイクルの中で、朝になると交感神経が活発になり、副交感神経が抑えられるからだ。また、レニン・アンジオテンシン系と呼ばれるホルモンも活性化して、朝の血圧上昇に影響する。動脈硬化が進んでいると、こうした血圧を上げやすい因子に過剰に反応して、生理的な範囲を超えて大きく血圧が上がってしまうのだ。

 中には「血圧サージ」と呼ばれる急激な血圧上昇が見られることもある。夜間の血圧が高いのも、それが朝まで持続するのも、血圧サージも、「動脈硬化の程度が進めば進むほど、そうした現象が起きやすいという点が重要」と樂木氏は強調する。

 「早朝高血圧も夜間高血圧も、いずれも動脈硬化性のリスクの現れです。つまり朝の血圧が高い人は、『動脈硬化が進んだ結果、脳卒中や心筋梗塞などが起きる可能性が高い人』。それ以上、動脈硬化を進めないためにも、朝に警戒が必要です」(樂木氏)

 実際に、図のように脳卒中や心筋梗塞などの循環器疾患は朝に起こりやすいことが分かっている。

循環器疾患の発症時刻

血栓性脳卒中、心臓突然死、心筋梗塞の発症時刻を24時間軸でプロットしたグラフ。どの疾患も午前6時~正午の間に発症件数がピークに達している。血圧も午前中にピークを迎えている。苅尾七臣 日本循環器学会2004「血圧モーニングサージ」2004.3.28.(Muller JE, et al. Circulation 1989;79:733-743.(改変))

 1日中血圧が高い人がこうした循環器疾患を起こすリスクと、家庭血圧だけが高い仮面高血圧の人のリスクは同程度だという。仮面高血圧には朝だけ高い人も、夜も朝も高い人も含まれているが、朝の血圧が高いことは、これらのリスクを全て内包する。つまり、朝の血圧を測れば、リスクの高い人が見つかりやすいのだ。

 「朝の血圧さえ低ければよいわけではなく、朝の血圧を下げれば総じて昼も夜も下がってくるだろうと期待できます。だから朝の血圧に注目することが大切なのです」(樂木氏)

*1 「高血圧治療ガイドライン 2019」(日本高血圧学会) *2 「早朝高血圧徹底制圧宣言2025」(日本高血圧学会)

バックナンバーをもっと見る

カテゴリ記事をもっと見る

  • 糖尿病になるまでの「3ステップ」 その対策はどうすればいい?

    日本に約550万人の患者がいると言われている糖尿病。自分は大丈夫だろうかと気になる人もいるのではないか。その糖尿病に関するトピックとして、「体の血糖コントロールの仕組み」「糖尿病のタイプ」や「血糖値が上がりにくい食べ方」「予防・対策のための運動」について見ていく。

  • 誰もがなる「白内障」、失明原因1位「緑内障」 早期発見のカギ

    年を重ねたら誰もが必ずなる病気で、眼鏡をかけても矯正できない白内障。日本人の中途失明原因の1位であり、40歳以上の20人に1人がかかるという緑内障。視機能低下を進ませるこれら2つは、一体どうしたら早期発見でき、どんな治療をするのでしょうか。過去の人気記事を基に、多くの人が直面する白内障・緑内障との付き合い方を見ていきましょう。

  • 危険な「脳卒中」から身を守る方法

    脳卒中は突然起こる病気でありながら、実は8割が予防できる病気でもあると言われている。予防のために私たちができることは何なのか。脳の血管を守る極意を見ていこう。

テーマ別特集をもっと見る

記事一覧をもっと見る

記事一覧をもっと見る

記事一覧をもっと見る

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

Page 7

日本人の3人に1人が「高血圧」。身近な国民病だが、実は静かに進行する恐ろしい病気でもある。自覚症状がないため放置しがちだが、それは危険だ。本連載では日本高血圧学会の協力の下、高血圧対策・治療の最前線を紹介する。

有料会員になると、鍵つき記事が全て読める&医療専門家に電話相談や名医紹介も!

  • 糖尿病になるまでの「3ステップ」 その対策はどうすればいい?

    日本に約550万人の患者がいると言われている糖尿病。自分は大丈夫だろうかと気になる人もいるのではないか。その糖尿病に関するトピックとして、「体の血糖コントロールの仕組み」「糖尿病のタイプ」や「血糖値が上がりにくい食べ方」「予防・対策のための運動」について見ていく。

  • 誰もがなる「白内障」、失明原因1位「緑内障」 早期発見のカギ

    年を重ねたら誰もが必ずなる病気で、眼鏡をかけても矯正できない白内障。日本人の中途失明原因の1位であり、40歳以上の20人に1人がかかるという緑内障。視機能低下を進ませるこれら2つは、一体どうしたら早期発見でき、どんな治療をするのでしょうか。過去の人気記事を基に、多くの人が直面する白内障・緑内障との付き合い方を見ていきましょう。

  • 危険な「脳卒中」から身を守る方法

    脳卒中は突然起こる病気でありながら、実は8割が予防できる病気でもあると言われている。予防のために私たちができることは何なのか。脳の血管を守る極意を見ていこう。

テーマ別特集をもっと見る

記事一覧をもっと見る

記事一覧をもっと見る

記事一覧をもっと見る

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

Page 8

今、医療や健康関連で注目すべきトピックスは? 気になる病気の新しい治療薬や治療法、その特徴は? 日経グッデイと日経ヘルスのコラボによるこの連載では、医療・健康に関する最新情報について、分かりやすく解説します。

有料会員になると、鍵つき記事が全て読める&医療専門家に電話相談や名医紹介も!

  • 糖尿病になるまでの「3ステップ」 その対策はどうすればいい?

    日本に約550万人の患者がいると言われている糖尿病。自分は大丈夫だろうかと気になる人もいるのではないか。その糖尿病に関するトピックとして、「体の血糖コントロールの仕組み」「糖尿病のタイプ」や「血糖値が上がりにくい食べ方」「予防・対策のための運動」について見ていく。

  • 誰もがなる「白内障」、失明原因1位「緑内障」 早期発見のカギ

    年を重ねたら誰もが必ずなる病気で、眼鏡をかけても矯正できない白内障。日本人の中途失明原因の1位であり、40歳以上の20人に1人がかかるという緑内障。視機能低下を進ませるこれら2つは、一体どうしたら早期発見でき、どんな治療をするのでしょうか。過去の人気記事を基に、多くの人が直面する白内障・緑内障との付き合い方を見ていきましょう。

  • 危険な「脳卒中」から身を守る方法

    脳卒中は突然起こる病気でありながら、実は8割が予防できる病気でもあると言われている。予防のために私たちができることは何なのか。脳の血管を守る極意を見ていこう。

テーマ別特集をもっと見る

記事一覧をもっと見る

記事一覧をもっと見る

記事一覧をもっと見る

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

Page 9

ストレスで胃がキリキリ、便秘やガスで毎日がどんより、胃もたれや下痢でメンタルまで低下……。みんながひそかに抱える、お腹の悩み。そんなときは漢方薬が力になってくれます。今回は専門家に教わった、胃腸の働きをよみがえらせる漢方薬の考え方を紹介します。

漢方の「胃腸の不調」は多岐にわたる

 食べるのが遅い、食後眠くなる、寒いと下痢をする、ウサギのようなコロコロ便が出る……。心当たりはないだろうか。実は漢方の観点からすると、これらは胃腸虚弱の立派なサイン。聖マリアンナ医科大学客員教授の新井信氏は、次のように話す。

 「胃腸が弱いことで起こる症状といえば、食欲不振や胃もたれ、胸焼け、下痢などが一般的だが、漢方が考える症状はもっと多岐にわたる。食べるのが遅いことや食後の眠気、さらには疲れやすさや筋力低下といった全身の症状も、胃腸の弱さや機能低下から起こることがある」

西洋医学では“症状”とみなされないような、ちょっとした変化も重視するのが漢方。上記以外に「温かい飲食物を好む」「数日間排便がなくても気にならない」「下剤をのむと腹痛や下痢を起こす」もサインに。(資料提供:新井氏、イラスト:二階堂ちはる)

 胃腸は食べたものを消化吸収する臓器だが、漢方ではそれ以上の意味を持つ。胃腸は「脾(ひ)」と呼ばれ、“気”を生み出す場所とされる。東洋医学では、生体は“気・血・水”の3つの要素で構成されており、これらに異常が生じると不調が起こると考えられる。“気”は、目には見えないが生命活動を維持する根源的エネルギーという位置づけだ。

根源的エネルギーの“気”、体内を流れて栄養を与える“血”、体を潤す“水”。これらは互いに影響しながら生体を構成し、バランスが崩れると不調が生じると考えられている。

バックナンバーをもっと見る

カテゴリ記事をもっと見る

  • 糖尿病になるまでの「3ステップ」 その対策はどうすればいい?

    日本に約550万人の患者がいると言われている糖尿病。自分は大丈夫だろうかと気になる人もいるのではないか。その糖尿病に関するトピックとして、「体の血糖コントロールの仕組み」「糖尿病のタイプ」や「血糖値が上がりにくい食べ方」「予防・対策のための運動」について見ていく。

  • 誰もがなる「白内障」、失明原因1位「緑内障」 早期発見のカギ

    年を重ねたら誰もが必ずなる病気で、眼鏡をかけても矯正できない白内障。日本人の中途失明原因の1位であり、40歳以上の20人に1人がかかるという緑内障。視機能低下を進ませるこれら2つは、一体どうしたら早期発見でき、どんな治療をするのでしょうか。過去の人気記事を基に、多くの人が直面する白内障・緑内障との付き合い方を見ていきましょう。

  • 危険な「脳卒中」から身を守る方法

    脳卒中は突然起こる病気でありながら、実は8割が予防できる病気でもあると言われている。予防のために私たちができることは何なのか。脳の血管を守る極意を見ていこう。

テーマ別特集をもっと見る

記事一覧をもっと見る

記事一覧をもっと見る

記事一覧をもっと見る

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

Page 10

今、医療や健康関連で注目すべきトピックスは? 気になる病気の新しい治療薬や治療法、その特徴は? 日経グッデイと日経ヘルスのコラボによるこの連載では、医療・健康に関する最新情報について、分かりやすく解説します。

有料会員になると、鍵つき記事が全て読める&医療専門家に電話相談や名医紹介も!

  • 糖尿病になるまでの「3ステップ」 その対策はどうすればいい?

    日本に約550万人の患者がいると言われている糖尿病。自分は大丈夫だろうかと気になる人もいるのではないか。その糖尿病に関するトピックとして、「体の血糖コントロールの仕組み」「糖尿病のタイプ」や「血糖値が上がりにくい食べ方」「予防・対策のための運動」について見ていく。

  • 誰もがなる「白内障」、失明原因1位「緑内障」 早期発見のカギ

    年を重ねたら誰もが必ずなる病気で、眼鏡をかけても矯正できない白内障。日本人の中途失明原因の1位であり、40歳以上の20人に1人がかかるという緑内障。視機能低下を進ませるこれら2つは、一体どうしたら早期発見でき、どんな治療をするのでしょうか。過去の人気記事を基に、多くの人が直面する白内障・緑内障との付き合い方を見ていきましょう。

  • 危険な「脳卒中」から身を守る方法

    脳卒中は突然起こる病気でありながら、実は8割が予防できる病気でもあると言われている。予防のために私たちができることは何なのか。脳の血管を守る極意を見ていこう。

テーマ別特集をもっと見る

記事一覧をもっと見る

記事一覧をもっと見る

記事一覧をもっと見る

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

Page 11

19年ぶりに改訂された大腸がんの検診ガイドラインにおいて「全大腸内視鏡検査」は推奨グレードが「C」とされた。しかし、内視鏡検査の分野は新たな臨床研究が複数進んでいるのと同時に、体内に挿入する内視鏡の技術も進化している。「痛くてつらい検査」という負のイメージは過去のものになり、多くの人が生涯に一度「全大腸内視鏡検査」を受けることで、高止まりしている日本の死亡率を大きく下げられる可能性も見えてきた。そんな「全大腸内視鏡検査」の最新情報を紹介する。

>前編 大腸がん死亡率は日本で最悪! 早期発見は便潜血検査から

内視鏡検査を1回受けるだけで死亡率が低下する可能性

 「全大腸内視鏡検査」は、肛門から内視鏡という電子スコープ(カメラ)を挿入し、肛門・直腸から大腸の一番奥(回腸末端)までを目で確認することのできる検査だ。国立がん研究センターが19年ぶりに改訂した「有効性評価に基づく大腸がん検診ガイドライン2024年度版」では、まず「対策型検診」として「便潜血検査(免疫法)」を毎年受けることを推奨。グレードAとした。

 そして、全大腸内視鏡検査は、推奨グレードではCとなり、対策型検診でのスクリーニング目的では実施しないことが推奨されているが、精密検査としては重要なうえ、米国をはじめ推奨グレードAとしている国も多い。日本でも便潜血検査で「陽性」となった人には精密検査として全大腸内視鏡検査が一般的に行われている。必要な人が内視鏡検査までたどり着けば、日本の大腸がん死亡率を大きく減らせるはずだ。

 ガイドラインでは「全大腸内視鏡検査」を個人が自分の判断で「任意型検診」として人間ドックなどで受診することについても言及。「利益と不利益に関する適切な情報を医療者と検診対象者が共有し、検診対象者の判断を支援する」という条件付きで実施を認めている。つまり、個人が自ら選択して人間ドックなどで受診することは可能だ。

 国立がん研究センター中央病院・内視鏡センター長の斎藤豊氏は「全大腸内視鏡検査」を任意で受けることのメリットについて、「まず大腸の内側全体をカメラで確認することで便潜血検査では発見できないタイプのがんや前がん病変も発見可能であること」と解説する。また内視鏡は、リスクが高く将来「がん化」する可能性のあるポリープ(腺腫・前がん病変)を発見したとき、同時に切除(治療)することもできるので、大腸がんリスクの高い人では積極的な予防効果が期待できる。

全大腸内視鏡検査

肛門から内視鏡という電子スコープ(カメラ)を挿入し、大腸全体を目で確認する。(イラスト:PIXTA、画像提供:国立がん研究センター中央病院、撮影:斎藤豊氏)

 それに加えて「全大腸内視鏡検査」については有効性を評価するランダム化比較試験(RCT)が複数進行している。新たなガイドラインでも15年という長期にわたって全大腸内視鏡検査の有効性を調べる研究が進んでいることを紹介。観察8年目頃から介入群の死亡率低下を示す傾向が見られており、15年目の最終報告まで注視する必要があるという。

 斎藤氏は「科学的エビデンスが蓄積すれば、全大腸内視鏡検査の可能性がさらに広がります」と期待する。例えば米国では、2010年に医療保険制度改革法(通称オバマケア)が成立し、多くの人が10年に一度の「全大腸内視鏡検査」を無料で受けることが可能になり、結果として大腸がんの死亡率が大幅に低下したというエビデンスが得られている。

 斎藤氏は「米国の例から推測しても、日本人の多くが1回全大腸内視鏡検査を受けるだけでも日本の大腸がん死亡率は大きく下がると考えています。日本における問題点は、数少ない一部の患者さんがリピーターとして過剰に大腸内視鏡検査を受診している半面、一生に一度も検査を受けたことがない人が多いこと。それが進行大腸がんが減らない要因と推測されます」と話す。

バックナンバーをもっと見る

カテゴリ記事をもっと見る

  • 糖尿病になるまでの「3ステップ」 その対策はどうすればいい?

    日本に約550万人の患者がいると言われている糖尿病。自分は大丈夫だろうかと気になる人もいるのではないか。その糖尿病に関するトピックとして、「体の血糖コントロールの仕組み」「糖尿病のタイプ」や「血糖値が上がりにくい食べ方」「予防・対策のための運動」について見ていく。

  • 誰もがなる「白内障」、失明原因1位「緑内障」 早期発見のカギ

    年を重ねたら誰もが必ずなる病気で、眼鏡をかけても矯正できない白内障。日本人の中途失明原因の1位であり、40歳以上の20人に1人がかかるという緑内障。視機能低下を進ませるこれら2つは、一体どうしたら早期発見でき、どんな治療をするのでしょうか。過去の人気記事を基に、多くの人が直面する白内障・緑内障との付き合い方を見ていきましょう。

  • 危険な「脳卒中」から身を守る方法

    脳卒中は突然起こる病気でありながら、実は8割が予防できる病気でもあると言われている。予防のために私たちができることは何なのか。脳の血管を守る極意を見ていこう。

テーマ別特集をもっと見る

記事一覧をもっと見る

記事一覧をもっと見る

記事一覧をもっと見る

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

Page 12

朝寝坊が多い。体がだるくて学校に行きたくないと言う。授業中に居眠りをする――。子供のこうした状況に悩んでいる親は少なくない。子供の睡眠障害は原因が分かりにくく、年齢によっても多様な問題がある。今回は大人とは事情が異なる「子供の睡眠障害」について考える。東京都立多摩北部医療センターで「小児睡眠障害外来」を担当する小児科部長の小保内俊雅氏に解説してもらおう。

日本の子供の睡眠時間は、大人と同じくらい短い

(写真:PIXTA)

 子供は大人よりも多くの睡眠時間を必要とする。厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、睡眠に関する推薦事項が「高齢者版」「成人版」「こども版」と3つに分けられており、それによると成人の睡眠推奨時間は個人差はあるものの「6時間以上」が目安となっているが、子供は「小学生は9~12時間、中学・高校生は8~10時間」となっている。だが、実際はどうだろう。世の中の子供はこの推奨時間分、しっかり寝ているだろうか。

 世界的に見ると日本人の睡眠時間が短いことはよく知られているが、実は子供も例外ではない。17カ国・地域の乳幼児の睡眠時間を比較した研究によると、最も短いのは、やはり日本だった(*1)。小学生の平均就寝時刻は今世紀初頭から午後10時を過ぎており、中学生になると午後11時半となり、ほとんど大人と変わらないことも確認されている(*2)。

 心身が成長する時期にある子供の睡眠不足は、大人よりも深刻だ。例えば、「3歳のときの睡眠時間」と「中学1年生時点での肥満率」の関係を調べた研究がある。3歳のとき11時間以上眠っていた子供における中学1年生時点での肥満率は12.2%だが、睡眠が9時間台になると肥満率は15.1%、9時間未満になると20.0%に上昇する(*3)。つまり、3歳時点の睡眠時間が短いほど、中学1年生時点の肥満率が上昇することが分かる。

 「子供のときに睡眠不足だった子は太りやすくなり、結果として大人になってから糖尿病や高血圧などの生活習慣病を発症するリスクが高くなるわけです」と、東京都立多摩北部医療センターで小児睡眠障害外来を開いている小児科部長の小保内俊雅氏は説明する。

 また、子供の睡眠不足はメンタルにも影響する。米国で1万5659人の中高生を対象にした大規模な調査によると、午後10時までに就寝している子供に比べ、12時以降に就寝する子供のうつ病発症リスクは24%上昇するという(*4)。

*1 Sleep Med. 2010 Mar;11(3):274-280. *2 Pharma Media. 2002 ;20:97-98. *3 医学のあゆみ 2007 ;20:833-836.

*4 Sleep. 2010 Jan;33(1):97-106.

バックナンバーをもっと見る

カテゴリ記事をもっと見る

  • 糖尿病になるまでの「3ステップ」 その対策はどうすればいい?

    日本に約550万人の患者がいると言われている糖尿病。自分は大丈夫だろうかと気になる人もいるのではないか。その糖尿病に関するトピックとして、「体の血糖コントロールの仕組み」「糖尿病のタイプ」や「血糖値が上がりにくい食べ方」「予防・対策のための運動」について見ていく。

  • 誰もがなる「白内障」、失明原因1位「緑内障」 早期発見のカギ

    年を重ねたら誰もが必ずなる病気で、眼鏡をかけても矯正できない白内障。日本人の中途失明原因の1位であり、40歳以上の20人に1人がかかるという緑内障。視機能低下を進ませるこれら2つは、一体どうしたら早期発見でき、どんな治療をするのでしょうか。過去の人気記事を基に、多くの人が直面する白内障・緑内障との付き合い方を見ていきましょう。

  • 危険な「脳卒中」から身を守る方法

    脳卒中は突然起こる病気でありながら、実は8割が予防できる病気でもあると言われている。予防のために私たちができることは何なのか。脳の血管を守る極意を見ていこう。

テーマ別特集をもっと見る

記事一覧をもっと見る

記事一覧をもっと見る

記事一覧をもっと見る

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

Page 13

日経Goodayは、「間違いだらけの病院のかかり方 ~あなたの受診方法、損していない?~」と題して、ウェビナーを開催します。マイドクター会員の皆さまを無料でご招待(事前登録制)。ぜひ奮ってご参加ください。

(背景イメージ画像:78art/stock.adobe.com)

 皆さんは、医療機関にかかりたいとき、迷うことはありませんか? そして、「かかりつけ医」をお持ちですか?

 実は、医療に関する意識調査でも、「かかりつけ医がいる人」は56.9%と半数を超えていますが、42.3%の「いない人」は、「探す方法が分からない」「都度、受診する医療機関を選んでいる」といった理由を挙げています(日本医師会総合政策研究機構「第8回 日本の医療に関する意識調査(2023年11月に実施)」による)。

 忙しいときほど、適切な医療機関をさっと見つけて、速やかに受診したいものです。また、ときには、適切な医療機関の探し方ができているか不安になることもあるでしょう。最近は、デジタルツールが増えてきて医療機関を探しやすくなってきましたが、まだうまく取り入れられていない人もいるかもしれません。

 そこで、日経Goodayでは、「間違いだらけの病院のかかり方 ~あなたの受診方法、損していない?~」と題して、日経ビジネスLIVEと共同でウェビナーを開催します。2025年7月3日(木)17時から開催予定、Zoomによるライブ配信となります。

 講師は、呼吸器専門医・アレルギー専門医・内科認定医の折茂圭介氏です。医療機関にかかりたいときに知っておきたい知識、賢く医療機関にかかるヒントを凝縮してお伝えします。かかりつけ医の選び方やコミュニケーションのコツなども伝授します。

 日経Goodayマイドクター会員の皆様は無料で視聴できます。事前登録制の先着順になりますので、ぜひ、下記の申し込みページからご登録ください。

ウェビナー開催、「間違いだらけの病院のかかり方 ~あなたの受診方法、損していない?~」

■開催日:2025年7月3日(木) 17:00~18:00(予定、開場はセミナー開始10分前から) ■テーマ:間違いだらけの病院のかかり方 ~あなたの受診方法、損していない?~

■講師:折茂圭介氏(呼吸器専門医・アレルギー専門医・内科認定医)

プロフィール:東北大学医学部卒。東京都立駒込病院での初期研修を経て東京女子医科大学呼吸器内科入局。大学院で国立成育医療研究センター研究所 免疫アレルギー感染研究部に国内留学。博士課程修了後、同研究室で研究員として勤務。専門は呼吸器内科学、特に喘息をはじめとするアレルギー学。Ubie株式会社にて、一般向けサービス症状検索エンジン「ユビー」の開発等に携わる。

■聞き手:鈴木陽子(日経Gooday編集長) ■司会:原田寧々(日経Gooday記者) ■会場:Zoomを使ったオンラインセミナー(原則ライブ配信) ■主催:日経Gooday、日経ビジネス ■受講料:日経Goodayマイドクター会員(有料)の皆様、日経ビジネス電子版の有料会員の皆様、雑誌「日経ビジネス」購読の皆様は無料で視聴できます(いずれも事前登録制、先着順)。

無料視聴を希望でまだ日経Goodayマイドクター会員でない方は、こちらから会員登録(月額894円、初月無料)をした上で、次のページから参加をお申し込みください。 日経Goodayマイドクター会員にならずにウェビナー視聴をご希望の方は、3300円(税込)で視聴可能です。こちらから参加をお申し込みください。 日経ビジネス電子版の会員の方は、こちらのページに移り、お申し込みください。 雑誌「日経ビジネス」購読の方は、2025年6月23日号をご覧になって参加をお申し込みください。

 ウェビナーへの参加の申し込みは、次のページからどうぞ  (マイドクター会員の方はログインしてお進みください)

  • 糖尿病になるまでの「3ステップ」 その対策はどうすればいい?

    日本に約550万人の患者がいると言われている糖尿病。自分は大丈夫だろうかと気になる人もいるのではないか。その糖尿病に関するトピックとして、「体の血糖コントロールの仕組み」「糖尿病のタイプ」や「血糖値が上がりにくい食べ方」「予防・対策のための運動」について見ていく。

  • 誰もがなる「白内障」、失明原因1位「緑内障」 早期発見のカギ

    年を重ねたら誰もが必ずなる病気で、眼鏡をかけても矯正できない白内障。日本人の中途失明原因の1位であり、40歳以上の20人に1人がかかるという緑内障。視機能低下を進ませるこれら2つは、一体どうしたら早期発見でき、どんな治療をするのでしょうか。過去の人気記事を基に、多くの人が直面する白内障・緑内障との付き合い方を見ていきましょう。

  • 危険な「脳卒中」から身を守る方法

    脳卒中は突然起こる病気でありながら、実は8割が予防できる病気でもあると言われている。予防のために私たちができることは何なのか。脳の血管を守る極意を見ていこう。

テーマ別特集をもっと見る

記事一覧をもっと見る

記事一覧をもっと見る

記事一覧をもっと見る

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

Page 14

健康・医療のエキスパートが月替わりで登場して、読者の皆さんの質問に回答する人気連載「健康Q&A」。2025年7月の回答者は、便、痔、肛門の痛みなど「肛門、お尻の悩み」に詳しい赤羽根拓弥先生です。このテーマに関して悩んでいること、 先生に聞いてみたいことがある方は、ぜひご質問をお寄せください!

 便漏れ、痔、おなら、肛門の痛みなど「肛門・お尻に関する悩み」は、人に相談しづらいもの。1人で悩んでいる人も少なくないと思います。 そのお悩みについて、消化器科・肛門外科医で赤羽根医院 副院長の赤羽根拓弥先生に聞いてみませんか。

  赤羽根先生は、帝京大学医学部附属病院外科下部消化器外科に入局し、手術や内視鏡診療(胃カメラ・大腸カメラ)をはじめ、多数の消化器疾患を診療。その後、国内屈指の大腸肛門病専門病院である所沢肛門病院で多数の肛門手術、大腸内視鏡検査を行ってきました。書籍『カラダのすべてを肛門は知っている』(カンゼン)の監修も手がけています

 便漏れ(便失禁)、便秘、痔、おなら、肛門の痛み・かゆみ、温水洗浄便座の使い方など、排便や肛門、お尻に関することでご質問、疑問がある方はこの機会にぜひ赤羽根先生に質問をお寄せください。質問は匿名ででき、回答は2025年7月下旬に記事で紹介します。

赤羽根先生への質問はこちらからどうぞ↓↓↓

質問の投稿ページ

※質問募集期間:2025年5月19日~2025年6月25日  都合により受付終了が早まることもございます。あらかじめご了承ください。

【質問例】(以下と似た質問でも構いません)

!ご注意!

  • 質問はどなたでも可能ですが、回答記事を閲覧できるのは、日経Goodayマイドクター会員(有料会員)のみです。マイドクター会員についての詳細は、こちらをご覧ください。
  • 「あなたの症状に合う薬は〇〇です」など、医師の診断行為に該当するような個別・具体的な回答はできません。また、寄せられた質問のすべてに回答する企画ではございませんのであらかじめご了承ください。
  • 医師・看護師などの専門家に直接健康相談をしたい方は、24時間365日ご利用できる、「日経Goodayマイドクター 電話相談24」をご利用ください。ご利用できるのは、日経Goodayマイドクター会員に限られます。
「日経Goodayマイドクター 電話相談24」のご案内ページはこちら
  • 糖尿病になるまでの「3ステップ」 その対策はどうすればいい?

    日本に約550万人の患者がいると言われている糖尿病。自分は大丈夫だろうかと気になる人もいるのではないか。その糖尿病に関するトピックとして、「体の血糖コントロールの仕組み」「糖尿病のタイプ」や「血糖値が上がりにくい食べ方」「予防・対策のための運動」について見ていく。

  • 誰もがなる「白内障」、失明原因1位「緑内障」 早期発見のカギ

    年を重ねたら誰もが必ずなる病気で、眼鏡をかけても矯正できない白内障。日本人の中途失明原因の1位であり、40歳以上の20人に1人がかかるという緑内障。視機能低下を進ませるこれら2つは、一体どうしたら早期発見でき、どんな治療をするのでしょうか。過去の人気記事を基に、多くの人が直面する白内障・緑内障との付き合い方を見ていきましょう。

  • 危険な「脳卒中」から身を守る方法

    脳卒中は突然起こる病気でありながら、実は8割が予防できる病気でもあると言われている。予防のために私たちができることは何なのか。脳の血管を守る極意を見ていこう。

テーマ別特集をもっと見る

記事一覧をもっと見る

記事一覧をもっと見る

記事一覧をもっと見る

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

Page 15

健康・医療のエキスパートが月替わりで登場して、読者の皆さんの質問に回答する人気連載「健康Q&A」。2025年8月の回答者は、痛風や高尿酸血症に詳しい、両国東口クリニック理事長の大山博司先生です。このテーマに関して日ごろから疑問に思っていること、聞いてみたいことがある方は、ぜひご質問をお寄せください!

 大山先生は6000件を超える痛風・高尿酸血症の医療相談に回答されており、過去には日経Goodayの特集 尿酸値を抑え、痛風を回避! にもご登場いただいております。

 「痛風」「高尿酸血症」などに関する疑問のある方は、ぜひこの貴重な機会に質問をお寄せください! 回答記事は2025年8月に掲載いたします。

大山先生への質問はこちらからどうぞ↓↓↓

質問の投稿ページ

※質問募集期間:2025年5月30日~7月1日  都合により受付終了が早まることもございます。あらかじめご了承ください。

【質問例】(以下と似た質問でも構いません)

大山博司(おおやま ひろし)氏 両国東口クリニック理事長

認定痛風医。帝京大学医学部卒業。帝京大学医学部第二内科、田島病院院長などを経て、2001年に両国東口クリニックを開設、2005年より現職。専門は、痛風、リウマチ。1997年に「痛風ホームページ」を開設、6000件を超える痛風・高尿酸血症医療相談に答えている。厚生労働省の委託研究としてインターネットヘルスケアとセキュリティについての研究報告のほか、インターネットの医療利用についての報告も行っている。近著は『図解ですぐわかる 自力で下げる!尿酸値』(河出書房新社)

!ご注意!

  • 質問はどなたでも可能ですが、回答記事を閲覧できるのは、日経Goodayマイドクター会員(有料会員)のみです。マイドクター会員についての詳細は、こちらをご覧ください。
  • 「あなたの症状に合う薬は〇〇です」など、医師の診断行為に該当するような個別・具体的な回答はできません。また、寄せられた質問のすべてに回答する企画ではございませんのであらかじめご了承ください。
  • 医師・看護師などの専門家に直接健康相談をしたい方は、24時間365日ご利用できる、「日経Goodayマイドクター 電話相談24」をご利用ください。ご利用できるのは、日経Goodayマイドクター会員に限られます。
「日経Goodayマイドクター 電話相談24」のご案内ページはこちら
  • 糖尿病になるまでの「3ステップ」 その対策はどうすればいい?

    日本に約550万人の患者がいると言われている糖尿病。自分は大丈夫だろうかと気になる人もいるのではないか。その糖尿病に関するトピックとして、「体の血糖コントロールの仕組み」「糖尿病のタイプ」や「血糖値が上がりにくい食べ方」「予防・対策のための運動」について見ていく。

  • 誰もがなる「白内障」、失明原因1位「緑内障」 早期発見のカギ

    年を重ねたら誰もが必ずなる病気で、眼鏡をかけても矯正できない白内障。日本人の中途失明原因の1位であり、40歳以上の20人に1人がかかるという緑内障。視機能低下を進ませるこれら2つは、一体どうしたら早期発見でき、どんな治療をするのでしょうか。過去の人気記事を基に、多くの人が直面する白内障・緑内障との付き合い方を見ていきましょう。

  • 危険な「脳卒中」から身を守る方法

    脳卒中は突然起こる病気でありながら、実は8割が予防できる病気でもあると言われている。予防のために私たちができることは何なのか。脳の血管を守る極意を見ていこう。

テーマ別特集をもっと見る

記事一覧をもっと見る

記事一覧をもっと見る

記事一覧をもっと見る

記事一覧をもっと見る

「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

  • 1オリジナルの鍵つき記事がすべて読める!
  • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
  • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

Page 16

 日ごろから日経Goodayをご愛読いただき、ありがとうございます。

 皆さんは、日ごろ受けている健康診断や人間ドックの結果をどのように管理していますか。紙の状態で提供された健診結果を保管している人が多いかもしれません。

 そこで、日経Goodayの提携サービスのアプリ「ヘルス×ライフ」を使って、健診結果をデジタルデータとして管理する方法を紹介します。

紙の健診結果のデータを無償で取り込める

 ヘルス×ライフには、健康診断のデータを一元管理できる機能があります。健診結果の検査値は自分で登録することもできますが、健診結果を写真に撮って送れば自動入力してくれるサービスがあるので、活用するといいでしょう。もちろん無料で利用できます。

 健診結果を入力しておくと、すぐにアプリで確認することができます。また、生活習慣病のリスクがどの程度あるのかをグラフで表示する機能があるので、自分の健康管理に役立てることができます。

【1】健診結果を撮影する

【2】「入力依頼」を選択して、健診結果の画像をメールで送信する

あなたの健康をサポートする総合健康アプリ「ヘルス×ライフ」

 健康管理ができるアプリ「ヘルス×ライフ」は、iPhoneとアンドロイドの両方のスマートフォンで利用可能です。

 その日の歩数を表示するほか、日々の体重、血圧、体温などのデータを入力していくと、グラフにして変化を「見える化」できます。日々の変化をチェックすることは、ダイエットはもちろん、高血圧、脂肪肝などの生活習慣病対策としても重要です。アプリから、日経Goodayの最新記事を読むこともできます(マイドクター会員限定の記事は会員登録とログイン手続きが必要)。

◇     ◇     ◇

 健康管理の基本は「自分の健康状態を正しく把握する」こと、そして「日々の管理を継続する」こと。病気の予兆を早めに知ることにつながります。そのパートナーとして「ヘルス×ライフ」をご活用ください。

ヘルス×ライフ ダウンロードページ

  • Android版:Google Playのページへ
  • iPhone版:App Storeのページへ
    • 糖尿病になるまでの「3ステップ」 その対策はどうすればいい?

      日本に約550万人の患者がいると言われている糖尿病。自分は大丈夫だろうかと気になる人もいるのではないか。その糖尿病に関するトピックとして、「体の血糖コントロールの仕組み」「糖尿病のタイプ」や「血糖値が上がりにくい食べ方」「予防・対策のための運動」について見ていく。

    • 誰もがなる「白内障」、失明原因1位「緑内障」 早期発見のカギ

      年を重ねたら誰もが必ずなる病気で、眼鏡をかけても矯正できない白内障。日本人の中途失明原因の1位であり、40歳以上の20人に1人がかかるという緑内障。視機能低下を進ませるこれら2つは、一体どうしたら早期発見でき、どんな治療をするのでしょうか。過去の人気記事を基に、多くの人が直面する白内障・緑内障との付き合い方を見ていきましょう。

    • 危険な「脳卒中」から身を守る方法

      脳卒中は突然起こる病気でありながら、実は8割が予防できる病気でもあると言われている。予防のために私たちができることは何なのか。脳の血管を守る極意を見ていこう。

    テーマ別特集をもっと見る

    記事一覧をもっと見る

    記事一覧をもっと見る

    記事一覧をもっと見る

    記事一覧をもっと見る

    「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

    • 1オリジナルの鍵つき記事がすべて読める!
    • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
    • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

    Page 17

    有料会員になると、鍵つき記事が全て読める&医療専門家に電話相談や名医紹介も!

    • 糖尿病になるまでの「3ステップ」 その対策はどうすればいい?

      日本に約550万人の患者がいると言われている糖尿病。自分は大丈夫だろうかと気になる人もいるのではないか。その糖尿病に関するトピックとして、「体の血糖コントロールの仕組み」「糖尿病のタイプ」や「血糖値が上がりにくい食べ方」「予防・対策のための運動」について見ていく。

    • 誰もがなる「白内障」、失明原因1位「緑内障」 早期発見のカギ

      年を重ねたら誰もが必ずなる病気で、眼鏡をかけても矯正できない白内障。日本人の中途失明原因の1位であり、40歳以上の20人に1人がかかるという緑内障。視機能低下を進ませるこれら2つは、一体どうしたら早期発見でき、どんな治療をするのでしょうか。過去の人気記事を基に、多くの人が直面する白内障・緑内障との付き合い方を見ていきましょう。

    • 危険な「脳卒中」から身を守る方法

      脳卒中は突然起こる病気でありながら、実は8割が予防できる病気でもあると言われている。予防のために私たちができることは何なのか。脳の血管を守る極意を見ていこう。

    テーマ別特集をもっと見る

    記事一覧をもっと見る

    記事一覧をもっと見る

    記事一覧をもっと見る

    記事一覧をもっと見る

    「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

    • 1オリジナルの鍵つき記事がすべて読める!
    • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
    • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

    Page 18

    ビジネスでも、プライベートでも、「酒」が同席する機会は少なくない。ましてや日本の文化に「酒」はなくてはならないもの。祝い酒、嬉し酒、やけ酒、涙酒…。「アルコールはガソリン!」という“超・左党”たちから、「アルコールとは時々仲良し」という“準・左党”たちまで、皆に役立つ酒と健康の最新科学を贈る! (タイトル題字:葉石かおり)

    有料会員になると、鍵つき記事が全て読める&医療専門家に電話相談や名医紹介も!

    • 糖尿病になるまでの「3ステップ」 その対策はどうすればいい?

      日本に約550万人の患者がいると言われている糖尿病。自分は大丈夫だろうかと気になる人もいるのではないか。その糖尿病に関するトピックとして、「体の血糖コントロールの仕組み」「糖尿病のタイプ」や「血糖値が上がりにくい食べ方」「予防・対策のための運動」について見ていく。

    • 誰もがなる「白内障」、失明原因1位「緑内障」 早期発見のカギ

      年を重ねたら誰もが必ずなる病気で、眼鏡をかけても矯正できない白内障。日本人の中途失明原因の1位であり、40歳以上の20人に1人がかかるという緑内障。視機能低下を進ませるこれら2つは、一体どうしたら早期発見でき、どんな治療をするのでしょうか。過去の人気記事を基に、多くの人が直面する白内障・緑内障との付き合い方を見ていきましょう。

    • 危険な「脳卒中」から身を守る方法

      脳卒中は突然起こる病気でありながら、実は8割が予防できる病気でもあると言われている。予防のために私たちができることは何なのか。脳の血管を守る極意を見ていこう。

    テーマ別特集をもっと見る

    記事一覧をもっと見る

    記事一覧をもっと見る

    記事一覧をもっと見る

    記事一覧をもっと見る

    「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

    • 1オリジナルの鍵つき記事がすべて読める!
    • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
    • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

    Page 19

     日経Goodayでは日々、新しい健康・医療情報をお届けしています。その中で、読者のみなさまが今、最も気になっているテーマ、例えば、「大腸がん」「脂肪肝」「痛風・尿酸値」「男性ホルモン」などに関する多数の記事の“エッセンス”をすばやく知りたい――。そんなニーズにお答えする新サービスを開始します。

     それが「テーマ別特集」です。毎月、読者のみなさまの関心が高かったテーマをチョイスし、特に好評だった記事のポイントを編集部でピックアップしてお届けします。そのテーマ、ジャンルについて知っておくべきことが、この記事を読むだけですべて把握できます。さらに、そのテーマに関する記事一覧もご用意しました。ご活用ください。

    有料会員になると、鍵つき記事が全て読める&医療専門家に電話相談や名医紹介も!

    • 糖尿病になるまでの「3ステップ」 その対策はどうすればいい?

      日本に約550万人の患者がいると言われている糖尿病。自分は大丈夫だろうかと気になる人もいるのではないか。その糖尿病に関するトピックとして、「体の血糖コントロールの仕組み」「糖尿病のタイプ」や「血糖値が上がりにくい食べ方」「予防・対策のための運動」について見ていく。

    • 誰もがなる「白内障」、失明原因1位「緑内障」 早期発見のカギ

      年を重ねたら誰もが必ずなる病気で、眼鏡をかけても矯正できない白内障。日本人の中途失明原因の1位であり、40歳以上の20人に1人がかかるという緑内障。視機能低下を進ませるこれら2つは、一体どうしたら早期発見でき、どんな治療をするのでしょうか。過去の人気記事を基に、多くの人が直面する白内障・緑内障との付き合い方を見ていきましょう。

    • 危険な「脳卒中」から身を守る方法

      脳卒中は突然起こる病気でありながら、実は8割が予防できる病気でもあると言われている。予防のために私たちができることは何なのか。脳の血管を守る極意を見ていこう。

    テーマ別特集をもっと見る

    記事一覧をもっと見る

    記事一覧をもっと見る

    記事一覧をもっと見る

    記事一覧をもっと見る

    「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

    • 1オリジナルの鍵つき記事がすべて読める!
    • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
    • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

    Page 20

     生活習慣病の中でも日本に約550万人の患者がいると言われている糖尿病。失明、心臓病、腎不全、足の切断といった重篤な症状につながることがあるため、自分は大丈夫だろうかと気になる人もいるのではないか。今回、その糖尿病に関するトピックとして、「体の血糖コントロールの仕組み」「糖尿病のタイプ」や「血糖値が上がりにくい食べ方」「予防・対策のための運動」について見ていく。

    テーマ別特集「糖尿病」 この記事の主な内容 内臓脂肪が増えるとインスリンが効きにくくなる 糖尿病には3つのステップがある 普通に1人前を食べただけなのに、食べ過ぎに? 血糖値を上げにくくする食べ方のコツ 糖尿病など生活習慣病の予防・対策にウォーキング!  まずは、糖尿病の指標となる血糖値(*1)とそのコントロールの仕組みについて、大阪大学大学院医学系研究科 公衆衛生学 特任准教授の野口緑氏に聞いた。

    内臓脂肪が増えるとインスリンが効きにくくなる

     私たちの体の血糖コントロールの仕組みはどうなっているのだろうか。すい臓のβ細胞から分泌されるインスリンは「血糖値を下げるホルモン」というイメージがあるかもしれないが、このインスリンは脳に必要なブドウ糖を維持するため、「血糖をコントロールするためのホルモン」だ。食事をしていない就寝中などは、血糖が下がってくるが、そのような時には肝臓に蓄えておいたブドウ糖の塊(グリコーゲン)を分解して血液中に放出して、血糖値を一定にしておくのもインスリンの仕事なのだ。

     したがって、食事をとっていない時間帯も含めて1日中一定量が分泌されている。これを「基礎分泌」という。一方、食事で血糖値が上がったときは大量のインスリンが分泌されて、余分な糖を肝臓や脂肪細胞などに取り込むように働き、血糖値を下げる。この時のインスリン分泌は「追加分泌」と呼ばれている。

     大量に分泌されたインスリンは、血液中の糖を中性脂肪に置き換えて脂肪細胞に取り込む。体重が増えて太る人は、インスリンがすごく出ているということ。ところが、メタボになって内臓脂肪が増えると、脂肪細胞から分泌されるTNF-αなどの悪玉サイトカイン(生理活性物質)によって、インスリン作用が落ちる状態(インスリン抵抗性)が生じる。

     すると、十分なインスリンは出ているのに、血糖値を下げるため、さらにインスリン分泌をしようとする。その結果、血糖はどんどん脂肪細胞に取り込まれ、結果としてより内臓脂肪が蓄積するという悪循環に陥るという。これを長期間にわたって繰り返していると、そのうちに、すい臓のβ細胞が疲弊して、インスリン分泌のタイミングが遅れるようになるとともに、分泌量も減っていくのだ。

    バックナンバーをもっと見る

    カテゴリ記事をもっと見る

    • 糖尿病になるまでの「3ステップ」 その対策はどうすればいい?

      日本に約550万人の患者がいると言われている糖尿病。自分は大丈夫だろうかと気になる人もいるのではないか。その糖尿病に関するトピックとして、「体の血糖コントロールの仕組み」「糖尿病のタイプ」や「血糖値が上がりにくい食べ方」「予防・対策のための運動」について見ていく。

    • 誰もがなる「白内障」、失明原因1位「緑内障」 早期発見のカギ

      年を重ねたら誰もが必ずなる病気で、眼鏡をかけても矯正できない白内障。日本人の中途失明原因の1位であり、40歳以上の20人に1人がかかるという緑内障。視機能低下を進ませるこれら2つは、一体どうしたら早期発見でき、どんな治療をするのでしょうか。過去の人気記事を基に、多くの人が直面する白内障・緑内障との付き合い方を見ていきましょう。

    • 危険な「脳卒中」から身を守る方法

      脳卒中は突然起こる病気でありながら、実は8割が予防できる病気でもあると言われている。予防のために私たちができることは何なのか。脳の血管を守る極意を見ていこう。

    テーマ別特集をもっと見る

    記事一覧をもっと見る

    記事一覧をもっと見る

    記事一覧をもっと見る

    記事一覧をもっと見る

    「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

    • 1オリジナルの鍵つき記事がすべて読める!
    • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
    • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

    Page 21

     日経Goodayでは日々、新しい健康・医療情報をお届けしています。その中で、読者のみなさまが今、最も気になっているテーマ、例えば、「大腸がん」「脂肪肝」「痛風・尿酸値」「男性ホルモン」などに関する多数の記事の“エッセンス”をすばやく知りたい――。そんなニーズにお答えする新サービスを開始します。

     それが「テーマ別特集」です。毎月、読者のみなさまの関心が高かったテーマをチョイスし、特に好評だった記事のポイントを編集部でピックアップしてお届けします。そのテーマ、ジャンルについて知っておくべきことが、この記事を読むだけですべて把握できます。さらに、そのテーマに関する記事一覧もご用意しました。ご活用ください。

    有料会員になると、鍵つき記事が全て読める&医療専門家に電話相談や名医紹介も!

    • 糖尿病になるまでの「3ステップ」 その対策はどうすればいい?

      日本に約550万人の患者がいると言われている糖尿病。自分は大丈夫だろうかと気になる人もいるのではないか。その糖尿病に関するトピックとして、「体の血糖コントロールの仕組み」「糖尿病のタイプ」や「血糖値が上がりにくい食べ方」「予防・対策のための運動」について見ていく。

    • 誰もがなる「白内障」、失明原因1位「緑内障」 早期発見のカギ

      年を重ねたら誰もが必ずなる病気で、眼鏡をかけても矯正できない白内障。日本人の中途失明原因の1位であり、40歳以上の20人に1人がかかるという緑内障。視機能低下を進ませるこれら2つは、一体どうしたら早期発見でき、どんな治療をするのでしょうか。過去の人気記事を基に、多くの人が直面する白内障・緑内障との付き合い方を見ていきましょう。

    • 危険な「脳卒中」から身を守る方法

      脳卒中は突然起こる病気でありながら、実は8割が予防できる病気でもあると言われている。予防のために私たちができることは何なのか。脳の血管を守る極意を見ていこう。

    テーマ別特集をもっと見る

    記事一覧をもっと見る

    記事一覧をもっと見る

    記事一覧をもっと見る

    記事一覧をもっと見る

    「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

    • 1オリジナルの鍵つき記事がすべて読める!
    • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
    • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

    Page 22

    日経Goodayではこれまでに数多くのエクササイズを記事で紹介してきました。そうした中、「エクササイズの部分だけをまとめて見たい」「画面やプリントアウトを見ながらエクササイズしたい」といった声を多数いただきました。そこで、過去に好評だった記事の中からエクササイズだけを抜き出し、より見やすい形にまとめました。パソコンやスマートフォンの画面で見ながら、あるいはプリントアウトしたものを壁に貼って見ながら、気になるエクササイズをより快適に実践してください。

    有料会員になると、鍵つき記事が全て読める&医療専門家に電話相談や名医紹介も!

    • 糖尿病になるまでの「3ステップ」 その対策はどうすればいい?

      日本に約550万人の患者がいると言われている糖尿病。自分は大丈夫だろうかと気になる人もいるのではないか。その糖尿病に関するトピックとして、「体の血糖コントロールの仕組み」「糖尿病のタイプ」や「血糖値が上がりにくい食べ方」「予防・対策のための運動」について見ていく。

    • 誰もがなる「白内障」、失明原因1位「緑内障」 早期発見のカギ

      年を重ねたら誰もが必ずなる病気で、眼鏡をかけても矯正できない白内障。日本人の中途失明原因の1位であり、40歳以上の20人に1人がかかるという緑内障。視機能低下を進ませるこれら2つは、一体どうしたら早期発見でき、どんな治療をするのでしょうか。過去の人気記事を基に、多くの人が直面する白内障・緑内障との付き合い方を見ていきましょう。

    • 危険な「脳卒中」から身を守る方法

      脳卒中は突然起こる病気でありながら、実は8割が予防できる病気でもあると言われている。予防のために私たちができることは何なのか。脳の血管を守る極意を見ていこう。

    テーマ別特集をもっと見る

    記事一覧をもっと見る

    記事一覧をもっと見る

    記事一覧をもっと見る

    記事一覧をもっと見る

    「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

    • 1オリジナルの鍵つき記事がすべて読める!
    • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
    • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

    Page 23

    LDLコレステロール値や中性脂肪値などが高い脂質異常症は、血管の老化を進め、心筋梗塞による突然死の原因となる病気だ。しかし、過信して放置している人や誤解している人も多いようだ。何が本当なのか。本特集では、コレステロールに関する正しい情報を解説し、血管の老化と突然死を防ぐ方法を紹介する。

    山下静也(やました しずや)氏 りんくう総合医療センター(大阪府泉佐野市)理事長

    1979年大阪大学医学部卒業。米シンシナティ大学臨床病理学教室、大阪大学医学部講師、同大学院医学系研究科助教授、同総合地域医療学寄附講座教授などを経て、2015年地方独立行政法人りんくう総合医療センター副理事長兼病院長に就任。2020年より現職。日本動脈硬化学会元理事長・名誉会員。「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022年版」の執筆協力委員・顧問も務めた。専門は脂質異常症、動脈硬化症、肥満症。

    有料会員になると、鍵つき記事が全て読める&医療専門家に電話相談や名医紹介も!

    • 糖尿病になるまでの「3ステップ」 その対策はどうすればいい?

      日本に約550万人の患者がいると言われている糖尿病。自分は大丈夫だろうかと気になる人もいるのではないか。その糖尿病に関するトピックとして、「体の血糖コントロールの仕組み」「糖尿病のタイプ」や「血糖値が上がりにくい食べ方」「予防・対策のための運動」について見ていく。

    • 誰もがなる「白内障」、失明原因1位「緑内障」 早期発見のカギ

      年を重ねたら誰もが必ずなる病気で、眼鏡をかけても矯正できない白内障。日本人の中途失明原因の1位であり、40歳以上の20人に1人がかかるという緑内障。視機能低下を進ませるこれら2つは、一体どうしたら早期発見でき、どんな治療をするのでしょうか。過去の人気記事を基に、多くの人が直面する白内障・緑内障との付き合い方を見ていきましょう。

    • 危険な「脳卒中」から身を守る方法

      脳卒中は突然起こる病気でありながら、実は8割が予防できる病気でもあると言われている。予防のために私たちができることは何なのか。脳の血管を守る極意を見ていこう。

    テーマ別特集をもっと見る

    記事一覧をもっと見る

    記事一覧をもっと見る

    記事一覧をもっと見る

    記事一覧をもっと見る

    「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

    • 1オリジナルの鍵つき記事がすべて読める!
    • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
    • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

    Page 24

    人生も半ばを過ぎると、老化と無縁ではいられない。少しでも老化を遅らせ、健康寿命を延ばしたいというのは誰しも願うことだろう。近年では老化研究が急速に進み、老化を進める要因も明らかになってきた。今、その中で注目されているのが「糖化」だ。糖化は、見た目の老化はもちろん、血管や内臓、骨、関節などの機能低下、糖尿病、認知症など多くの病気のリスクも高める。では、糖化を防ぎ“老けない”ために何を実践すればいいのだろうか。本特集では、糖化の最新事情とその対策を、糖化研究の専門家である同志社大学生命医科学部アンチエイジングリサーチセンター教授の米井嘉一氏に聞いていく。

    米井嘉一(よねい よしかず)氏 同志社大学生命医科学部アンチエイジングリサーチセンター 教授

    1982年慶應義塾大学医学部卒業、1986年同大学大学院医学研究科内科学専攻博士課程修了。米カリフォルニア大学ロサンゼルス校留学、日本鋼管病院内科、同院人間ドック脳ドック室部長などを経て、2005年より現職。2008年より同志社大学大学院生命医科学研究科教授を兼任する。研究テーマは抗加齢医学、糖化ストレス、内科学。『糖と脂で体は壊れる』(池田書店)ほか著書多数、科学誌「Nature」2025年3月13日号でも研究内容が紹介された。

    有料会員になると、鍵つき記事が全て読める&医療専門家に電話相談や名医紹介も!

    • 糖尿病になるまでの「3ステップ」 その対策はどうすればいい?

      日本に約550万人の患者がいると言われている糖尿病。自分は大丈夫だろうかと気になる人もいるのではないか。その糖尿病に関するトピックとして、「体の血糖コントロールの仕組み」「糖尿病のタイプ」や「血糖値が上がりにくい食べ方」「予防・対策のための運動」について見ていく。

    • 誰もがなる「白内障」、失明原因1位「緑内障」 早期発見のカギ

      年を重ねたら誰もが必ずなる病気で、眼鏡をかけても矯正できない白内障。日本人の中途失明原因の1位であり、40歳以上の20人に1人がかかるという緑内障。視機能低下を進ませるこれら2つは、一体どうしたら早期発見でき、どんな治療をするのでしょうか。過去の人気記事を基に、多くの人が直面する白内障・緑内障との付き合い方を見ていきましょう。

    • 危険な「脳卒中」から身を守る方法

      脳卒中は突然起こる病気でありながら、実は8割が予防できる病気でもあると言われている。予防のために私たちができることは何なのか。脳の血管を守る極意を見ていこう。

    テーマ別特集をもっと見る

    記事一覧をもっと見る

    記事一覧をもっと見る

    記事一覧をもっと見る

    記事一覧をもっと見る

    「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

    • 1オリジナルの鍵つき記事がすべて読める!
    • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
    • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

    Page 25

    年を重ねると増えてくる「関節」まわりの痛みや凝り、違和感。なかでも多くの人が気になっているのが、「股関節」ではないだろうか。股関節は体の中心にあって、歩く機能を支える大切な関節だ。100年ずっと自分の股関節で歩くにはどうすればいいのだろうか。股関節の仕組みや股関節を守るために必要なこと、痛んでしまった股関節の治療などを紹介する。

    有料会員になると、鍵つき記事が全て読める&医療専門家に電話相談や名医紹介も!

    • 糖尿病になるまでの「3ステップ」 その対策はどうすればいい?

      日本に約550万人の患者がいると言われている糖尿病。自分は大丈夫だろうかと気になる人もいるのではないか。その糖尿病に関するトピックとして、「体の血糖コントロールの仕組み」「糖尿病のタイプ」や「血糖値が上がりにくい食べ方」「予防・対策のための運動」について見ていく。

    • 誰もがなる「白内障」、失明原因1位「緑内障」 早期発見のカギ

      年を重ねたら誰もが必ずなる病気で、眼鏡をかけても矯正できない白内障。日本人の中途失明原因の1位であり、40歳以上の20人に1人がかかるという緑内障。視機能低下を進ませるこれら2つは、一体どうしたら早期発見でき、どんな治療をするのでしょうか。過去の人気記事を基に、多くの人が直面する白内障・緑内障との付き合い方を見ていきましょう。

    • 危険な「脳卒中」から身を守る方法

      脳卒中は突然起こる病気でありながら、実は8割が予防できる病気でもあると言われている。予防のために私たちができることは何なのか。脳の血管を守る極意を見ていこう。

    テーマ別特集をもっと見る

    記事一覧をもっと見る

    記事一覧をもっと見る

    記事一覧をもっと見る

    記事一覧をもっと見る

    「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

    • 1オリジナルの鍵つき記事がすべて読める!
    • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
    • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

    Page 26

    首や肩、ひざなど年を重ねると増えてくる「関節」まわりの痛みや凝り、違和感。特に、体の中心にあって、歩く機能を支える「股関節」で困っている人は多いかもしれない。球関節で自在に動くメリットがある一方で、しっかりとまわりの筋肉がサポートする必要がある関節。股関節を守るために普段どのような心がけが必要なのか、基本を紹介していく。

    片足立ちで靴下を履く動作でチェック

     「私の股関節は元気といえるのかな?」「股関節まわりの筋肉は大丈夫かな」と心配している人にまずやってほしいのが、片足立ちで靴下を履くこと。支えるほうの脚のひざをしっかり伸ばして、体をぐらぐらさせずに履けるだろうか。

    これが最もシンプルな股関節のチェック

    ささっと立ったまま靴下を履けるだろうか。自信がないという人は壁を背にして、よろけてもいいような状態でやってみよう。軸足のひざを曲げないこともポイントだ。(写真:稲垣純也)

     実はこの動作、非常に多くの機能チェックにつながっている。「股関節の側面から考えると、靴下を履けるよう股関節を屈曲させ、足をしっかり引き寄せられる可動域があるか、またそれを担う腸腰筋などの筋力があるかどうかが分かります」と股関節を専門とする整形外科医で、北里大学大学院医療系研究科医学専攻主任の高平尚伸氏は話す。

     そして、「支える側の股関節まわりの筋力もあるかどうか、片足でしっかり立つためのバランス能力があるかということも分かります。シンプルな動作ですが、両脚それぞれの股関節の可動域と股関節まわりの筋力が必要になる実に複合的な動作です」と言う。

     つまり、片足立ちで靴下を履けるかどうかは、股関節をはじめ下半身全体のバランス能力や筋力・柔軟性の指標にもなるのだ。

     この片足立ち靴下履き、習慣にすると、ちょっとしたトレーニングにもなると高平氏は言う。股関節に痛みがあって受診しているという人は無理せずに行い、痛みはないができなかった人は習慣にしよう。

    バックナンバーをもっと見る

    カテゴリ記事をもっと見る

    • 糖尿病になるまでの「3ステップ」 その対策はどうすればいい?

      日本に約550万人の患者がいると言われている糖尿病。自分は大丈夫だろうかと気になる人もいるのではないか。その糖尿病に関するトピックとして、「体の血糖コントロールの仕組み」「糖尿病のタイプ」や「血糖値が上がりにくい食べ方」「予防・対策のための運動」について見ていく。

    • 誰もがなる「白内障」、失明原因1位「緑内障」 早期発見のカギ

      年を重ねたら誰もが必ずなる病気で、眼鏡をかけても矯正できない白内障。日本人の中途失明原因の1位であり、40歳以上の20人に1人がかかるという緑内障。視機能低下を進ませるこれら2つは、一体どうしたら早期発見でき、どんな治療をするのでしょうか。過去の人気記事を基に、多くの人が直面する白内障・緑内障との付き合い方を見ていきましょう。

    • 危険な「脳卒中」から身を守る方法

      脳卒中は突然起こる病気でありながら、実は8割が予防できる病気でもあると言われている。予防のために私たちができることは何なのか。脳の血管を守る極意を見ていこう。

    テーマ別特集をもっと見る

    記事一覧をもっと見る

    記事一覧をもっと見る

    記事一覧をもっと見る

    記事一覧をもっと見る

    「日経Goodayマイドクター会員(有料)」に会員登録すると...

    • 1オリジナルの鍵つき記事がすべて読める!
    • 2医療専門家に電話相談できる!(24時間365日)
    • 3信頼できる名医の受診をサポート!※連続して180日以上ご利用の方限定

    関連記事: