1万歩はいらないけど15分は必要。ウォーキングの新たな常識
健康のために歩いたほうがいい。
それはもう誰もが知っている話です。でも、実際に歩こうとすると、「今日は忙しいし、ちょっとだけでいいか」って思いません?
私は思います。なんなら「今日は忙しいし明日歩けばいいか」って。
でも、歩きましょう。いや、15分歩きましょう。
というのも、英国の大規模研究によると、ウォーキングは1回あたり15分以上続けた人と、それ未満で終わる人とで、健康リスクに明確な差が出たらしいのです。
歩数でも根性論でもない話
IFLSが伝えたこの研究の面白いところは、「1日何歩歩いたか」ではなく、「1回の歩行がどれくらい続いたか」を見ている点。対象となったのは、1日の歩数が8,000歩未満という、いわば“あまり歩かない側”の人たち。平均年齢は62歳でした。
彼らを「5分未満」「5〜10分」「10〜15分」「15分以上」という4つの歩行パターンに分けて約10年間追跡したところ、はっきりした結果が出たんです。
15分未満で終わるとリスクの下がり方は限定的
1回の歩行が5分未満で終わる人たちは、最もリスクが高いグループでした。
心血管の問題の発生率も、死亡リスクも、どちらも他のグループより高かったのです。
5〜10分、10〜15分と歩く時間が延びるにつれてリスクは下がっていきますが、一段ガクッと下がるのが「15分以上」でした。
15分以上続けて歩いていた人たちは、死亡リスクも心血管リスクも、はっきり低い水準に収まっていました。
ポイントは「少し長めに歩く」ではなく、「15分は切らない」こと。
この具体的なラインが見えたこと自体が、この研究の収穫です。
別に1万歩歩かなくてもいい
ちなみにスマートウォッチやスマートリングを使って歩数をカウントしている人は、「1万歩を目標」にしがちですが、あの1万歩に医学的根拠はないのだとか。
IFLSの記事によると、「日本のメーカーが万歩計という名前を付け、それが健康基準になってしまった」と書かれていました。
私的にこれが一番の発見でしたよ。
というわけで、私は15分以上歩くことにします。
でも、今日はもう遅いので、明日からにしますね(多分明日も同じことを言うと思います)。
Source: IFLS