ゆなすみ「上にいくため」 3回転ツイストリフト投入へ 世界選手権

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毎日新聞 2025/3/26 08:38(最終更新 3/26 08:38) 有料記事 1549文字
世界選手権を前に調整する長岡柚奈、森口澄士組=米ボストンで2025年3月25日、吉田航太撮影

 フィギュアスケート世界選手権公式練習が25日、米ボストンであり、ペアで初出場の「ゆなすみ」こと長岡柚奈選手、森口澄士選手組(木下アカデミー)が26日のショートプログラム(SP)に向けて調整した。SPには従来の2回転から1回転増やした3回転ツイストリフトを投入する考えを明らかにした。練習後の2人の談話は次の通り。【ボストン倉沢仁志】

「今はワクワク」

 <大会会場で滑ってみての感触は>

 森口 すごく会場も大きくて、気持ちもすごく上がりましたし、観客の皆さんもすごく歓迎してくださって。すごい滑りやすくって、そのおかげですごく良い調子で滑れたので。観客の皆さんにも感謝したいし、あとは、良い感触だったっていうことで、すごく安心して明日に挑みたいです。

 長岡 世界選手権ってことで、しかも会場が(由緒ある)TDガーデンで、電光掲示板も1色という感じで。どこもかしこも光っていたので、そういう素晴らしい会場で滑るっていうのがすごいうれしくて。氷の感触とかもすごい良くて、良い練習を積めたので、良かったなと思います。

 <緊張感とわくわく、今はどちらが大きいですか>

 森口 僕からしたら、観客の皆さんが既に(練習から)たくさんいたので。自分たちの成長を見せたい気持ちがすごい大きかったので、ワクワクがずっとありました。

 長岡 私もこの舞台に立てているうれしさと、素晴らしいこの会場の中を滑る楽しさ、観客の皆さんが拍手してくださるうれしさとか、たくさんあって。まだ今は緊張よりはこの場を楽しんで滑っています。

 <要素はどのようなところを確認しましたか>

 森口 ツイスト(リフト)が…

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