作新、国学院栃木など準決勝進出 高校野球栃木大会第9日 宇都宮、幸福は敗退
第107回全国高校野球選手権栃木大会第9日は23日、宇都宮市のエイジェックスタジアムと清原球場で準々決勝4試合を行い、作新学院、国学院栃木などが準決勝に進んだ。
作新は初回に2得点を挙げると、二回以降も毎回得点を重ね、11-1で幸福の科学学園に五回コールド勝ちした。唯一の全試合コールド勝ちで準決勝に駒を進め、4年ぶりの王座奪還を目指す。
春の準々決勝と同カードとなった文星芸大付と国学栃木の対戦は、国学栃木が二回に2点を先制。文星付は九回に1点を返して逆転を狙ったが、国学栃木が序盤のリードを死守し、2-1で接戦を制した。
青藍泰斗は三、七、八回に1点ずつ得点を重ね、守りでは八回まで栃木工を無失点に抑えた。九回の栃工の反撃を1点で押さえ、3-1で準決勝進出を決めた。
春4強の宇都宮工業は、25年ぶりに8強入りした宇都宮と対戦した。宇都宮工は初回に3点を先制されるも、その裏にすかさず同点に。二回以降も追加点を挙げて11-4とし、七回コールドで準々決勝唯一の県立校対決を制した。
大会第10日は25日、エイジェックスタジアムで準決勝2試合を行う予定。
【試合結果】 作新11-1幸福(五回コールド) 青藍泰斗3-1栃工 国学栃木2-1文星付
宇工11-4宇都宮(七回コールド)