廣井蘭人V弾!筑波大が今年もジャイキリ!!J2大宮撃破で快進撃開始
筑波大がRB大宮を下した
筑波大が今年もジャイアントキリングだ!天皇杯1回戦でJ2のRB大宮アルディージャと対戦すると、前半40分に決まったMF廣井蘭人の得点で奪ったリードを守り抜いて、1-0で勝利。6月11日にPEACE STADIUM Connected by SoftBankで行うV・ファーレン長崎との2回戦に進出した。
昨季はJ1町田を破るなど波乱を演じた筑波大が、今年も天皇杯に帰ってきた。今年は初戦からJリーグ勢が相手でRB大宮と激突。筑波大イレブンは昨季主将を務めたDF福井啓太との直接対決にもなった。
筑波大のシステムは4-2-3-1。GK佐藤瑠星、DFラインは右から布施克真、池谷銀姿郎、小川遼也、鈴木遼。MF徳永涼とMF矢田龍之介がボランチに入り、右MFを廣井、左MFを山崎太新。トップ下に清水大翔が入り、1トップを内野航太郎が務めた。
RB大宮は3-4-3。GK加藤有輝で、3バックは浦上仁騎、村上陽介、福井。ダブルボランチに中山昂大と阿部来誠が入り、右MFを藤井一志、左MFに和田拓也。FWはオリオラ・サンデーを頂点に石川俊輝と中野克哉がシャドーに入った。
前半は筑波大がボールを保持してゲームを進めた。前半9分に廣井のスルーパスで内野が抜け出した場面はオフサイドとなったが、序盤から可能性を感じさせる。しかしRB大宮も少ないチャンスをシュートに繋げるが、前半21分の浦上のクロスから中野が合わせたヘッドは佐藤がキャッチ。同36分の阿部が蹴ったFKも佐藤にセーブされた。 スコアが動いたのは前半40分だった。筑波大は右サイドから切り込んだ布施が左足でクロスを上げると、廣井が頭で合わせる。ループ気味のシュートが左隅に収まり、先制点が決まる。筑波大が1点リードで後半に折り返すことに成功した。前半途中からシステムを4-4-2にして戦っていたRB大宮は、後半開始からメンバーも交代。和田に代えてDF下口稚葉を投入する。そして筑波大のゴールに迫る回数を増やすが、後半16分のオリオラ・サンデーのカットインからのシュートや、同23分の藤井のゴール正面からのシュートは、いずれも佐藤の好セーブに防がれた。
RB大宮は後半27分から一気に3枚替え。FW杉本健勇、MF小島幹敏、MF泉柊椰の攻撃的なカードを切って勝負を仕掛ける。筑波大は廣井と清水を下げて、MF篠田翼とMF佐野健友をピッチに送り込んで、ゲームを落ち着かせに行く。そして試合はこのまま筑波大が1-0で逃げ切り勝ち。J2で2位と好調のRB大宮を破って、2回戦に進出した。
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