フリー初披露の鍵山優真「SNSに流れているなら…」 アクルス杯

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毎日新聞 2025/7/21 19:11(最終更新 7/21 19:12) 有料記事 3216文字
みなとアクルス杯の男子フリーで演技する鍵山優真=名古屋市港区の邦和みなとスポーツ&カルチャーで2025年7月21日、吉田航太撮影

 フィギュアスケートの「名古屋市スケート競技会 みなとアクルス杯」は21日、名古屋市の邦和みなとスポーツ&カルチャーで男子フリーがあり、鍵山優真選手(オリエンタルバイオ・中京大)は181・66点、合計277・33点で優勝した。

 鍵山選手はフリーの「トゥーランドット」を初披露。4回転ジャンプはサルコウとトーループの2種3本の構成で臨んだ。後半は疲れから少しジャンプが乱れる場面があったが、イナバウアーなどで観客を大いに沸かせた。

 演技後の主な談話は次の通り。【玉井滉大】

ミラノへイメージ「勝手に鳥肌を立たせて…」

 <優勝おめでとうございます>

 ありがとうございます。

 <演技を振り返って>

 前半は練習通り、落ち着いてできたと思うんですけど、後半の方で一瞬「キツい」とよぎってしまって。そこからたぶん、ガタガタと崩れていったので。

 練習の時はキツいけど、自信を持ってやれていました。この試合を迎えるまでに、しっかりと自信はつけていたつもりだったんですけど、結果こういうパフォーマンスになってしまったので。まだまだ自信が足りないんだなと感じました。

 もっとたくさん練習を積んで、後半の疲れている中でも踏ん張りきれるような体力を作っていきたいと思います。

 <ジャンプについてはいかがですか>

 練習ではあまり後半は回転が抜けるということがあまりなかったので。ちょっとやっぱり、この本番という中での緊張感がマイナスな方向に働いてしまったのかなと思います。

 (4回転)トーループが抜けてからちょっと「ヤバい」となってしまったので。そこでしっかりと切り替えられる能力と、あとはそもそも失敗をしないというように、しっかりと自分を追い込んで、もっともっと完璧に仕上げていきたいです。

 ショートプログラム(SP)、フリーを通して本当に課題がたくさん見つかった試合でした。個人的には悔しい思いがたくさん残ったんですけど、それでも今季の初戦として、自分の最低のラインが今、ここなんだなと再確認できたので、良かったと思います。

 <フリーのトゥーランドットは初披露でした。改めて見どころを教えてください>

 どうですかね………

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