【○虎将トーク】阪神・藤川監督「育成から来たルーキーの頑張りに負けているんじゃないかと思える選手が…」好機凡退の栄枝「悔しがれるのか」

初勝利の阪神・早川太貴を祝福する藤川球児監督=横浜スタジアム(撮影・水島啓輔)

(セ・リーグ、DeNA1ー2阪神、18回戦、阪神12勝4敗2分、27日、横浜)阪神が直接対決7連勝で3年連続DeNA戦勝ち越し。試合終了後に巨人が敗れたため、優勝マジックは2減の「12」となった。早川太貴投手(25)が球団初の育成出身先発で初勝利を挙げた。新人勝利も先発に限らずチーム初。5回77球、2安打1奪三振2四球無失点。四回、先頭打者に安打を許した後、何らかのアクシデントで治療を受けたものの、投球を再開した。打線は四回1死一塁から大山悠輔内野手(30)の二塁打と熊谷敬宥内野手(29)の中前打で2点を先取。2番手岡留英貴投手(25)が筒香嘉智外野手(33)にソロを浴びたが、七回以降はラファエル・ドリス(37)、及川雅貴(24)、岩崎優(34)の3投手で逃げ切った。18戦ぶりスタメンの梅野隆太郎捕手(34)は今季初の1試合3安打。近本光司外野手(30)は22日ヤクルト戦(神宮)の第3打席から24打席無安打。残り27試合で貯金29とし、3年連続シーズン勝ち越し決定。藤川球児監督(45)の主な一問一答は以下の通り(71勝42敗3分、観衆=3万3509人)。

ーー早川がプロ初勝利

「そうですね。よく頑張ったんじゃないですかね。攻めていく気持ちというかね。守備陣もいいプレーが出ながら、いい連係が出ながらでしたからね。タイガースらしい戦いでしたね」

ーーアクシデントもあった

「それは経験にするしかないんじゃないですかね」

ーー前回はリリーフ。今回は先発。適性を見たかったのか

「能力があるということで使っていますから、はい」

ーー個人にとってもチームにとっても大きい

「そうだと思いますね。内野陣、外野陣も含めてポジション取りも、タイプ的にもしやすいピッチング。良い連係ができたと思いますね」

ーーグラウンドで写真を撮った時に声はかけたか

「いや、特に。彼のご家族やそれから身近な友人だったり、お世話になった方だったり、タイガースでもスカウト、その方々が非常に喜んでいると思いますから、すごい一歩を切ってくれたと思います。僕としては能力があるので今日マウンドに上がったと。100%じゃないと思います。また今後に期待ですね。強い気持ちで最後まで攻めましたよね」

ーー打線は早い段階で

「そうですねえ、まあでも、育成から来たルーキーの選手の頑張りに負けているんじゃないかというふうに思える選手が何選手かいるので、強さがほしいですね。はい」

ーー熊谷ら下位打線は結果を残した

「そうですね」

ーー代打栄枝は練習で良かったからか(七回1死三塁で三ゴロ.三走本塁憤死)

「前回マラーの時(スタメンだった19日の京セラでの中日戦で2安打)に非常にいい打撃してましたから、そういった意味で豊田が代打のところからスタメンで行ってる分、そこに次の代打と言えば今の状態では栄枝ですから。スリーボールから本人もキャッチャーらしい読みだったり、そういった部分が出せたのかというところが、野球の深み、本人にも直接話してますから。それはもう。でも、あそこのもう1点は非常に重要なところで、大きなチャンスでもあるんですよ。そこで悔しがってもらいたいと言いますか、悔しがれるのか、そんなに何回もね。そりゃ勝負ですから」

ーー大学の時に受けてた(対戦したDeNA・東とは立命館大時代にバッテリー)

「ああ、そうなんですか? 全然知らなかった、知らなかったです。大分、前の話でしょ」

ーー大学生の時

「それよりも、プロで磨いてきたモノを、あの打席で、出せたのかどうか、まあまあ、そのへんは勝負強い選手になってほしいですよね。でもそういった意味では、早川は勝負強かったですね。そのあたりですね、自分が欲しいのは。でも、みんな頑張ってくれたと思う。はい、明日また、どんな野球が見られるか楽しみにしたいと思います。お疲れ様です」

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