竹田麗央2位、西郷真央4位で全米女子オープン制覇ならず 渋野日向子は涙の7位
◇女子メジャー第2戦◇全米女子オープン presented by アライ 最終日(1日)◇エリンヒルズ(ウィスコンシン州)◇6829yd(パー72)
マジャ・スターク(スウェーデン)が単独首位から3バーディ、3ボギーの「72」でプレーし、通算7アンダーでメジャー初優勝を遂げた。後続に2打差をつけて逃げ切り、2022年「ISPS Handa ワールド招待」以来の米ツアー2勝目をメジャーで飾った。
スウェーデン勢のメジャー制覇は2021年「AIG女子オープン」(全英女子)を制したアンナ・ノルドクビスト以来4年ぶり。全米女子オープンの優勝はリサロッテ・ノイマン(1988年)、アニカ・ソレンスタム(1995、1996、2006年)に続く3人目となった。
いずれも3位から2打差を追った日本勢はビッグタイトルに届かなかった。ルーキーの竹田麗央は3バーディ、1ボギー1ダブルボギーの「72」で回り、通算5アンダーで世界ランキング1位のネリー・コルダと並ぶ2位でフィニッシュ。メジャーでは初出場した前年大会9位を上回る自己ベストだった。
西郷真央は「73」とスコアを落として通算4アンダー4位に終わり、4月「シェブロン選手権」に続くメジャー2連勝を逃した。
渋野日向子は「74」で通算3アンダー7位。前年2位に続く大会3度目のトップ10入りで2026年大会(カリフォルニア州リビエラCC)の出場権を確保したが、2019年「AIG女子オープン」(全英女子)以来となるメジャー2勝目はならず。
ホールアウト後は「14番でイーグルを獲るべき(ところ)だったと思いますし、(ダブルボギーの)15番も微妙な左足上がりの左に引っ掛けそうなライで右に出してしまった。一番やってはいけないミスをしてしまったのが、本当にすごくもったいなかった。勝つにはまだ足りないものばかりですし、やらなきゃいけないことがたくさんある」と涙を流した。
日本勢は以下、岩井千怜が2オーバー22位。馬場咲希、山下美夢有、河本結が7オーバー36位。岩井明愛、小祝さくらが8オーバー45位。桑木志帆が12オーバー56位で終えた。
優勝/-7/マジャ・スターク 2T/-5/竹田麗央、ネリー・コルダ 4T/-4/西郷真央、チェ・ヘジン、イン・ルオニン 7T/-3/渋野日向子、ヘイリー・クーパー :
22T/+2/岩井千怜
36T/+7/馬場咲希、山下美夢有、河本結 45T/+8/岩井明愛、小祝さくら 56T/+12/桑木志帆