『介護の司令塔』ケアマネジャーが4年で300人以上減少 身の回りの世話など無償の“シャドーワーク”が課題に 上越市では新たな有償支援も 新潟
『介護の司令塔』とされるケアマネジャーの担い手不足が深刻です。 その背景の一つに、本来の業務とは別に強いられる “シャドーワーク” があるとされています。 【写真を見る】『介護の司令塔』ケアマネジャーが4年で300人以上減少 身の回りの世話など無償の“シャドーワーク”が課題に 上越市では新たな有償支援も 新潟 【電話での通話】 「もしもし、ケアプラン柚のケアマネジャーの桑野と申します」 「タクシーの予約をしたいんですけど」 桑野きよ美さん(52)、ケアマネジャー歴20年です。 ケアマネジャー=介護支援専門員は、介護認定を受けた人が自宅や施設で適切な介護保険サービスを受けられるよう、ケアプランの作成や関係機関との調整を行います。 桑野さんは新潟市で63人を担当しています。 ■月1回訪問 サービスが適切か確認 この日訪ねたのは1人で暮らす70代女性の家です。 生活の一部に介護が必要な『要介護1』の認定で、週2回のデイサービスや訪問介護などの計画を立てています。 【利用者】 「デイサービスも良かったよ桑野さん」 【ケアマネジャー 桑野きよ美さん】 「デイサービス、何がありました?」 【後見人】 「デイサービスでね、あのお祭りがあった、土曜日に。それですごい楽しんだって言って」 計画が利用者に合っているか、月に一度訪問し確認します。 【ケアマネジャー 桑野きよ美さん】 「じゃあ、あとこのままのサービス内容で大丈夫ですかね? 【利用者】 「はい。火曜と土曜デイサービスでね。ヘルパーさんが月曜、木曜」 ■ケアマネジャーは『介護の司令塔』 介護保険サービスは計画に沿って行われます。 そのためケアマネジャーは『介護の司令塔』とも呼ばれ、各都道府県の登録を受ける公的資格です。介護保険サービスは計画に沿って行われます。 新潟県内のケアマネジャーの数は、2020年3,424人でした。 それが2024年には3,110人となり、4年間で300人以上減りました。 一方、要介護・要支援者は、昨年度13万8166人で2023年度以降増加しています。 ■重い負担『シャドーワーク』 ケアマネジャー減少の要因の一つとされるのが、業務以外の陰の仕事『シャドーワーク』です。